サスライシェフ、イタリアを喰らう!!!

イタリアで料理人として働いた13年。。。新天地を故郷鹿児島に移し夢を現実とする為に奮闘する毎日を綴ったブログっ!!

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31 2011

イタリア料理界はどこへ向かっているのか。。。

イタリア料理界でも有名な口の悪いおっさんグランシェフ・ジャンフランコ・ヴィッサーニのインタビューから。。。





-素晴らしい今年2010年は「シンプルさへの回帰」というテーマをかかげている。今夜の食事はとても大事なものだ。なぜならイタリア料理会の重鎮ジャンフランコ・ヴィッサーニに料理を作ってもらっているからである。私たちは彼に「アルタ・クチーナ(最先端のレストランなどでサービスされるクリエイティブな料理)におけるシンプルさ、ジャンフランコ・ヴィッサーニの考えるシンプルさとはなにか」ということを聞きたいと思う。

「私たちが考える、また、もしかしたらジャーナリストたちが推奨したいメッセージとしてのシンプルさというものがありますが、問題は現在のコックたちが、マンマの作るフェットチーネを作ることができるのか?ということなのです。昔みんなが家庭で作っていた肉のラグーを作ることができるのか?子豚の丸焼きを回す機械なしで作れるのか?液体窒素や泡を使わずに料理を作ることができるのか?そういうことが実は現在のキッチンではとても難しい。
なぜなら今のコックたちはそういうものがすべてそろっているキッチンに入り、そこがスタートで、そこで仕事をしていて、それ以前はどうだったのか、そういうものはどこから(どういう必要性から)きたのかという、ことをすっかり忘れている。これは過去と現在をつなぐやりかたをどこかで間違ったといえる。何事にも基礎、ベースというものがある。今現在、イタリアで何人のコックがソースから油を取り除いたり、濃縮したりすること、または煮たり焼いたりするのにどの肉を使えばいいのか、魚をどうやっておろせばいいのか。。。これは実は難しいことなのだ。なぜそれがそんなに難しいのか、実は今となってはキッチンで、「味のない」ものを作っているからだ。


-それは技術的になにかがかけているからなのか?それとも、知るということが足りないからなのか?すなわち、自分たちの料理の伝統や文化に対する知識の欠乏なのか、もしくは技術的に料理をすることに対してハードルを乗り越える技量がないからなのか?


私は50年キッチンの中で働いている。私がキッチンで働き始めたとき、味というのは「脂っこく、重く、そのものの味がしっかりしていて大きな皿に山盛りたくさんのっている」ものだった。今はとても綺麗であったとしても、味がその素材、目に見えるものとまったく違っている。これは本当に残念なことだ。彼らは基本的な過去から現在への推移を間違ってしまった。子供が歩き始める前には、つかまり立ちをするものを使う。そしてそれで練習したあと一人で歩き始める。お母さんのおなかから出てきて、すぐに歩き始めるなんてことは不可能なわけだ。だからそういう場合には人間ではないなにか(物理的なもの)の助けが必要となる。

私たちの生活で過去から現在にかけての推移において「グローバリゼイション」と「消費主義」が基本的なものとなりつつある。レストランというのは今日、ダイナミックできらびやかである。でもそれはお客に高い金を払わせるため、お客を騙すためだ。(私もやったことだが)そして今、値段を下げる方法も見つけたが、それは単なるパフォーマンスであり、残念なことだ。残念なのは「”味”がない」こと、そして「コックであることの露骨でむき出しの現実がない」

イタリアの料理業界がどこへ向かっているのか、それはわたしにはわからない。その問題の一端はもしかしたらジャーナリズムにもあるだろう。ジャーナリズムはそれぞれ気に入った人物を祭り上げる傾向にある。それはしょうがないことだ。我々はみんな人間であり、それぞれ愛するものがあり、それを守ろうとする。だが、人生において我々は客観的でなければならない。そして自分たちがやっていることに対して誠実でなければならない。だが、今日、PR活動にばかり励んでいる人が多いのは確かだ。





たしかに僕も常日頃感じていた事である。
人間は常にあらゆる分野において進化を続けてきました。それは便利さであったり快適さであったり豊かさを求めたりと、常に欲求に応える形で進化し続けてきました。
でもその進化の裏で、その進化の原点ともいえる大切なものも失ってきているのも事実。
なぜそれが生まれたのか?なぜそれが根付いたのか?それは文化・風土・習慣などなど、複雑な環境が絡み合って出来上がったわけで、そこを忘れてしまっては本当に「進化」といえるのか??

