サスライシェフ、イタリアを喰らう!!!

イタリアで料理人として働いた13年。。。新天地を故郷鹿児島に移し夢を現実とする為に奮闘する毎日を綴ったブログっ!!

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29 2010

インセプション  ~秋メニュー編~

昨日映画館でレオナルド・ディカプリオ主演の映画「インセプション」を見てきたのだが、夢の中と現実を行き来するという「!?」となる映画。

それを観てここ数日の僕が重なった。。。(笑)


仕事が終わり家に帰り着くとメニュー作り。。。そして夢の中でも働いていたりメニュー考えてたりする夢を見る。。。


まさに。。。


    「24時間戦えますかっ!?」Byリゲ○ン (爆)


     menu_autunno2010_04.jpg     menu_autunno2010_06.jpg


そんな感じでできあがりました秋メニューのレシピ。
来週半ばに変える予定です。お楽しみに~!!

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Posted by sasuraichef | 14:12 | Comment [15] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

24 2010

只今秋メニュー制作中。。。

カボチャコンクールも終わり、ここ2週間ほどは秋メニュー制作に没頭中。。。

日本はまだ残暑が続いているようですが、イタリアはすっかり秋ですからね。。。


今週の休日にはキャンティー地区にあるパンツァーノって町までいってきましたが、ワイン用の葡萄畑の葡萄はすでに大半は収穫されており、でもまだ葡萄がたわわになっているところもあったりで。。。

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秋のキャンティーって感じでよかったです。

食欲の秋って感じで、この辺で有名な肉屋さんがやっているお店。

肉屋だけあってハンバーグが有名なんですっ!!


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いい味だしているカメリエーレのオヤジがピンツィモーニョ(スティックサラダ)をテーブルまで運んでくると、目の前でドレッシングを作ってくれます。。。


っがっ!!!!


凄い高さからお酢&オリーブオイルを小皿に垂らし入れ、運んできたスティックサラダの中にある人参を一本指でつまみ、それをグリグリ回しながらかき混ぜてくれますっ!!(笑)

なんか日本ではありえないサービス。。。それがイタリアでは通じるんですよね(爆)


もちろんハンバーグはいい焼き加減で美味しかったです。

キャンティー地区にて秋の訪れを感じることができた一日でした。


というわけで、次回は新メニューのレシピUPできそうですっ!!お楽しみにっ!!


Posted by sasuraichef | 01:10 | Comment [4] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

19 2010

フィレンツェを喰らうっ!!

先日の休日はゆっくりとフィレンツェの町を探訪。。。

僕のフィレンツェ生活も一年半になろうとしているのだけど、だいたい家とレストランの行き来だけなので、中心街(チェントロ)まででることはなく



「僕は本当にフィレンツェにいるんだろうか。。。」



と時々思ったりするんです(笑)


ということで、観光客なみにでかいカメラもって中心街を歩いてきました(爆)
スペインで一眼レフを使うことに味をしめているサスライシェフ。。。


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芸術の町、花の都フィレンツェはどこを切り取っても画になるわけで。。。

今回は色を抜いたフィレンツェをお楽しみください。


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             町のあちこちに彫刻が。。。イタリアの一番好きなとこ


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ゆっくり歩きながら、じっくりと歴史ある町並みを見る。

時々立ち止まっては帰路につく人の群れの中に紛れ込み、夕暮れを眺める。

バイク、車で溢れる石畳の道。

街角に並ぶ石の彫刻、馬車の蹄の乾いた音、消えゆく教会の鐘の音。。。

都会の喧騒を感じる時


ここはフィレンツェであると自覚しました(笑)






Posted by sasuraichef | 02:00 | Comment [4] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅

16 2010

大会翌日は本当に爆睡しました(笑)


マントバの大会が終わって、車で2時間の道のりを走ってベルコーレに着いたのは22時。それからステーキ食べて家に戻り、お風呂に入って(湯船で寝てました。笑)ベットに入ったのが0時。



起きたら昼の12時半でしたから。。。(爆)


なかなか12時間も寝るってことはないのですが、さすがにここ一週間は緊張や興奮でちゃんと眠れてなかったのかもしれませんね。


カーテンと窓を開けるとすでに太陽も高く、すでに隣近所のお昼ごはんの香りが漂ってきました。
大きく深呼吸しながらも視線の中に飛び込んでくる怪しき物体。。。
窓越しに見えるベランダの床に何か白いものが。。。



