サスライシェフ、イタリアを喰らう!!!

イタリアで料理人として働いた13年。。。新天地を故郷鹿児島に移し夢を現実とする為に奮闘する毎日を綴ったブログっ!!

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30 2010

スペインに喰らわれる。。。バルセロナ・ガウディ編

2日目と3日目はスペインの生んだ最高の建築家・アントニ・ガウディの作品を堪能することになる。

2日目の朝は気持ちよく目覚めることができた。睡眠不足も解消できたようだ。
まずは引越し。。。一晩だけ泊まったホテルを後にして、2・3泊目のホテルに戻る。

まずは午前中はガウディが1877年に建設された建物を、のちに2年かけて改築したカサ・バトリョ見学。

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建物の正面を海面として考え建物内を海底としてイメージして作ってあるだけに、建物全体が「水」という流動的な形、いわゆる曲線だけで成り立っている。
その曲線1つ1つにおいても「人間工学」に基づいて作られており、手すりを握る感覚、ドアノブ、窓を開ける小さなノブまでも指にジャストフィットする感じには驚かされた。

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自然光を効果的に取り込み、海面から海底にゆらぎながら差し込む日差しを表現し、あたかも自分が海底を散歩しているような錯覚にとらわれるのは僕だけではないはず。。。


ゆっくりと海底探索を楽しむのであった。。。


お昼はゴシック地区にあるSAGARDI(Argentina,62)に行き、ショーケースに綺麗にならんだピンチョを楽しむ。

冷製のピンチョを食べていると、時々カメリエーレが温かい出来立てのピンチョをテーブルまで持ってきてくれる。

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ピンチョの会計はおもしろい。ピンチョはスライスしたパンの上に肉・魚・野菜などと具が乗っているのだけど自分が食べたいものだけを食べれるのでブッフェ式に近いのだが、料金は食べたピンチョの数で数える。
でも店の人は全てのお客さんの食べている数は把握できないから、ピンチョ1つにつき必ず一本刺さっている爪楊枝の数を数えて会計する。。。

回転寿司屋で会計の時に皿の色・数で計算するような感じですね(笑)

ここのピンチョ、プレゼンテーションもいいですがお味もグッドでした。

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食後はやはりホテルに戻り昼寝。。。(爆)


午後はモンジュイック地区を探索。
ここは標高約170メートルの小高い丘になっており、1992年のバルセロナ・オリンピックのメイン会場にもなった場所で近くにはカタルーニャ美術館やモンジェイック城があります。

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モンジュイック城にはゴンドラで行けば10分ほどで着けるのですが、ゴンドラ代ちょい高め。。。
料金はかかるけど、城から見たバルセロナを一望できる景色には払うかちありっ!!って感じでした。


夕食はバルセロネータにあるEL RAY DE LA GAMBAS 2という魚介中心のお店へ。。。
ここは量が多いってことをちょっと耳にしていたんだけど、注文する時に、サラダ、シラスのフリット、魚介のミックスフリットって注文したら、カメリエーレが量が多いから種類を減らしたほうがいいよってアドバイスしてくれました(笑)
サラダはちょっと恋しくなっていたので注文。シラスのフリットと魚介のミックスのどちらかを選択することになったのだが、いろいろ魚の種類も入っているというので「魚介のミックスフリット」を注文っ!!


。。。と、同時に隣のテーブルに座ってきたイタリア人カップル。
どうも前日にここで食事をしたらしく料理の量を知っていたのか、魚介のミックスグリルを半人前って注文したにもかかわらず、カメリエーレから「半人前はできない」と言われ、シブシブ「魚介のミックスグリル」に。。。

待つこと10分。。。



で~~~~~ん!!

イタリア人カップルの目の前に現れたテンコ盛りに盛られた魚介のミックスグリルの山!!

どうみても「2人前」には見えないっ!!
イタリア人にでさえも「これは4人前だっ!!」とセリフを吐いてしまうほど(笑)


そして隣のテーブルに目が行っている僕らの目の前に。。。


じゃ~~~~ん!!!!!