プロの料理人という立場であれば日々進化し続けることも大切ではあるけれど、原点をまず知ることも大切なことであり、その原点をよく自分の中で消化・理解した後に進化すればいいわけで。それにより幅のある深みのある料理が生まれると思うわけです。
いきなり「進化」から始めても一見華やかであるけれど、それはやはり幅も深みも乏しいものだと思うのです。
それはキッチンの中だけではない、日常生活の中での文化や習慣、ひいては自然に密接に絡みつくもの。それを感じとる五感を如何に磨くか、感性などという軽やかな文化的なものではない、もっと土臭い感じ。素材そのものの味や香りだけではない、もっとそのものの原点の強烈な味、色や香りの連鎖をひきおこすような何かが、"クリエイティブさ”、テクノロジーなどの先行するALTA CUCINAでは感じられなくなっているとヴィッサーニはいいたいのではないか、と思ったわけです。


今回、シェフ・ヴィッサーニの「人間臭い」インタビュー、とても大切なことだと思いました。


それではもう一個。。。訳はないですけど、もっと人間臭いっす(笑)
イタリア人の知り合いは「言ってることは100%正しいが、イタリア語としては全然あっていない。。。」と絶句していましたが、口の悪い彼のいっていることは、その通り!なんです。






「今こそ原点に帰ろうっ!!」


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Posted by sasuraichef | 23:31 | Comment [2] | TrackBack [0] | イタリアから物申すっ!!

30 2011

チキチキ☆大マーケット・帰国売りリスト第二段発表

木曜日にベルコーレであった知り合いのイタリア人X日本人カップルの結婚式ランチも終わり、ベルコーレでの仕事もこれで無事ぜんぶこなしまして、現在家中の引越し荷物といまだ格闘中の毎日です。二年前にこの家に引っ越してきたとき、この家はもちろんカラッポだったはずなのに、なんでこんなに物がでてくるんですかね。家の中で細胞分裂を起こしているのではないかと錯覚。。。(爆)

さて、相方もブログに発表していましたが、帰国売り第二段を始めています。すでに嫁入り先が決まったものもありまして、削除、そしてあ、こんなのもあったよ(汗)というものも追加しております。また最終的に荷物がでたあとに残った使えるものも3月に発表かな、と思いますが。


パソコン用外付けDVD/CDドライブLG SUPER MULTI 35ユーロ (持って帰りたいのはやまやまなのですが、電源を取らないといけないので断念。。。購入したのは一年半前。しかもほぼ未使用。。。涙)


ドライヤー 10ユーロ 2個(ほぼ新品。お互いそれぞれ購入したものの、髪を乾かす習慣がない。。。汗) 

WIND INTERNET PCスロットカード 半年使用(SIMカードを入れるタイプ)50ユーロ(原価169ユーロ) ※USBキーと同じ働きのものです。モバイルには最適!(とりあえずフィレンツェといういわゆる都会暮らしをはじめてからはいりませんでしたが、僕がずっといた田舎では絶対必要でした。(笑)山奥・田舎のリストランテ、トラットリアで修行したい!方は持っていると何かあったときに安心かも!)

旅行用変圧器(日本のものをイタリアで使えるようにする)2個 各10ユーロ (MAX50W 連続使用30分以上は40W以下のみの使用)

ダンベル(10kg)2個 20ユーロ (コックの基本は体力ですから。爆)

鉄アレイ(4kg)2個  10ユーロ  (同上)

本・雑誌 いろいろ詰め合わせ  差し上げます 


それとは別に、僕の描きかけの油絵の下絵がありまして。。。

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大きさにすると縦100cm、横70cmという割と大作の予定だったんですけど、仕上げるのも時間的に無理ということで、捨てるのもなんだし、でも持って帰れない。。。

差し上げますので、どなたか、続きを描いて飾っていただける方いらっしゃいませんかね。(笑)



みなさん、ぜひご連絡くださいね。

Posted by sasuraichef | 13:19 | Comment [2] | TrackBack [0] | 未分類

26 2011

ダンボールと戦う日々。。。そしてチキチキ♪

先週から本格的に引越しの準備はじめております。

2年使ってないものは、この先も使わんっ!!と自分に言い聞かせ断捨離っ!!
でもまたこれが難しいわけで。。。(涙)