恐る恐る手に取ると。。。




白い女性用の下着でした。しかもでっかい。。。。(笑)



天もこの結果に喜び、ささやかな優勝したプレゼントかっ!?なんて思ったんですけど。。。(爆)


上の階から落ちてきたんでしょう。。。、残念ながら返還しておきました(笑)


さて、こんなアホなことを書きながらも先日の彫刻コンクールを振り返ってみたいと思います。


朝6時起床。6時半出発。。。
うっすらと明るくなってきたトスカーナの大地を走り続けGONZAGAに向かう。
8時半到着。会場にはすでに開催者のマルコ&大門君もおり会場の設置中。。。
丁度参加者でいつもなぜか隣どうしのミルコも登場。この人の作品はほんと面白いんです。本人はいたってやる気がないような脱力系ですが、期待を裏切らない!(笑)去年はカボチャの馬車を会場で彫って、今年のポスターになっていました。

もってきた道具やかぼちゃを下ろし設営。

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9時から10時半ごろまで朝食とったり仲間と談笑したり。。。

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11時前、なんだか三々五々、カテゴリーB(現地彫り)がスタート!!

今回は前回・前々回にくらべ参加者も若干少なめ。。。


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今回は宣言どおり「人魚」を彫りました。

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しかし、彫るスタイルにもいろんな人がいて。真剣そのもの、額の汗も拭かずにがんばる人から、なぜか途中でやってるものをどうすれば自分の考えてきたものにできるかわからなくなって、周りの人に聞きまくり、途中から主催者にお手伝いしてもらっている人、そしていつも常連でボス的マエストロは、5月のモデナでもそうだったんですけど、ずーーーーーーっとしゃべってる。あれはすごいですね、僕にはちょっと無理です。しゃべりながらも手は止まらずに花をずっと作っているわけです。しかも今回は前にずらっと女性のコックさんが見学にいて、彼女らに花の作り方を事細かに教えるんですが、この声が会場中に響き渡るわけなのです。。。



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昼飯はこの地区の郷土料理。ローストの肉の盛り合わせ。。。
もちろん赤ワインも頂きました(笑)

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何が楽しみって、やっぱり食べることでしょ(笑)

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作品も次々に完成しはじめました。隣のミルコは、去年、そして5月のときに僕が作ったドラゴンが気に入らなかったようで(笑)今回ドラゴン。そしたら隣のシチリア人も偶然ドラゴンで「ドラゴニアーモ」なんて新語をつくっていました。こんな言葉イタリア語にはないけれど、しいて言えば「ドラゴン作りあおうぜ」ってところですかね。彼のは牙がなくて、歯並びのいいドラゴンでした。しかし舌まで作ってあるなかなかの力作!なのに、別に作った兜を被った騎士はなぜか横たわってマントの下。ドラゴンにやられてしまったそうで、お姫様は食べられちゃったからいなくていいのさ、ということでした。(爆)


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天気もよかったのか、観客は絶えることなく終わりの16時まで常に一杯の状態でした。


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そして「人魚」完成っ!!最後の最後まで時間いっぱい楽しみながら彫りました。


     zucca_gonzaga_2010_54.jpg     zucca_gonzaga_2010_68.jpg


そして「魔の時間(試合終了から表彰式までの2時間、かなりの睡魔がおそってくる時間(笑)」
みんなで談笑中。。。いや爆笑中。。。


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そして表彰式。。。

マントバの大会にて2008年「オリジナル賞」、2009年「2位」、そして2010年「1位」
と、3年目にしてようやく獲れました一位。。。。


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イタリアでの最後の挑戦。沢山の人たちの応援をうけ最後の最後まで楽しめたこと、それが一番嬉しかったです。


日本ではジャンボカボチャの重さを競うコンクールはありますが、その後こういったカービングもできることも皆さんに知っていただけたらと思っています。
今後はこういった活動もしていきたいと思っております。


絶対、面白いですからっ!!ね、伯爵




追記ーーーーーーっ!!


次の日のマントバのネットニュース記事に載ってましたっ!!


ここをクリックっ!!




