サスライシェフ、イタリアを喰らう!!!

イタリアで料理人として働いた13年。。。新天地を故郷鹿児島に移し夢を現実とする為に奮闘する毎日を綴ったブログっ!!

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19 2009

パリを喰らうっ!!(四日目)

さ~て、パリ最終日です。
今日はとりあえず、後回しにされていた「ルーヴル美術館」を堪能する日のみだったので一時間遅い9時に起床。ホテルのチェックアウトも済ませ、荷物だけホテルに置き去りパリにて最後の朝食をとりルーヴルに向かうのでありました。
途中橋のたもとではもみえたりでかっこいいパリの風景。
そんなこんなでルーブルの着いたもののあまりのすんなり入れたことにびっくり。ぜんぜん並ばなかったのには驚きました。この時期の特権ってやつですね。

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さ~て今回のメインイベント!!「サモトラケのニケ」に逢いにパリにきたようなもの!!(ちょっと言いすぎか(笑))
期待をしつつ鑑賞開始。ミケランジェロの作品をはじめイタリア美術を堪能。そして、長い廊下の先に白い長い上に上がる階段が。。。。しかし階段の途中には人の山・。。。
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階段の下までくるとその理由がわかった。人ごみの中に聳え立つ羽だけを広げた像。
そう、「サモトラケのニケ」
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上から見下ろすが如く、高い天井とその天井窓からそそぐ柔らかい光に包まれたその存在感凄まじさっ!!
階段を上る足もなぜだか吸い寄せられていく感じ。
紀元前2~3世紀にできた像だと言われており、発見された時にはすでに118片にばらばらになっていたという。その破片をかき集めても、頭と両腕は見つけられなかったという。
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でもこの作品はこの状態で「完成」されている。これだけ未完(でも一度は完成されている)であっても、これだけの存在感には圧倒されるのみ。

平常心を取り戻し(笑)近くの階段に腰を下ろし、スケッチブックを開いて鉛筆をはしらせた。
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結局は1時間くらいサモトラケのニケ像の前にいただろうか・・・・
その後みた作品の数々、、、、、
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ダビンチのモナリザミロのヴィーナスニケほどの感動を覚えなかったのは事実。見る順番が逆ならよかったのにと後で思うことでした。
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昼になり、ここはルーヴルから一時出てガイドにも載っていた魚屋さんに行く。そう思っていた矢先、近くにショパンがパリで最後に住んでいたという家があることが分かりわざわざ行き、初日聞いたショパンとの思い出に浸る。。。サスライシェフ    

魚屋についた。
ここの魚屋では店頭にある牡蠣ホタテエビウニなどなど新鮮な魚を店の中にある簡単なカウンターで注文し食べることができる。
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早速、白ワインと牡蠣・ウ二・エビを堪能。。。。。。。牡蠣もフランス最高級ベロン。身も大きく潮の香り抜群のとろけるような美味しさ。なんとホタテはデザート扱い。でもデザートの前にもう一度店頭をみまわたすと、なんと「エスカルゴ」!!  まさに気分は。。。
  
「ニューヨーク行きたいかー!?
 うおーーーっ!!  エスカルゴ食べたいかー!? うぃーーーっ!!」

の展開。(どんなんやん)爆
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待つ事5分ほど、緑色のパセリバターソースに包まれたオーブン焼きのエスカルゴの放つ香りは、天にも昇る。。。。。柔らかい光に包まれたまさに「ニケ」状態(笑) 




  「 昇天。。。。 」




エスカルゴも堪能し、最後はデザート役のホタテ君。
スライスされたホタテの横には醤油ワサビが・・・・




  「召された。。。。」




言葉も失い、昼間から飲んでいる白ワインにロレツもまわらず(笑)顔も茹蛸異常に紅く染まり(爆)
隣に座ってらっしゃった日本人女性2組(千葉)と私にとって第二の故郷「千葉県」ネタでもりあがり(爆)「北習志野がどうの、船橋がどうの」と千葉の地元ネタ連発!!
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ま、そんなお話をしながらも本当のデザートを食べに 「ジャンポールエヴァン」ヘを足を向ける。