でも意外と多いですね。使ってないもの。。。その存在すら忘れていたもの。。。

予定通り25個ぐらいのダンボールの数になりそうだけど、引越しする度にでてくる不要なもの多さには驚きです。

そんなことで毎日ダンボールとゴミ袋を両手に選別に苦しんでいる自分をみて、ようやく帰国する実感が湧いてきた今日この頃(笑)

今週中には終わらせたいこの作業。。。


                                  つづく



あっ、先週チキチキありまして酒豪シェフ達と宴を楽しみました。
元祖チキチキの創立者スポンジシェフをはじめ、今回加わったMリータ。

今夜のチキチキ対決は。。。。

というか、対決始まる前に日本の週間雑誌に目がいく僕ら。


「実物大ポスター」というものを見つけ、本当に実物大か確認する悲しき男の性。。。(笑)


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ピチピチ実物大ポスタービールという魂のエネルギーを注入したところで



今夜は「お好み焼き」対決っ!!


♪ダダッダダ~ダ、ダダッダダ~ダ、ダダッダダ~ダ、ダンッ!!♪
(料理の鉄人テーマソング)

ここで、本当に「バックドラフト」のCDをかけてあげたら。。。


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     鹿賀さんになりきっているMリータ(笑) 顔ちょっとエガちゃんなってるで。。。(爆)


時々冷蔵庫前の実況レポーターにもなりきるMリータ(爆)
自分で実況中継中。。。「福井さんっ、福井さんっ、鉄人が火を入れ始めましたよっ!!」(笑)


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                         真面目?に料理作ってる人   




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        雑誌のに袋綴じページに没頭してる人   そしてカメラに気づき包丁を握る人




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鉄人、お好み焼きの生地が危うく「パスタ」っぽくなってしまう(笑)粉多すぎやろ。。。


。。。が、やはり鉄人、最後はしっかりとお好み焼きを完成っ!!

鉄人、豚肉をベースにショウガやニンニク・醤油なども入れまして「豚のショウガ焼き風味」に仕上げてきました。おいしかったっす!!


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お好み焼きの後はワインとチーズとサラミをつまみながら、夜が更けていくのでありました。


今回もお好み焼きを喰らうっ!!


楽しみましたよ~!!


ってなわけで、Mリータがなりきっていた本物の鹿賀さん版はこちらっ!!
(懐かしいっ!!)



Posted by sasuraichef | 00:20 | Comment [6] | TrackBack [0] | イタリアから物申すっ!!

20 2011

水の都「ベネツィア」を喰らうっ!!

2泊3日の旅、水の都「ベネツィア」編。

長くなるので美味しいとこだけUPします(笑)

フィレンツェから高速特急を使い2時間でベネツィアへ。
着いた時はすでに真っ暗。。。ホテルを探して急いで夕食へ。

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・・・が、クリスマス以降、2月のカーニバルがはじまるまでは完全にオフシーズン。
レストランの多くがバカンス休業になっていました(涙)

行きたかったところが2件も立て続けに閉まっているのを見てちょっと最悪の状況を考えたが、ガイドブックに載っていて開いていたレストランへ飛び込みとりあえずご飯にありつく。。。


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やはり水の都。魚介を食べないとってことでパスタもメインも魚介で攻めましたよ(笑)なかなかのお味でした。。。
そういえばベネチアといえば、Seppie alla Veneziana。コウイカをイカ墨でやわらかく煮込んであるんですけど、どこにもイカ墨ってかいてないわけです。僕もセコンドはこれを頼んだのですが、隣のテーブルのおじいさんは、まずイカ墨のスパゲッティを食べ、そのあときっと何も知らずにコウイカを頼んだら、またまたイカ墨にまみれた黒い皿が。。。(爆)やっぱり二口くらいで奥さんに皿を交換してもらっていました。


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2日目はホテルと提携しているムラーノ島のガラス工場見学。
ホテルから無料でだしてくれた水上タクシーでくつろぐサスライシェフ。


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                      「イエ~ィ、社長出勤ですわっ!!」