Posted by sasuraichef | 02:22 | Comment [2] | TrackBack [0] | 未分類

13 2010

速報っ!!カボチャ彫りコンクールの結果は。。。

只今帰ってきました。

マントバからの車での2時間の旅を終え、家に着く前にベルコーレによりカボチャを下ろし、夕食にステーキを頂き戻ってきたのは23時前。。。(涙)

朝6時起床だったので、けっこう長い一日でした。



とりあえず速報ってことで、結果を発表いたします。。。



家で彫った「アダムの創造」は。。。。






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1位でしたっ!!




伯爵、とりあえず約束ははたしたぜっ!!(笑)



ついでに現地で彫った「人魚」はなにももらえなかったですが(涙)

     zucca_gonzaga03.jpg     zucca_gonzaga02.jpg


でも、体力と集中力の限界の為いつも失速していた今までとはうってかわって、体力も集中力も最後の最後まで続き楽しく彫れたのでぜんぜん悔いはありません(笑)



あくまでも速報なので写真数枚だけUPして。。。。寝ますっ(笑)



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また詳しい詳細は明日以降にUPしていきます。


お楽しみに~!!


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         皆さんお疲れ様でした。。。そして皆さんありがとう。。。



       あっ、お供の「専属カメラマン&ゴーストライターもサンキュ!!




Posted by sasuraichef | 00:10 | Comment [11] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

12 2010

カボチャ彫刻完成っ!!明日はいよいよコンクール!!

うんちゃっ!! サスライシェフです(笑)


ゴーストライターがここ数日の事はすでに詳しく書いてくれていたので僕が今さら説明するまでもありませんが。。。ゴーストライターありがとうっ!!

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コンクールを前日に控え、ようやくカボチャの彫刻完成しました。



今回は休日を丸一日使って彫ったので平日はほとんど午後のみの作業。暗い電球での下の深夜の作業はやらなくてすみました。


とりあえず完成した後は本番用の飾り台に乗せ撮影。。。


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いや~、昨年のピエタよりほんと難しかった。。。(笑)

今回は男の裸体だったのですが、昨年のピエタにはやせ細ったキリストがいるとはいえ、今回は筋肉モリモリの2人の男。そのうち一人は顔はじ~さんだけど体はムキムキ。。。(笑)

そんなんで、筋肉の付け方や力強さを表現するのがけっこう難しかったです。


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ということで、明日会場で彫るもの決めました。。。



まわりからの声、過去の経験などなどからいろいろアイデアはあったのですが、自分の気持ちとの葛藤。。。己の気持ちと正直に向きあうことででた答えが。。。





やっぱり官能サスライシェフは女性の裸体が好ュキですっ!!(笑)  

と、いう気持ちから、「人魚」にしてしまおうと思っております。


完全な女性の裸体は5月に彫ったので、今回は半魚人的な。。。(笑)


そして飽きもせず官能的に。。。(爆)



まずは己が楽しむっ!!(笑)


というわけで行ってきま~す!!


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Posted by sasuraichef | 00:09 | Comment [2] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

10 2010

花畑ケーキ

今日はブログ日和ということでもう一本。(笑)ちなみに、絵の描き方だけではなく、ブログの書き方もサスライ氏とゴーストライターでは全然違うことが判明。あたしは写真を選んで加工終わってから、それに沿って文章を書く(写真を見ながら起こった事を思い出す)のに対し、サスライ氏は文章が先で、それにあった写真を選ぶ。なかなか面白い発見でした。

そんなことはどーでもいいんですが、先日UPしていた砂糖細工の行方はということで、カボチャの記事の間ですがUPすることにしました。働き者だわ、今日のあたし。。。(爆)

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前回ここまでご紹介しましたが、このあとも着々と家での作業は続き、バラの花、葉っぱ、ちょっとした飾り、それにその花をのせる花かごのような土台を作り乾燥。そしてエアブラシを使って着色していきます。

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こんなふうに花かごにバラをのせていくかんじで。かごの部分がまだバラバラだったときは、なんだかこのカチューシャのような部分から一体何ができるのか、ちょっと創造できなかったのだけど、なかなかモダンな花かごができてました。


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ベルコーレへは日曜の朝、この砂糖細工を箱にいれて車で運び入れました。ちなみに箱を抱えていたのは助手席のあたくしでございます。カーブとか道がデコボコするたびにむちゃくちゃ緊張しましたよ。。。ベルコーレに着くと箱に「サワルナ、キケン」とイタリア語で書いた紙をベタベタ貼って、みんなにサワルナ!と言ってまわるサスライ氏。何があるか分からないのでな、うちのキッチン。。。(爆)


