サスライシェフ、イタリアを喰らう!!!

イタリアで料理人として働いた13年。。。新天地を故郷鹿児島に移し夢を現実とする為に奮闘する毎日を綴ったブログっ!!

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28 2011

イベントが決まりました。

7月21日(木)鹿児島はドルフィンポートのポルトカーサにて、一晩限りの夕食会のイベントをすることになりました。

テーマは「スローフードを考える」。

     porto kobata
     
13年のイタリアでの生活の中でさまざまなことを感じ体験し、最終的に自分の中でだした答えは、地元(故郷)鹿児島の旬の食材を使うこと。

イタリアに渡った当時、日本に一時帰国している時には何度も料理教室をしたのですが、その時はイタリア料理はイタリアの食材を使わなければイタリア料理ではないと思い、食材をイタリアから持ち込みやっていた時期もありました。ただある機会を得て、地元鹿児島の食材でもほぼかわらないようなものが出来ることを再発見できたのです。牛・豚・鶏と鹿児島を代表する有名なブランド肉はもちろん、鴨やキジ・猪・鹿・ヤギなど長年住んだトスカーナの地でもよく使われる食材もありますし。。。実際自分で調理してみて普段イタリアで食べていたものと変らないものが鹿児島の食材でできることを確信したのです。

そしてイタリア人の自分の故郷の料理や食材に自信と誇りを持つ姿はもちろん、年末年始腰を痛め通院した時にイタリア人の先生に言われた言葉。。。それは確実にこの答を決定づけるものでした。

「腰の痛みは体重を減らすことをまず考えなければならない。体重が腰に負担をかけているから。(確かにイタリアに渡ってから25kg増えてるから・汗っ)それで食生活を見直し体重を落とすことにあたってこれらの食品を取る事を控えなさい」と言われました。
 そして先生の書き出したリストには。。。。

コーヒー・砂糖・牛乳・パンなどの発酵させているもの・チョコレート・ジャム・はちみつ。。。など書かれていたのです。このリストを見てちょっと思ったのです。

 「俺はイタリアで朝食に何を食べればいいんだっ!?」って。

イタリアでの朝食はコーヒーに牛乳を泡立てて砂糖いっぱい入れて飲むカプチーノと、クロワッサンにチョコレートやジャムを塗ったものを食べます。  この食品を控えなさいと書かれたリストにはすべてこれらの材料が使われているのです。

それで僕は先生に聞きました。

 「僕はいったい朝食に何を食べればいいのか?」と。。。

すると先生は、
 
「お前は日本人なんだから、日本の朝食をとりなさい」と。

オリーブオイルも全世界でヘルシーで健康にいいと言われているけど、結局オリーブオイルもオリーブの木が生えている地域の人たちにしか体質的に合わないらしいのです。
イタリアは南北に長い国ですが、北部のほうでは作られていません。先生いわくイタリアという国でさえ、オリーブオイルが体質に合うのは中部から南部の人間だけなのだそうです。
ましてや地球の反対側の日本人には大量に摂取すると、お腹を壊したりなど成分的に体が処理できないわけです。
それは長い間続いてきた人類の歴史・文化の中で自然と体の中に組み込まれたものだそうで、だからこそ生まれ育った土地のものを食べなさいと言われました。


さらにこのリストの中に「トマト」って書いてあったのです。

イタリア料理とトマト、トマトソースのパスタやピザなどとは切っても着れない関係。。。しかも日本でも「トマトが赤くなると医者は青くなる」ってことわざがあるぐらい、トマトは体にいいものだと思っていましたから。

だから聞きました。「なんでトマトがダメなの?」と。。。
すると先生が

「この1月という時期にあるトマトが本当のトマトだと思うか? トマトは夏野菜のわけだから確実にこの時期あるものはハウス栽培や季節の全く違う南半球からくるわけだ。青いうちにもぎ取られ移動するコンテナの中で熟すものと、真夏のサンサンと照りつける太陽の光を浴び赤く熟すトマトが同じものだと思うか?」と。。。

確かにそうなんですよ。今では市場にいっても一年中同じような野菜や果物が並んでいます。流通や技術そして時代の発達により何不自由なく一年中欲しいものが揃いますが、やはり大切なの「旬」。
その土地その土地で季節があり旬の食材がでますが、必ず旬の食材にはその時期に人間に必要な栄養素や体調の変化を起こす力があるです。
夏野菜には体を冷やす効果があったり、冬野菜には体を温める効果があったりと、旬の食材にはそれなりの意味があるわけです。

だから生まれ育った土地で獲れる旬の食材というのが、人間の体にとって一番優しいのですね。



8月下旬以降開店させる自分の店も今回のイベントでもこの「スローフード(地産地消)」コンセプトでいきます。

特にこのイベントに関しては料理はこの時期とれる県内の最高の食材を使いながらも、ワインに関しては各地のイタリアの土着の葡萄の品種で作られたワインを料理に合わせることにしました。
 イタリアには普段聞きなれない土着の葡萄が沢山あり、国際的な品種とはまた違う力強く個性的なもの、エレガントなもの、そして今回は何度かこのブログでも紹介したことのあるトスカーナはマレンマ地区のスヴェレートという町にある「ブリケッラ農園」で作られてたビオ(オーガニック)ワインも楽しんでいただきます。

地元鹿児島の食材とイタリアのワイン、最高の組み合わせになること間違いないですっ!!