一通り工場を見学した後は、ムラーノ島探索と昼ごはん。ホテルからの提携ということで、やっぱり何か買わないといけない雰囲気なのだが、そこは知らんふりをして外へ繰り出す僕ら。(笑)やっぱり買うならシャンデリアだし、なーんて言ってみたいですがね。(爆)ぼくらと同じく工場見学していたロシア人ファミリーは、「ヴェネチアングラスのシャンデリア持ってる」といっていましたが、そのせいか、裏口にとおされた僕らと違い、二階の秘密の部屋(爆)へ通されていました。灰色の空の下ムラーノをくまなく散策。カラフルな家々は天気がよかったら青い空に映えただろう。。。そしてまた食事時。相方の知り合いのヴェネチア人にSMSでおいしくて安いレストランをきいていたのだが、やっぱり閉まっている。。。_l ̄l○
ここでもレストランはほぼ閉まっている状況の中、相方、道端でおしゃべりに花のさくおっさんたちを捕まえて情報収集。そこを目指していく途中、どうもよさそうなレストランを発見。ミシェランガイドにも載っているみたいで、掲載されているということは「味」は保証されているというわけで入店。
早速ここでも魚介のパスタ。いろんな魚介の味がしみ込んでおいしかったです。


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ホテルに戻り一時休憩。。。

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夕方外にでてリアルト橋付近を散歩。。。
何度見ても映画「ウォーターワールド」の町並みを思い出すのは僕だけだろうか(笑)

夕食は知り合いに教えてもらった立ち食いもできるところで、とりあえず奥のテーブルに座って食べたのだけど、ここでも魚介を存分に味わいましたよ。


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ポレンタ(トウモロコシの粉を練ったもの)をベースに魚の料理が次々と並びます。
南イタリアの人間が北イタリアの人を皮肉る時「ポレンタ野郎っ!!」って呼ぶのだけど、その気持ち分かる気がします(爆)
こんなに魚介とポレンタを食する旅ってベネツィアが初めてですね(笑)しかも右のいわしのマリネなんか、おかゆのような真っ白いポレンタに沈んでるし。。。


3日目は朝からまずリアルト橋の近くにある市場まで魚を見に。。。
新鮮な野菜はもちろん魚介もたくさん並びます。


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シャコにかんしては完全に生きているシャコばかりで、お腹をアコーディオンの蛇腹のように動かしていて、魚の目も黒々としておりとても新鮮なものだとすぐわかります。それを上品なコートをきたおばあさまたちが、一匹ずつ「これくれ、あれくれ」と指差しオーダーしていたそうです。(笑)

その中で、わたくしサスライシェフは「手長エビ(生食用)」って札にどうしても料理人の魂をゆるがされまして、8匹購入っ!! 
それまでおのおのばらばらに歩いていた身内を市場の奥隅に集合させ、そこで手づかみで生スカンピを食べやした!!新鮮な手長エビが放つ甘くてデリケートなお味。。。


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                            「サバイバルな姉妹っ」


市場の片隅でワイワイキャーキャー言いながら生スカンピに喰らいついていた僕らを見て、確実に「サバイバルな奴ら」と思っていたまわりの人たち(爆)。運河沿いの市場の裏側だったので、たまに通る船の人たちは、なんじゃ、ありゃ!?って感じだったでしょう。でも新鮮な魚をこの市場の中で生で喰らうって、これ以上に美味しいものはありませんって!!^^



満足で市場を後にし、見学時間のきたサンマルコ寺院へ。
黄金のタイルを貼った天井のモザイク画を見ていると、なんとも心が洗われる様な。。。上ばかり見ているので首も痛くなるような。。。(笑)
すぐ側では外壁やの天然石のデザインをじっくり下ばかり見て歩いている相方。。。(爆)


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サンマルコ寺院見学の後はで、その後はその周辺を探索。
昼には昨日知人に教えてもらっていた「ドゥエ フォルケッタ」ってレストランへ。リアルト橋の裏手の道を筋にはいらないといけないので、かなり迷いましたが、こじんまりとした奥様と旦那さんでやっている20席ほどのレストランでした。料理もなかなか僕の好きなお味でしたし、なんとなく自分達のこれからするレストンランの器の大きさなど、ヒントになるところも多かったかも。

そして夕方義妹夫妻と別れ、フィレンツェに戻ってきたのでありました。


はじめてお会いした義兄弟にあたる彼ら。。。結婚すると自然と増える親族って別に特別なことではないのだけれど、すごく楽しい時間が一緒に過ごせたことは最高の思い出になりました。


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          呼吸もピッタリっ!?