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今回は40人分のケーキということだったのですが、季節的なものをということで洋ナシのムースとキャラメルムースの二層仕上げ。このかなりでっかいケーキ、日曜大工センターにでかけて、木で型から作ってましたよ。で、ギリギリの大きさの冷凍庫や冷蔵庫に上に物を乗せるな、ここを開けるときはかならずシェフに聞くこと!!!とでっかい文字で張り紙のしてあった一週間でした。(笑)そしてこのケーキを乗せる台は、あたしの御用達、フランコのところで金色の繊細だけどゴージャスな額に鏡をいれてもらって使うことに。ホテルなどのバンケットではよくやりますけど、とっても豪華な雰囲気になるんです。そこにボルドーのリボンを結んで、そのあとフルーツを乗せていきます。どうもシェフは誕生日の雰囲気について主催者と打ち合わせしてあったようで、彼女とその日の雰囲気に合わせて作っていたケーキだったということが後で発覚。確かにゴージャスな雰囲気の彼女にピッタリ!


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ケーキの周りを純白の生クリームできゅっと締めて、完成!ただしこの後このケーキ、彼女のお友達がパーティーの始まる前にもって行くことになっていたんですけど、なんとタクシー満員で来た彼ら。60cmもあるケーキの台は手で持っていくわけにも行かず、時間もないし、タクシーの後ろには数珠繋ぎの車が待っているってことで、なんとそのまま何にも入れずにケーキをトランクにいれて持っていっちゃったのです!!!!!(驚)速攻シェフから電話があり、パーティーに行く予定だったあたくし、ケーキが無事についているか、砂糖細工が壊れていないか確認して連絡のミッションを命じられましたよ。。。おかげさまで無事でしたけど。とてもステキなフィレンツェが見下ろせる丘の上のホテルでのパーティ。バラの花びらがちりばめられた階段をおりると、お寿司をはじめブッフェがあり、基本的にフォーマルな装いでとの指定があったためか、みなさんロングドレスに黒いタキシード&蝶ネクタイと、どこの世界に迷い込んだか?ってかんじでした。圧巻だったのは、彼女が女性人のために一人一人のイメージで作った羽飾り!!!!ほんとうにステキでしたよー。


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フラメンコが終わってケーキが出る午前0時前には、仕事の終わったシェフも駆けつけてのバースデーケーキ登場!みんなの歓声とシャッターを切るフラッシュがまぶしい一瞬でした。もちろんそのあと、ケーキには人だかりが絶えなかったですよ。あたしも二回いただきましたし。貫禄のあるイタリアマダムは「おいしい、おいしい、これはおいしい」と呪文のように唱えながらケーキとホールを行ったり来たりしてましたしね。よかった、よかった。

    
次回は来年1月のの友だちSの結婚式のときかしら。そしてそのあとはあたしと、伯爵(!?)の合同誕生日でピエタののったケーキらしいです。よろしくねーーー!(笑)

Posted by sasuraichef | 14:49 | Comment [6] | TrackBack [0] | 未分類

10 2010

神様ではなくサスライシェフのアダムの創造 その2

昨日の朝も今朝も起きたらすでに作業中のサスライ氏。

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やはり細かい作業になると太陽の光がある昼間じゃないとなかなか難しいらしい。というのも、すでにもう大まかな部分は完成、あとは細かい筋肉の動きや影、そして表情や指先をやっていかないといけないのですイタリアの家ってやっぱりどこか薄暗い感じだし(笑)、ライトを使っていると自分が陰になることもあったりしてやりにくいのね。

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気がついたらアダムと神様の指も、指になってきていたし!!!神様よりも立体的なアダム。神様のようにバックにいろいろとしょっていないから(爆)上下左右から見てもきちんと人間として成立していなければならないわけです。ミケランジェロの原画は確かにものすごく立体的に見える二次元構成なのですが、やはりこれを本当に三次元にもっていくというのはなかなかなもの。オヌシヤルヨノーの世界。。。(笑)