店内のショーケースを見渡しいざ2階のサロンへ。
早速ドーム型のチョコケーキと珈琲を頼む。
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待っている最中隣にはイタリア人カップル。しかしフランスに住んでいると思われるちょっとお上品なイタリア語の発音。目の前には熱血フィオレンティーナ(フィレンツェなまり)しか喋れない相方。。。。

そのお上品さの差に愕然っ(涙)

でてきたケーキと珈琲を堪能。。。。お茶タイムとお喋りを楽しんだ後ルーブルへ再入場。。。
リシュリュウ翼のほうを見てまわり美術工芸品やナポレオン3世の部屋など見てまわり、豪華さに驚きながらもほぼ一日いたルーヴル美術館を楽しんだのでありました。

17時にはホテルに戻り、預けていた荷物を受け取りタクシーで高速バス乗り場にむかうのでありました。
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18時半のバスに乗り込み一時間ほどの高速での走行後空港に到着。
22:20分発の飛行機の搭乗にそなえ、チェックイン・食事を済ませる。

さて、今回も「夢の浪漫飛行」を提供する「ライアンエアー」にてイタリアへ出発。
相変わらず座席フリーで1時間ほどの飛行の後、ピサ空港へ着陸。。。。

。。。。。。。が、さすがは「夢の浪漫飛行」を提供するライアンエアーである

着陸と同時に流れる トランペットでのファンファーレの音!!

「パララパッッパ パ~~~~ン。  パチパチパチパチ(拍手)」


英語でのアナウンスだがこんな感じである


「本日はまことにご搭乗ありがとうございます。当機は一分たりとも誤差もなく着陸いたしました。。。。。ライアンエアーの。。。。。」


まさにライアンエアーの時刻の正確さを自画自賛している笑えるアナウンスなのである。
ま、チケットの安さとそれしか取柄がないのだから。。。。。(笑)

さて、荷物も受け取り急ぎ足でフィレンツェ行きのバス乗り場に。。。。

。。。。。。。。。が、

ここで予想もされなかった事態にまきこまれるのであるっ!?




       つづく。。。。




な~んてウソやん(笑)。
さてまずは状況を説明しよう。
僕らがバスの近くまで行くと、バスの乗り口の近くに4人ほどがたむろっていて、近くではトランシーバーと携帯で話をしているドライバーと係員と思われる2人がちょっと困ったような顔をしている。
 どうもすでにバスは満席でこの外にいる4人はチケットがなく、応援のバスを呼ぶか呼ばないかで検討している模様。  でもここはさすが相方。気転がきておりすでに行きのバスチケットを購入する時に帰り(往復)のチケットも買っていたのである。
チケットはあるのに乗れない状況。。。。。持っていたチケットを見せると「こりゃまいった」と言わんばかりにまた携帯で電話し始めた。 その時さらに一人の男性がチケットもっていることが発覚する。

ドライバーと係りの人の話合いにより、チケット無い人はこのあと約2時間後に出発する普通の路線バスに乗ってもらうということになり、チケット無い組みはそのままここから退散したのである。

残ったのはここにいる3人。一人は後ろ側の乗り口付近の階段に座ってもらうことに。
そして僕らは運転手の横の折りたたみのガイド席とその下の階段になっていた。
 とりあえず乗り口付近なのでドライバーが入るのを優先する為に相方だけ中に入ってもらっていて、僕とドライバーだけが外で待っていたまさにその時だった。。。

何処とも知らず現れた一人のイタリア人のおっさん。でかいカバンを手にしたまま僕に話しかけてきた。

「キミハ乗ラナイノ???乗ラナインダッタラ俺ガノル。。。。。」


その言葉を残したまま、バスに乗りこんでいくのである。

それに気づいた男性ドライバーと係員の女性。
(係員): 「あのー、すみません。このバスはすでに満席でしてご乗車できません」

(おっさん):「ここの補助席(ガイド席)空いてるジャン!!」

(係員): 「残念ながらすでにこの席はこの日本人の方が座ることになっていまうので。。。。」

(おっさん):「俺りゃー、どーしても今日中にフィレンツェにもどらないといけないんだよ。立ちでもいいから乗せてくれよ」

(係員):「いや、これは規則でございまして、立ってのご乗車はできません。ちなみに乗車券はございますか?」

(おっさん):「無いから買わないといけないんだけど、販売店では売ってくれなかったんだよ!!」(当然のことだ。すでに満席なんだから)