しゃて、ベネツィアの旅以降毎日のように積み重ねられたダンボールと、整理の為の荷物の為に足の踏み場もない状態で生活しております。。。(涙)

次回はここら辺の状況お伝えしていきたいとおもっております。

では、また~。。。。





Posted by sasuraichef | 10:45 | Comment [6] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅

16 2011

Tボーンステーキを喰らうっ!!トリュフを貰うっ!!(笑)

相方の妹夫婦が来伊。
翌日はドライブでトスカーナを思いっきり感じれるピエンツァの町探訪。。。


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出発前にちょっくらフィレンツェのミケランジェロ広場へ。

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日曜日ってこともあって、クラシックカーなどが沢山停まっておりました。クラシックカーだけあって、持ち主も相当年季の入った方々ばかり。。。(爆)いやぁ、かっこいい。1930年代のイタリアンバイク、GUZZINIとか、バイクの仕組みなども外から分かり、バイク好きにはたまりませんぜ。


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映画『バックトゥザフューチャー』の中で使われたタイムマシンのベース車となったデロリアン。
イタルデザイン社のジョルジェット・ジウジアーロがデザインしたものだそうです。
イタルデザインといえば、そう、僕がよくいくトスカーナ・スヴェレートのブリケッラ農園オーナー、宮川さん夫妻がジウジアーロと立ち上げた、イタリアを代表する車のデザイン会社なのです。現在、有機ワインを生産し、イタリア国内でも大変よい評価を受けているブリケッラ農園では僕も過去二回ほど新しいワインのリリースの為のバンケットをしたことがありました



フィレンツェから高速で南下すること約1時間、目の前の広がり始めるなだらかな丘の続くヴァルドキアーナ地区。その中の丘の上にそびえるピエンツァの町。

到着するまでは一寸先は真っ白という信じられないくらいの濃い霧の中を走っていたんだけど、到着するころには綺麗に晴れ渡りました。よかった、よかった。そしてトスカーナの珠玉の町、ピエンツァを散策。。。

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何度きても町中がチーズ臭い町。。。(笑)
ペコリーノ・ディ・ピエンツァのチーズの香りなんだけど僕にとっては何度も嗅いだ懐かしい香り。。。

180度の展望を見渡せる場所から、アミアータ山を拝みどこまでも続くなだらかな丘の風景にどっぷりと浸かる。。。今は冬ですけど、イタリアの牧草は今綺麗な緑にが生えていて最高に綺麗な景色でした。
日本と同じ四季を持つイタリアですが、湿度が日本と逆の為起る現象なのでしょう。
日本の冬はあらゆるものが枯れている時期ですからね。
それにしても、なんかホッとする瞬間ってやつです。。。(笑)


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小腹も空いてきたのでピエンツァからキュージへ。
もちろん行く先は僕の前職場「パトリアルカ」。

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お昼はここのタベルナでTボーンステーキを喰らうっ!!予定だったので、早速トスカーナ風前菜・ピーチに続きTボーンステーキも注文。ここはこうやってキッチンの外にある暖炉のようなところで、薪を使って焼いてくれるのが見えるんですね!!!

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このTボーンステーキ、T型の骨に牛のロースとフィレがついている部分を切ったものだけど、最低4cmぐらいの厚さで縦にした時(骨の部分を下にした時)立たないと本当のTボーンステーキとは言いませんっ!!(汗っ)
だから最低2人前からしか注文できないのが普通です。

ワインは当然モンテプルチャーノの赤ワイン!!!
みんなでトスカーナ伝統料理を思う存分喰らいましたっ!!(爆)


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       めっちゃ喰らいついてる人(笑)↑


そして会計時、僕は席を立ちカウンターに向かい会計を待っていると、目の前で男性客の一人がカメリエーレのピエトロちゃんにお釣りのことで説明中。。。どうも会計の誤りにピンときてないピエトロちゃんに向かって、めっちゃアジアの顔をした僕が「俺が説明してやろうか?」って言ったらみんな大爆笑っ!!
そこからその男性客と話がもりあがりいろんな話をして僕が過去にここのレストランでシェフをして9年も働いていたってことが分かった瞬間、その男性が。。。ウインクっ(笑)

「シェフ、ちょっと来て」

って言われ外にでて駐車場に向かう男性と僕。

そしてその男性が回りを気にしながら自分の車のトランクを開ける。。。


プ~ンっ。。。

「な、な、強烈なトリュフの香りっ!!」

って言ったらまた男性はウインク(爆)
大事そうにトランク一杯に積んである箱の中から取り出した布の塊。

それを開くと。。。


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    じゃ~~~ん、巨大トリュフ!!!!!