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実は昨日の段階で、だいたいの部分が終わったということで、ゴーストライター不在の間に展示のための布を広げてどんなもんかチェックしていたそうな。会場でのみせ方ってとても大事なのよー。モザイクでもそうだけど、中身だけじゃなくて額もすごく大事だからね。それ一つで中のモザイクの雰囲気がガラッと変わってしまう。同じくかぼちゃも背景や演出次第でもってるカボチャの彫刻のすばらしさが倍にも三倍にも引き立つ(人目を引く)というわけなのです。せっかくのすばらしい作品もそこがなければもったいないことになるってわけ。

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とりあえず前回5月のヌード女性のやつと同じ鮮やかな青い布の上に広げると、今回も黄色がはっきりしたカボチャなのでコントラストでとても映える!あとは細かい演出を考えなければっ!!!(ちなみに去年は何にももって行っていなくて(爆)会場内で売っていたカーテン生地とその辺に生えている木の枝をとってきてなんとか形にしたのよね。。。)

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そして午後の休憩時間にも作業は進み、あたしが工房&パソコン修理から戻ってきた深夜0時にも作業は黙々と進んでいました。しかし、なんというか、この仕上げの時間というのはきっといくらあっても足りないのじゃないかなぁ、と思うわけ。特に本物の見本がある場合はそれにどこまで近づけるかというのも目標になるわけだから、妥協を許さなければ髪の毛の一本一本まで再現したい欲に駆られるというのも分かるし、そこまでは無理というのもあるし、何よりあまりいじくるとカボチャが壊れる可能性もある(特に指先など)わけだから。


         
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そういえば日曜日は去年参加のマルコは行かないそうなので、見学に行きたい方(限定一名)、朝6時にチキチキ亭集合で!(爆)

Posted by sasuraichef | 10:33 | Comment [0] | TrackBack [0] | 未分類

08 2010

神様ではなくサスライシェフのアダムの創造 その1

皆様一年ぶりにこんにちわ。ご使命に預かっておりますゴーストライターです。(笑)実はあたしもいろいろと忙しくて、しかも自分の夏休み旅行記も終わっていないのに、すでにカボチャ彫りは二日目に入っていて、結構あせってる夏休み最終日の小学生のような気分です。。。(汗)しかもすっかり夏の疲れで、ヘルペスはでるは、朝も起きられないは。。。(爆)

ということで、朝起きたらすでにこんなかんじでした。ジャジャジャジャーン!!!!


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昨日半日没頭していたので(その間工房に行っていたゴーストライター、まったく昨日の進み具合を知らなかったのですよ)すでにかなり形になっている!!!今回「アダムの創造」をするにあたって、横につぶれた大きなカボチャを買ってきたのですけど、実はそれは使っていません。というのも、冷蔵庫に入らなかった。。。(爆)なので、当日用にと用意したもう一つの少し高さのあるカボチャを使っています。でも結局それがよかった!というのも、実際のアダムの創造、神様の位置が若干アダムよりも高いところにあるんです。

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だいたいの位置をコピーしたアダムの創造をカボチャに貼り付けて決めてから、直接彫り進めていくサスライシェフ。二次元を立体にするときに奥行きが問題になるんですけど(まあこれは絵でも同じですが)この人、頭の構造上!?モノを手前から描きはじめても一番奥がきっちり描けるんですね。あたしはどちらかというとまったく逆のアプローチをするので(背景から書く。モザイクも同じく)とっても不思議なわけなのです。


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しかしここまで来て一言。

「去年のピエタのほうが簡単だった。。。」

ピエタは人物が二人、しかも奥行きがかなりある構成とはいえマリア様はほとんど衣服をまとってるので、全体の半分以上はそのドレープでよかったわけです。今回は、特に神様の後ろ側にたくさんの天使?のようなひとたちがくっついているのと、ほぼ裸体なので、体の線、筋肉の動き、指の先ひとつまで彫らないといけないってわけ!しかも腕や足の隙間からの立体感を出さないといけないから意外と彫る場所も多いし細かいのね。

いや、今になって思うけど、サスライシェフ、ゴーストライターの意見をきいて「アダムの創造」にしていてよかったね。。。あなた、あの宣言どおり「最後の審判」なんかやっていたら。。。(爆)


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ここでランチタイム。台所はカボチャの作業中のため、寝室でピクニック状態!!!(笑)ちなみに、現在うちの冷蔵庫はこうなっております。去年はカボチャの重みで冷蔵庫の野菜室のガラスが割れたので、今年は厚い木のまな板をしいてあるんだけど、おかげでこの期間中料理はなにもできません。。。