(係員):「じゃ、乗車券がないのならばバスから降りてください」(チョット切れたついでにつまみ出そうとした)

(おっさん):「おいおい、こらっ、俺の体に指一本でもさわるんじゃねーぞっ!!さわったら警察よぶぞっ!!」     (イタリアでは争い事に、指や手をかけただけで訴えられる)

(係員):「あなた無賃乗車で訴えますよ」

(おっさん):「おいこりゃ、この日本人一人と後ろの出入り口の階段に座ってる奴は違法ではないんかっ!? これがよくて俺が立って乗るはいかんのかっ!?¥」

(係員):「このお客様はすでに乗車券がありましたので、、、、、あなた乗車券ないんでしょっ!!(怒)」


    ここまで来た時に外にいた私服のにーちゃんドライバーが乗り込んでつまみ出そうとした。

(ドライバー):「お前おりろよ。迷惑だろっ!!」

   その時だった。。。。。
   バスの奥の席から一言。。。。。。

 (乗客) 「お前も降りろよっ!!!」


私服のにーちゃんドライバーが、ただの野次馬だとおもわれたんだろ。
そこはにーちゃんドライバー。。。

(ドライバー): 「俺はドライバーだっ!!!!!!」(怒)

このやり取りに今まで緊迫していた空気が一機にゆるんだ。。。


  「大爆笑っ」


ここからは、すでに勢いのついたドライバー乗客ががっちりタッグ!!

ドライバー逆襲である。。。。

(ドライバー):「おい、おっさん、お前のせいでみんな出発できなくて迷惑してるんだぞっ!!」

(乗客):「うおおおおおおおおおおおおっ!!!!」

すでにドライバーは乗客のハートをがっちりつかんでいる。

(ドライバー):「でていかねーなら警察よぶぞっ!!」   (そして警察に携帯から電話)


  ・・・・・3分後、警察来る・・・・・・

おっさんしょうがなくバスからでる。事情を聞き始めた時だった。
ドライバーが運転席に乗り込み、僕も補助席につく。

その瞬間。。。



 「プス~」



ドアが閉まったのである。
外ではおっさん警察官がもめている。
その姿を後にとうとうバスが出発したのである。
そしてドライバー一言

「みんな、さっさと家に帰ってねよーぜっ!!」

満席の乗客席からは

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!」


まさに乗客全員のハートを掴んだ私服のにーちゃんドライバー。
ふと、僕の目には昨年のアメリカ大統領選挙時のオバマさんの姿が重なった。


 「YES WE CAN」

「WOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!」



そんな馬鹿な事件にまきこまれながらもフィレンツェについ時にはすでに午前1時をすぎていた。

こんなんで、パリの4日間の旅無事(!?)終了です。
お楽しみいただけたでしょうか?

  
 











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Posted by sasuraichef | 02:00 | Comment [7] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅

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 Ciao! お二人さん

楽しいパリの旅を過ごされたようで・・・それにしてもさすがシェフです、食には目がないのは凄いです。

色々な人との交わりや事件?も楽しい思い出になりましたね。

今はYosyyさんのお弟子入り中?きっと師匠とのバトル会話ですばらしいモザイク作品ができることでしょう。その時は見せて下さい。

ブログを掲示板にしましたことゴメンナサイ!

Commented by kei-matsu [URL] | 02/21 21:52| edit

CIAO!!おかげさまで珍道中終わりました(笑)
初めてのパリは本当に感動がいっぱいでまた行ってみたい町に追加されました。
 そうなんです。今お弟子としてやってるんですが、師匠は口だけ達者なんで。。。。(爆)
絵の70パーセントくらいまでは行きました。まだそれから磨かないといけないみたいですが。
将来的には師匠の変わりに日本での個展めざしています(爆)そうでもしないと皆さんにはお会いできません(笑)

近日中にブログのほうでもUPしていきますね。
楽しみに!!