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隣のテーブルと同量の「魚介のミックスフリット」がっ!!(爆)


でかいっ!!!!!!!


2人前じゃないから。。。(笑) イタリアでは4人前、日本では5~6人前でも十分過ぎるくらい(爆)


でも、でてきたものは頂かなければならないので、隣のイタリア人カップルと黙々と食べ続ける。。。


これは大食い選手権かっ!!!(笑)

さすがのサスライシェフもこの量には撃沈。。。
当然、隣のイタリア人カップルも撃沈してました(笑)

そんな夕食を経てホテルへ。。。3日目に挑むのでありました。



3日目。。。

この日もガウディを堪能する一日。
朝一でサクラダ・ファミリアへ向かい、30分ほど入り口の列で並び中に入る。
着工から約130年経った今でもまだ建設中のこの教会(笑)
すでに90メートルを超える塔8本が完成しているが、今後は170メートルの塔も建設予定であるという。。。

予定では約20年後の完成をめどに建設が進んでいるらしいけど、ある専門家の話ではまだまだ100年以上かかるという噂もある。

でも、世界のどこを探しても「建設中(クレーンがうなり、作業員が汗を流す)」の建物が世界規模の観光名所になっているのは、ここサクラダ・ファミリアだけかもしれない(笑)

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ちょうど10年前にもここに来たことのある相方いわく、教会の中はここ10年で大きく作業が進んでいるそう。
10年前はまだ教会の中は作業中で足場が組まれ、特別に観覧できるように通路が設けられていたらしいけど、今はほぼ教会内は作業は落ち着いており自由に歩きまわれました。

塔の上まで上がるのはエレベーターを使用。。。

ただ一時間待ちの列に並ぶのはけっこう疲れましたけどね。上から見えるバルセロナの市街地はもちろん、隣の塔の建設現場などなど(笑)、見る価値は十分にありました。

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お昼になったのでホテルの近くでピンチョを食べグエル公園へ。。。

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グエル公園とは施主のグエル伯爵とガウディが1900年から1914年の間に作った分譲住宅地の跡地なわけだが、60軒の分譲住宅を作る予定だっただけあってかなり広い。

今では自然を楽しむ人たちの息抜きの場所だったりするわけだが、さすがにガウディの名がついているだけあって観光客の多さっ!!

ゆっくりとベンチに座り(これも人間工学)、ガウディの偉大さを感じるのでありました。

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今回二日間に渡ってガウディの建築物を見てきたのだけど、彼の作品に共通するものを感じました。
彼の作品の1つ1つのパーツはすべて自然界にあるものからヒントを得ていること。
教会の柱だったり、屋根の形だったり、ドアの形だったり、普段自分達が目にしている風景の中に点在している自然のものの形(動物・植物など)をうまく利用して作られているので、ぶっとんだ発想力ではあるが不思議と違和感はないのである。

スペインに行くまでは僕はあまり知らなかったガウディ。。。

今回の旅行で彼の作品を目にし触り肌で感じることができ、かなり興味をもちました。

建築と料理の世界は似ても似つかないようで、かなりの共通性があることも発見っ!!
これからの自分の料理になにかいい意味で取り込んでいけたらいいと思います。


夜は一日目の夜にいったタパス屋に。。。

20時半に行って40分待ちだったので、今夜は20時に店に入るとカウンター席を確保できた。

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目の前のショーケースに並ぶタパスや魚介のネタ達。。。
前回テーブル席でスペイン語のメニューを睨めっこしながら、おもうように頼めなかったものを指で指して注文(笑)

タパスの盛り合わせからはじまり、エビやマテ貝などなどを堪能。。。

もうお腹一杯と思ってお勘定をお願いしようとした時、隣のおっさんにでてきた「フォアグラのソテーをのせたリンゴのパイ」を見てどうしても食べたくなり注文。。。

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なんか三ツ星レストランにでてくる組み合わせの料理だったけど、3ユーロで食べられるのなら安いっ!!(笑)

ちょっと甘めのリンゴパイとソース、そして塩を軽くふってあるフォアグラのソテーは食事の〆を飾るには最高の一品でした。
すし屋で〆に「アナゴ」の握りを注文する感じですかね。。。(爆)

「タパスな夜パート2」を楽しんだ後は、明日早朝グラナダへの移動のため早めにホテルに戻るのでありました。


五時起床の予定。。。




がーーーーーーーーーーーっ!!!!