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ここでゴーストライターは工房へ。二時間後にもどってきたらお昼寝もせずに(笑)がんばっていて、ずいぶん進んでいました。アダムと神様の指先もずいぶん立体的になってきています。

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サスライシェフ、始める前にこの絵についていろいろと調べていたんですけど、神様のバックにあるのは、脳を横からみた断面図なのではないか、といわれているそうですね。この頃の人たちは、写真もなく、キリスト教では解剖は禁じられていたのに(まあ、ミケランジェロもダビンチも隠れてやっていましたけど、もちろん医者ではないですからね)こうもリアルに人の体の内部を描けることに驚きですよね。いずれにしてもミケランジェロの活躍していた1500年の半ば、ルネッサンス期というのはイタリアでは解剖というのが、学問としては確立されていき始める頃なのです。1500年代に入るとボローニャ大学で体系立てた解剖学の研究が始められ、1543年、アンドレアス・ヴェサリウスというひとが実際に解剖して見たものを詳細に著した「人体の構造」という図録を出版し近代解剖学の基礎を築いたの。フィレンツェもその頃はルネッサンスの自由な息吹を謳歌していただろうから、おおっぴらにはできなきなくても、そういうことを容認する空気があったと思うのです。


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そして夜ご飯のあとまで続けた作業ですが、ほとんど大たいの人物像までは完成。あとは細かい細かい部分に表情をつけていかなければいけません。なにせ今回は絵画を彫刻にしていますから、その細かさをどこまで表現できるのか、というところですもんね。そこが前回のピエタとの大きな違いでもあるし。とりあえず細かい作業は太陽の明るいうちのほうがきちんと見えるということで、今日の作業はおしまいだそうです。お疲れ様!!!


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明日からはベルコーレもランチ・ディナーともに営業。休憩時間と深夜の作業が続きます。。。がんばれー!

Posted by sasuraichef | 22:34 | Comment [0] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

08 2010

カボチャ彫り、はじめました。。。

今日は午前中は仕事が休みだったので、午後の出勤時間までかぼちゃを彫りました。


重さは約20KG。。。


彫り始める前に家の冷蔵庫に入るか確認(笑)

カボチャを彫るにあたって一番大事なことなんです。

日曜日のコンクールまでまだ5日。今日彫りだしても作業をしない時は冷蔵庫に入れて保管しないと腐っちゃいます。


皮をまず剥いて。。。

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大まかなデザインを軽くナイフでつけていきます。


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彫り始めます。。。


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ちょっとずつ見えてきたでしょ?

ここまでで3時間半ほど。。。


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明日は一日お休みなので、朝から夜まで彫り続けますっ!!

気合入れないともたないな。。。(涙)


伯爵はすでにボッティチェリのラ・プリマヴェーラを完成させていますが、毎日、朝から夜まで切り続ける集中力。。。すごいよあんたっ!!

オレにはできないかも。。。(笑)



というわけで、お楽しみに~!!

Posted by sasuraichef | 00:24 | Comment [4] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

06 2010

カボチャ彫刻コンクール開催っ!!

Locandina.jpg

来る9月12日(日曜日)、僕は3回目の参加となります「かぼちゃ彫刻コンクール」がマントバで行われます。
今年のコンクールのポスターには昨年参加した時の僕も写っております(笑)


数ヶ月前、最後の聖戦と題しましてミケランジェロの「最後の審判」を彫ろうと予告していましたが、最後の審判を彫るにあたって、キリストを中心としたまわり1列目ぐらいの人物を彫ろうと思ったのですが、そこだけを彫ってもよくわからない。。。(笑)
ミケランジェロの最後の審判には200人近い自分物が描かれているのですが、やはり全部揃って「最後の審判」であり、いくらジャンボカボチャといえども面積的に無理があります。
当然、彫ろうと思ってもカボチャは「腐ってしまう」キャンバスである為に制作期間も限られるので、今回は同じくミケランジェロの作品でありますが、もっとシンプルでありながらもインパクトのある、システィーナ礼拝堂の天井部に描かれている「アダムの創造」に挑戦しようかと思っています。


God2-Sistine_Chapel.jpg


これなら全てのデザインが彫れますし、昨年の「ピエタ」という、すでに立体彫刻として存在している素材をカボチャに彫った「3次元から3次元」というものより「画」という2次元の素材を3次元にするという新しい試みもあるわけです。