ブログも掲示板もいっしょですから。。。。どちらでもご自由に書き込んでくださいね。CIAO!! KEI

Commented by sasuraichef [URL] | 02/22 02:35| edit

口だけなんて。。。あたしに向かって、そんなことを言っているのも今のうちだけですけどね。(大笑)確かにさすが腕もセンスもいいですけど、師匠の羽の下から抜け出せないひよこちゃんですからねぇ。。。あはははは。
日本での個展、あたしも楽しみにしてるので、がんばってね♪(笑)

>kei-matsuさま
横レスです。
ほんとにシェフと一緒でおいしいものをたくさん食べて。。。というよりも、あたしのほうがよくおなかがすいて、同じ量を食べてしまいました。(笑)おかげでイタリアに戻ってきてから、まったく食べられない日が3日ほど続きまして。。。でも旅と食って切っても切れないものなので、今回はとってもいい旅になりました。
さて、シェフの日本凱旋モザイク展はいつのことになるやらなので、あたしは先にどんどんさせていただくことにしまして。。。4月14日から10日間日本橋三越で開催されるイタリア展に展示とデモンストレーションとで参加します。そのあと3日間くらいは鹿児島に帰ろうかと思っていますので、お会いできたら嬉しいですね。(またシェフ抜きで。。。笑)






Commented by hime [URL] | 02/22 22:06| edit

思い存分楽しめたパリでしたね。

4月に日本橋三越でイタリア展ですか!そりゃー楽しみですね。
そして鹿児島へも帰卿される?又、シェフ抜きでお会いしましょう。

今日は白洲次郎・正子夫妻の本や能それに住まいだった「武相荘」がテレビで放映されて食い入るように観ていました。ダンディな次郎さんと自然を愛する正子さんの生きざまが私に大きく影響を与えてくれています。その中でも私がやっと今年入手した白椿の「侘助」が正子さんを表現していると言われたのには感動しました。没後10年の能舞台に献花されたのも白椿でした。

感動がそのままメッセージになりましたけどこのお二人も日本人として尊敬できるし、食や芸術に生きるあなた方には勉強になると思います。

Commented by kei-matsu [URL] | 02/22 23:47| edit

白洲次郎・正子夫妻、私も大好きなんですよ。次郎さんの本も持っていて、今シェフにも勧めました。ほんとうに粋で度胸があり、そして朴訥とした優しさ、あたしの中ではいい男の代表です。対して正子さんは、その造詣の深さ、そしてそれをかじるのではなく、ほんとうに身に着けてしまうまで情熱を傾け、没頭する姿に、見習うべきところを感じています。
「侘助」いいですね。また椿を石でつくってみたくなりました。

Commented by hime [URL] | 02/23 09:17| edit

取りとりあえず、今の作品ができましたら凱旋個展しようかと。。。(笑)
また、シェフ抜きで。。。。。(泣)いつになったらお会いできるのでしょうね。

白洲次郎さんの本、これから読ましていただきます。表紙の写真が戦前なのに、すでにジェームスディーンを匂わすダンディーな写真。
楽しみにしてます。

Commented by サスライシェフ [URL] | 02/23 18:01| edit

 CIAO! 白洲ファンがそこにもいたのはうれしいですね。

 シェフ 読書後の感想を是非お聞かせ下さいね。
彼は日本には稀な人物で、カントリージェントルマンと称するれっきとした英国紳士に育てられた人です。きっと惹かれると思います。

彼が日本で最初にジーンズをはいた人物なのでジェームス・ディーンのかっこよさと重なったでしょうが・・・ジミーもポルシェで死ななければ名優になったでしょう。

 又共通点が見つかってうれしかったなぁ。

Commented by kei-matsu [URL] | 02/23 21:26| edit

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