めっちゃでかいっ!!

重さを量ってみるとなんと「440g」もあるトリュフ。これはbianchetto(ビアンケット)という、この時期にでまわる、白トリュフっぽいトリュフ。少し生成りというか、茶色っぽい色をしていますが、これでも1キロ1600ユーロくらいと言っていました。もう1つはTartufo nero pregiatoという名前でお隣ウンブリア州のスポレート産。12月から3月が旬という最高に香るトリュフ。ちなみにこの黒トリュフ、スポレートのお隣ノルチャのものが最高といわれていますが、来月2月に二回にわたって、ノルチャで黒トリュフ祭りがあるんですよ。残念ながら、僕はすでにシンガポールなのでいけませんが。。。(涙)19,19,20か、25,26,27日ですので、美味しいもの好きな方、ぜひトリュフを喰らいに行ってください!


他にも白トリュフもあり、もうそのあたりはトリュフの香りだらけ(笑)白トリュフはだいたい大きいものだと1kg2000ユーロ以上になりますよね。


でいろいろ話をしていたら、知り合った記念にって。。。

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     トリュフ3個頂きました(爆)


次の日はベルコーレで一日だけ仕事だったのでベルコーレに持って行き、朝から細めんの生パスタ伸ばしまして、皆様に提供っ!!

シンプルにバターと一つまみの塩だけで味付けしたトリュフのパスタは最高においしかったっす!!

こんなことで、Tボーンステーキとトリュフを喰らった最高の一日でした。


次回は「水の都」ベネツィア編。。。


お楽しみに~。。。。

Posted by sasuraichef | 12:14 | Comment [3] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅

14 2011

サスライシェフ、サスライ旅から戻る。。。

6日のべファーナ(魔女の日)の日を最後にベルコーレを去り。。。
翌日から連日知人&親族と旅しておりました。


昨日ようやくベネツィアから戻ってきて、フィレンツェでの生活を初めております。
僕にとってはフィレンツェの町での生活も残り1ヵ月。。。

今日から荷物の整理や月末のベルコーレでのイベント、そしてシンガポール出張への準備&帰国後への準備と怒涛の日々が始まります(笑)

というわけで、また数回に渡りここ数日の旅をUPしていきます。

まずは知人と旅したSansepolcroへピエロ・デッラ・フランチェスカを訪ねる旅。。。

アレッツォから約40KMに位置する小さな町でアレッツォからは山越えして行くのですが、すっかりガソリンを入れるのを忘れていてガソリンが少ないことを表す「赤ランプ」がカーブを曲がるごとに点灯し、山賊の出そうな山道を冷や汗かきながら走ったsansepolcroへの旅(笑)


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さてピエロ・デッラ・フランチェスカはルネサンス期の代表する画家で、遠近法を駆使して表現する作品を多く作り出しました。その彼の生まれ故郷へ行き市立美術館にて彼の残した多くの作品を鑑賞しましたが、その計算されつくした遠近法の技術と作品の持つメッセージや人物などの表情には深く感動。。。
彼の作品ではないですが「最後の晩餐」も2作品あり、けっこう見ごたえのある絵がそろっておりました。

こういう作品を見ていると、当時のカトリック(キリスト教)の力というのは凄かったことがひしひしと伝わってきます。イタリア国内のありとあらゆる画家達が描いてきたキリストに関する絵画は、すべてにおいて作品の中身については共通性があるってこと。
電話もないテレビもない車などの移動手段もない、ましてや今では普通に行えるPCなどからの情報を受け取れる情報網もない時代に、これだけの共通したストーリーを全ての画家達が共有していたというのは、ある意味凄いことなわけで。。。

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そんなことを思いながらsansepolcroの町を探索。
途中、レストランで地元の郷土料理を楽しんだのでありました。

なんだかんだ言っても、やっぱり旅での楽しみは食べること。。。(笑)

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その後はアレッツォに戻り、2日後に日本に帰るスポンジシェフと合流。。。
この時点ではスポンジシェフに2日後に降り注ぐ災難は誰にも想像できなかったわけで(笑)

アレッツォの町を探索しフィレンツェに戻ってきました。


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  アレッツォの街角で一人のミュージシャンを発見っ!!ギター・ハーモニカ・ドラム(ハイハット・スネア・バスドラ・シンバル)そして歌を同時にやりますっ!!(驚っ!!)


