サスライシェフ、イタリアを喰らう!!!

イタリアで料理人として働いた13年。。。新天地を故郷鹿児島に移し夢を現実とする為に奮闘する毎日を綴ったブログっ!!

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08 2010

神様ではなくサスライシェフのアダムの創造 その1

皆様一年ぶりにこんにちわ。ご使命に預かっておりますゴーストライターです。(笑)実はあたしもいろいろと忙しくて、しかも自分の夏休み旅行記も終わっていないのに、すでにカボチャ彫りは二日目に入っていて、結構あせってる夏休み最終日の小学生のような気分です。。。(汗)しかもすっかり夏の疲れで、ヘルペスはでるは、朝も起きられないは。。。(爆)

ということで、朝起きたらすでにこんなかんじでした。ジャジャジャジャーン!!!!


        zucca_Adamo01.jpg



昨日半日没頭していたので(その間工房に行っていたゴーストライター、まったく昨日の進み具合を知らなかったのですよ)すでにかなり形になっている!!!今回「アダムの創造」をするにあたって、横につぶれた大きなカボチャを買ってきたのですけど、実はそれは使っていません。というのも、冷蔵庫に入らなかった。。。(爆)なので、当日用にと用意したもう一つの少し高さのあるカボチャを使っています。でも結局それがよかった!というのも、実際のアダムの創造、神様の位置が若干アダムよりも高いところにあるんです。

   zucca_Adamo02.jpg   zucca_Adamo03.jpg 

   zucca_Adamo04.jpg   zucca_Adamo14.jpg


だいたいの位置をコピーしたアダムの創造をカボチャに貼り付けて決めてから、直接彫り進めていくサスライシェフ。二次元を立体にするときに奥行きが問題になるんですけど(まあこれは絵でも同じですが)この人、頭の構造上!?モノを手前から描きはじめても一番奥がきっちり描けるんですね。あたしはどちらかというとまったく逆のアプローチをするので(背景から書く。モザイクも同じく)とっても不思議なわけなのです。


     zucca_Adamo05.jpg    zucca_Adamo06.jpg


しかしここまで来て一言。

「去年のピエタのほうが簡単だった。。。」

ピエタは人物が二人、しかも奥行きがかなりある構成とはいえマリア様はほとんど衣服をまとってるので、全体の半分以上はそのドレープでよかったわけです。今回は、特に神様の後ろ側にたくさんの天使?のようなひとたちがくっついているのと、ほぼ裸体なので、体の線、筋肉の動き、指の先ひとつまで彫らないといけないってわけ!しかも腕や足の隙間からの立体感を出さないといけないから意外と彫る場所も多いし細かいのね。

いや、今になって思うけど、サスライシェフ、ゴーストライターの意見をきいて「アダムの創造」にしていてよかったね。。。あなた、あの宣言どおり「最後の審判」なんかやっていたら。。。(爆)


     zucca_Adamo08.jpg    zucca_Adamo07.jpg


ここでランチタイム。台所はカボチャの作業中のため、寝室でピクニック状態!!!(笑)ちなみに、現在うちの冷蔵庫はこうなっております。去年はカボチャの重みで冷蔵庫の野菜室のガラスが割れたので、今年は厚い木のまな板をしいてあるんだけど、おかげでこの期間中料理はなにもできません。。。

     zucca_Adamo09.jpg    zucca_Adamo15.jpg


ここでゴーストライターは工房へ。二時間後にもどってきたらお昼寝もせずに(笑)がんばっていて、ずいぶん進んでいました。アダムと神様の指先もずいぶん立体的になってきています。

     zucca_Adamo10.jpg    zucca_Adamo11.jpg
         
     
     zucca_Adamo12.jpg    zucca_Adamo13.jpg


サスライシェフ、始める前にこの絵についていろいろと調べていたんですけど、神様のバックにあるのは、脳を横からみた断面図なのではないか、といわれているそうですね。この頃の人たちは、写真もなく、キリスト教では解剖は禁じられていたのに(まあ、ミケランジェロもダビンチも隠れてやっていましたけど、もちろん医者ではないですからね)こうもリアルに人の体の内部を描けることに驚きですよね。いずれにしてもミケランジェロの活躍していた1500年の半ば、ルネッサンス期というのはイタリアでは解剖というのが、学問としては確立されていき始める頃なのです。1500年代に入るとボローニャ大学で体系立てた解剖学の研究が始められ、1543年、アンドレアス・ヴェサリウスというひとが実際に解剖して見たものを詳細に著した「人体の構造」という図録を出版し近代解剖学の基礎を築いたの。フィレンツェもその頃はルネッサンスの自由な息吹を謳歌していただろうから、おおっぴらにはできなきなくても、そういうことを容認する空気があったと思うのです。


     zucca_Adamo18.jpg     zucca_Adamo19.jpg


そして夜ご飯のあとまで続けた作業ですが、ほとんど大たいの人物像までは完成。あとは細かい細かい部分に表情をつけていかなければいけません。なにせ今回は絵画を彫刻にしていますから、その細かさをどこまで表現できるのか、というところですもんね。そこが前回のピエタとの大きな違いでもあるし。とりあえず細かい作業は太陽の明るいうちのほうがきちんと見えるということで、今日の作業はおしまいだそうです。お疲れ様!!!


zucca_Adamo17.jpg


明日からはベルコーレもランチ・ディナーともに営業。休憩時間と深夜の作業が続きます。。。がんばれー!

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Posted by sasuraichef | 22:34 | Comment [0] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

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