YOSSYも当日はワイン担当、そしてホールのサービスもいたします。
僕達と一緒にスローフードな夜を過ごしたい方、限定90名ですのでお早めにドルフィンポートのミディユソレイユまでご予約してくださいませ。。。

詳しくはこちらをクリック









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Posted by sasuraichef | 00:05 | Comment [6] | TrackBack [0] | サスライ旅の最終章「薩摩見聞録」

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8月下旬以降のOPENなんですね♪
おめでとうございます!!!
↑のイベントも行ってみたいけど・・・
平日じゃムリだわm(_ _)m
「スローフード」を楽しみに、OPENしたら伺います♪

Commented by Perla [URL] | 06/28 07:33| edit

perlaさん

まだはっきりしたことは発表できないのですが、うまく順調に準備が進めば8月末にはオープンしたいですね。
美味しい食材が山ほどある鹿児島。ぜひ鹿児島まできてくださいね。

Commented by sasuraichef [URL] | 06/28 17:16| edit

うわー、うらやましい!

イタリア料理、ワイン付きだなんて、
よだれもんの、あれもんです。(おやじ言葉です)

21日、木曜日19:00~だなんて。

すごい残念。鹿児島の人いいなあ。

ベルコーレの近く歩いてたのに、まだ知らなかったから、店に行けなかったし。
本場のイタリア料理食べれて。あーうまやらしい。うらやましいでした。

8月末オープンですか?楽しみにしてます。

21日の爆発的成功を期待してます。 

この前の高校の先生、生徒たちも、ぜひ来て食べてほしいです。

思いっきり、がんばってください。

Commented by 班長 [URL] | 06/28 21:43| edit

スローフード!
古畑さんが書かれているこの感じがやはりスローフードだなぁと思います。
私もイタリアにいるときにスローフードっていろいろ見ましたが
地のものを旬に食す。まさに地産地消。

日本で聞くスローフードはたまに??ってこともあります。

でも、現地イタリアでいてきた古畑さんのような
トップシェフがお店でそうやって話すことによって
少しずつ、みんなに伝わっていったらとっても素敵ですね!!
私も微力ながら頑張ります。

ミディソレイユでのイベント
チラッとソムリエの野市さんからも聞いていました(先日ご来店)
平日かぁ。。。
残念ですが、指をくわえてレポを待ちます

Commented by gioia [URL] | 06/29 08:03| edit

突然申し訳ありません。
お久しぶりです!と申し上げても大丈夫でしょうか?
昨年11月にベルコーレへ「ぼんたんあめ」を持ってお邪魔したものです。
あの時の美味しさと感動が忘れられず、主人はストーカーのように
ブログを拝見させていただいておりました(コメントもせず申し訳ありません…)

待ちに待った、イベント!
早速、予約しました!!
楽しみができてうれしいです♪

Commented by noko [URL] | 06/29 14:32| edit

>班長さん

鹿児島は昨日梅雨明けしまして、本格的な夏がはじまりました。
久しぶりの日本の夏にちょっとワクワクしております。
ちょっと遠いですけどね、新幹線も全面開通して大阪から4時間でついちゃいます。お店ができてからでも、ぜひ鹿児島にいらしてくださいね。
がんばって成功させますよ!!!あ、またフィレンツェに行くことがあったらベルコーレよろしくお願いします^^


>gioiaさん

お久しぶりです。暑くなりましたね。
スローフードって今では1つの言葉や運動になってますけど、昔はごく普通のことだったわけですからね。
震災以降、全国で省エネの動きがありますが、今までがあまりにも快適になりすぎていて便利さに歯止めがきかなくなっていたところに、このような運動がおこりはじめたのは、原点に帰えることだったのではないかと思います。
食も同じ。。。原点を改めて見直す時代になっているのではと思います。
野市くん来たんだ。まだあってないんだよな~。 
レポ楽しみにしていてください。では~!!


>nokoさん

おひさしぶりです。お元気ですか?
覚えていますよ。あの時の「ぼんたんあめ」の美味しさに感動が忘れられずにおりました(笑)  20年以上食べたことなかったですからね。イタリアでぼんたんあめが食べれるとは想像もできませんでしたから^^
僕のブログ、結構ストーカーの方結構多いですから、どんどんコメントしてくださいね。
早速のご予約ありがとうございます。 当日お会いできるのを楽しみにしています。CIAO!!!!

Commented by sasuraichef [URL] | 06/29 19:01| edit

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