「○▲♪■※@×●※♪っ!!」



午前3時、腹部の激痛で目覚める。

とともにトイレに駆け込むのであったっ!!


(※お食事中の方すみません)


ここからは上からも下からもスペインだけに「オレーっ!!」って感じ。。。(笑)

いや、今だから笑えるがトイレから一歩も動けない状態に冷や汗もダラダラ。。。

トイレからでるも5分おきに襲ってくる激痛。。。ベットとトイレの往復合戦(汗)

連日の大食いの罰か、脂っこい料理にやられたか、夕食で食べたマテ貝か、それとも夜中につけっぱなしにしていたドライモードだったとはいいクーラーで腹が冷えたか。。。

あらゆる想像が走馬灯のように駆け巡る(笑)



気がつくと、時計の針は5時。。。

起床予定時間、そしてチェックアウトの時間も30分後に迫っている。。。


しかもグラナダまでの飛行機での移動。。。


一瞬たりともオシリから気を許せないっ!!

気を許すと全てを失うっ!!(笑)


この状況、絶対絶命である。。。(涙)


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Posted by sasuraichef | 12:40 | Comment [4] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅

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いやあ、お二人それぞれの日記が読めると楽しさ倍増ですね。
ワンピース(?)の色がとっても素敵です!

やっぱり行かなきゃスペイン、という気になんどもさせられました。

う~ん、私的にはこの激しさは貝だったんじゃないかと・・・。
いちどムール貝にやられたことがあり、次の日が朝から友人の結婚式で、そのときは私も泣きそうでした。いつトイレから解放されるんだろうって感じで夜じゅう。

Commented by mari [URL] | 08/31 03:28| edit

mariさん

そうですね。2人の日記を読みくらべると、お互い違う視点からいろいろ見ていて面白いですね。
ぜひ、スペインに行ってみてください。イタリアとはまた違ったラテンの文化を楽しめます。。。

多分そうかもしれないですね。。。ただ、声も出にくくなったので若干クーラーの影響もあったのかもしれません。
とにかく人生の中で後にも先にもこんな経験はできないっ!!それぐらい大変でした(笑)

Commented by sasuraichef [URL] | 08/31 07:38| edit

楽しい旅行がとんだ目に・・・。
下の方だけだったんですね。私がインドに行った時には、これに吐き気まで加わってました。一晩中のた打ち回ったので、体力を消耗して「ここで死ぬかも・・・。」と思った。パック旅行だから、そんな状況でもカレーしか出て来なくてさ、その後一年間ぐらいカレーが食べれなかったな。(今は好きですけど。)

フォアグラソテーのりんごパイ、んまそうですねえ。
ガウディってすごいのね。私もまだスペインは行ってないから、いつか行かなくてはと思いました。

Commented by shunkan [URL] | 08/31 10:04| edit

俊寛さん

インドでの話し、ちょっと笑ってしまいました(笑)
ちょっと聞きたいのですが、インドで料理を食べた場合すべてがカレー風味なんですかね。
カレー以外の料理が想像できなくて。。。

スペインにまだ行ってないのですね。絶対俊寛の好きな国だと思います。
切り絵になる風景があちらこちらに散らばっていますからね。
ガウディの作品なんか、切絵には最高なんじゃないでしょうか。。。

サクラダ・ファミリアとか。。。とか。。。とか。。。(爆)

でも切絵でも150年くらいかかると思いますよ。。。^^

Commented by sasuraichef [URL] | 09/01 04:52| edit

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