サスライシェフ、イタリアを喰らう!!!

イタリアで料理人として働いた13年。。。新天地を故郷鹿児島に移し夢を現実とする為に奮闘する毎日を綴ったブログっ!!

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11 2009

カボチャドキュメント その弐

さてカボチャ。シェフの前の職場の同僚だったアレアンドロが趣味で自分の畑で作ったものをピエタに使うことにしました。趣味で30kgのカボチャ。。。このカボチャを託された、マントバにも一緒に行く別の前職同僚マルコ君に「彼はこれを何に使うの?」ってきいたら「さぁ。。。」と言ってました。(笑)普通は豚の飼料用らしいんですけど、どうもそれでもなく。特にカボチャを大きく育てようコンテストもないし。趣味というのは幅広いものですね。(爆)


zucca_concorso2009_02.jpg

しかしここんところ、割と忙しいベルコーレ。なので深夜カボチャ彫りも0時半を回ってからのスタート。台所がすっかり作業場になっています。(笑)まずオレンジ色の皮を薄くむいていきます。全部ではありません。使うところだけね。じゃないと水分が抜けてシナシナになってしまいますので。このカボチャ、ところどころに緑色の細い筋があるんです。香りはなんとなくスイカの緑色の部分ぽいかなぁ。


zucca_concorso2009_03.jpg zucca_concorso2009_04.jpg

彫る部分の皮を全部はがしたら、大まかな形をざっくりと形つくっていきます。これを見ていたらフィレンツェの「アカデミア美術館」にある、ミケランジェロの未完の作品を思い出しました。彼は常々「自分は大理石の中に囚われている囚人を取り出しているだけ」と言っていたそうですが、アカデミアにある大きな大理石の作りかけの作品を見ると、まさに大理石の中に囚われている人がまさに動き出そうという、なんとも激しいエネルギーを感じるのですよ。


そしてこれもざっくりと彫った中に、すでにマリア様とイエスが見えてます。。。

zucca_concorso2009_05.jpg


実はこれくらいで実況ライターyossyはいそいそとお休みになってるんですけども。(笑)そのあと一人でわき目もふらず、ビールも我慢して彫り進めていったようです。ほら、ざっくりとではありますが、形になっているでしょっ!キタ──Σ(∀゚ノ)ノ──ッ!? 所要時間二時間の作業。かぼちゃに下絵もとくに描くわけではなく、上のポスター見ながら、一気に彫り進めていっちゃています。間違ったりしないものねぇ。。。昨日ジュエリー職人のyuji君とも話ししたんだけど、あたしはモザイクで三次元のものを二次元に納める作業をする(そしてその二次元のモザイクがいかに三次元的に見えるかを追求する)のだけど、逆の作業はイメージがうまくつながらないのですよ。二次元を立体にするってことね。シェフはスケッチするときも、妹尾カッパさんのようなかんじの絵がうまいから、空間をどの角度からでも想像できる頭の裏にも目があるタイプなんでしょうね。

zucca_concorso2009_06.jpg zucca_concorso2009_07.jpg

まったくこんなのを見てると毎日工房に行って、ちまちま作業しているのがあほらしくなります。(爆)ただ、カボチャが重過ぎて、冷蔵庫の野菜室のガラスが割れてしまいました。。。(汗)これでまた修理屋yossyの出番です。(笑)まあ、うちの冷蔵庫に入ったことのほうがびっくりなんですけども。(冷蔵庫に入れるときは、彫った部分にぬれたペーパータオルをおいて、ラップをして、乾燥しないようにしていました)


zucca_concorso2009_08.jpg

とりあえず作業は深夜2時半で終了。なんせ、翌日の朝はベルコーレの仕込みで大忙しだったもので。この日は仕込んでたものがほぼ全部でちゃったんですよね。。。(汗)大体その日の分しか仕込んでないから、予約なしでお客さんがいっぱい来ちゃうと、冷蔵庫がスッカラカンになっちゃうんです。(笑)しばらくは深夜のマラソンもなし。自転車オトコに化してます。

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Posted by sasuraichef | 12:39 | Comment [1] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

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ああ、カボチャの色はこんなのなんだ。まあ、カボチャだしね。そりゃ、こういう色ですわな。

このブログ、yossyさんの視点で書かれてて面白いけど、サスライシェフさんがどういう過程を得てこんな無謀な課題にたどり着いたのか。海辺で水着の女の子を見ながらドラゴンを描いてたのと同時に、ミケランジェロのピエタの事も考えてたのだろうか・・・。(一体、頭の中はどうなってんだい!?)この辺の回想録も是非読んでみたいですね。


頑張れ~!!

Commented by shunkan [URL] | 09/11 23:27| edit

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