次回はピエンツァ・キュージ編。。。(またかっ!?)

「Tボーンステーキを喰らうっ!!とトリュフを貰うっ!!編」

お楽しみに~!!







Posted by sasuraichef | 12:41 | Comment [2] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅

05 2011

仕事。。。残り2日となりやしたが。。。(涙)

ベルコーレで正式に仕事するのは残り2日(6日まで)となりましたが。。。(涙)


12月28日の夜、家に帰りPCをしてイスから立ち上がった瞬間に腰にピリッとした痛みが。。。
次の朝はベットから起き上がるのにも激痛で一苦労。。。


翌々日は1時間半ほどのマッサージをしてもらい楽になったと思ったのですが、やはり年末年始の忙しさで痛みがもどり、本日人生初の「針」打ってきました(笑)


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          遺体安置所の変死体ではありません(笑)   


イスに座っている状態から立ち上がる時に痛みを感じ、一度立ってしまうと普通に歩けたりスキップできたり(笑)していたので、骨には問題なく筋肉に問題があるということでした。
ベルコーレのイタリア人常連客の一人にスポーツ医師という方がいて、早速見てもらった後に「針治療」を。。。

ちょっと初めてだったのでビビリましたが、あまりの痛みの無さに驚き。。。
計14箇所刺され、約30分ほどの電気治療も。。。ちょっとピリピリした痛みが「ちょっと快感っ(笑)」で居眠りしてしまったほどです^^


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終わった後はあんまり痛みの変化は無かったのだけど、午後からの仕事が終わった今、気がついたらすこぶる調子がいいです。
立ったままズボン履く事がちょっと難しかったのですが、今なんの問題もなく履けました(笑)

このまま戻ってくれるといいのだが。。。

ウォーキングやジョギングができなくなっていたのでちょっとストレス。。。
完全に治ってからまた再開するつもりです。


年始早々おっさんの裸体ですみませんでした(爆)

Posted by sasuraichef | 01:43 | Comment [13] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

03 2011

明けましておめでとうございます&イタリアで過ごす最後の大晦日編

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  皆様、新年明けましておめでとうございます

日本は大荒れの天気で新年を迎えたようですが大丈夫でしたでしょうか?
故郷鹿児島は積雪25CMという歴代第一位の記録を作ったということです(驚)

フィレンツェはけっこう天気はよかったんですけどね。

さてイタリアで過ごす最後の大晦日。。。

0時きっかり大フィーバーいたしました(笑)


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  一緒に新年を迎えることができた皆様、そして一緒にがんばってくれたスタッフのみんな、思い出一杯の年越しになりました(涙)





ただ、いつも感じていたイタリアで過ごす大晦日。。。


ぜんぜん正月気分にならんっ!!(爆)


あ~来年からは紅白を見れる、除夜の鐘を聞きながら蕎麦を食える、ばーちゃんの縫ってくれて着物着て初詣に行けるっ、朝から酒とお雑煮とお節食べた後は親戚や近所のあいさつ回り、コタツに入りミカンを食べながら新春かくし芸を見るっ(笑)

13年僕の感じられなかった日本の正月。。。僕の今一番の楽しみ。。。



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2011年、また新しい出発の年になります。
3月中旬に13年住んだイタリアから故郷鹿児島に帰ることに決めました。
相方(嫁)と共にイタリア・トスカーナという土地で毎日感じた「日常のイタリア」を食材が豊かで実はトスカーナと雰囲気も似ているような気がするお互いの故郷鹿児島で、レストランという形で皆様と共有できるところを作りたいと計画しております。ひっそり、こっそりですが。。。(笑)
その情報はまた随時こちらのブログでUPしますので、引き続きご観覧くださいませ!!

今年もよろしくお願いいたします。

                               サスライシェフ・古畑圭一朗

Posted by sasuraichef | 00:35 | Comment [10] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

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