コンクールですからね。。。
入賞しないと意味がない。。。

この大会3回目なんですけど、1回目はオリジナル特別賞、2回目は2位となっていますので、3回目の今回は残された場所。。。「優勝」狙っていきますよ~。5月に続きダブル優勝じゃっ!!(笑)



すでに先週キュージまで行き、植木屋さんにて巨大カボチャを購入。
ここ植木屋さんなんですけど、この時期には道路に面した場所に巨大カボチャが並ぶんです。


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一年ぶりにここの植木屋さんを訪問したんですけど、お店のお兄ちゃん僕の顔を見るなり


「おっ、カボチャ買いに来たかっ?」


と、覚えていてくれました(笑)


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狭い家に巨大カボチャが我が物顔で居座っています(笑)

それでは今週のブログもお楽しみに!!





お・ま・け。。。

カボチャを取りにいったついでにYOSSYさんのお友達&スポンジシェフを連れてピエンツァまで行ってきました。

ピエンツァという歴史のある町を探索しましたが、一瞬YOSSYがカメラを向けた瞬間なぜか僕らがとったポーズは。。。


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     科学戦隊ゴレンじゃいっ!!(笑)


打ち合わせもなしで、一瞬で決まったポーズっ!!(爆)


息ぴったりやし。。。(笑)


戦隊ものに関しては、真ん中は常にリーダーであり、色は「レッド」なのでありますが、ちょっとこの「スポンジリーダー」ピンクっぽい(女性ポーズなんですよね。。。(笑)

手首のさがり加減が。。。(笑)

頼りないというか。。。(笑)


おかまチックというか。。。(爆)

Posted by sasuraichef | 16:00 | Comment [6] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

05 2010

スペインに喰らわれたっ!!最終回、情熱のフラメンコ編

昨夜の闘牛の興奮も冷めないまま、マドリッド2日目を迎えた。
明日はイタリアに戻る日。 スペインを楽しむ最後の日である。

まずは「ソフィア王妃芸術センター」へ。。。


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20世紀の近現代美術を中心に展示してあるのだが、もともと病院として作られた建物なので普通の美術館とするとちょっと作りが違ったりする。中庭に面する通路なんて美術館というより病院のようだし。。。(笑)

ここにはサルバドール・ダリ、ジョアン・ミロなどの作品が展示されているが、やはり一番有名なのはパブロ・ピカソの大作「ゲルニカ」ではなかろうか。

ピカソは20世紀最高の画家といわれていて、作品の初期・中期・後期と大幅に作品の構成が変わってきているのは皆さんもご存知のはず。
一枚の絵の中に、何方向からの視点で見たパーツを組み合わせる独特の作品は、当時の新しい「革命」だったわけで。。。

その技術を使い、スペイン市民戦争中のゲルニカ爆撃を主題に描いた絵画はパリ万博の為に1ヶ月ほどで作り上げ、世界への平和のメッセージとして全世界へ衝撃を与えました。

縦3.5m、横7.8mという大作はモノクロで描かれています。
ピカソの作品を観覧していき、隣の部屋に入ると同時に目の前に現れる巨大な作品!!


          ゲルニカ


死んだ子を抱く悲しい顔の女性や牛・馬など声なき悲痛な表情と、「戦争=血」という関係をあえて「色」を使わずにモノクロで表現したものが、ピカソの感じた「戦争」への怒り、そして悲しさが詰め込まれているようで。。。
じっと絵に釘づけになってしまいます。

彼独特の多角からとらえた視点、いわゆるキュビスム(形態の分析、解体、再構成)は非現実的な作風になるので、とらえ方によってはその表情さがさらに絵にインパクトを与えているように思えます。
新しい絵の分野を確立した偉大なピカソを感じることができました。



近代美術を鑑賞し、お昼はSAN MICUEL市場へ。。。


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ここもバルセロナ同様綺麗に並んだフルーツや野菜、お惣菜、ピンチョ屋さんなどが並び、あちこちの店でピンチョ・タパスなどを買い、市場の真ん中にあるテーブルで食べられます。

すでにスペインに喰われて続けている僕らは、旅の最初からするとかなりの少食。。。

ピンチョやタパス、サラダだけですでに十分です(笑)

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胃がエコモードになってきてます。

市場を楽しんだ後は、またお昼ね。。。(爆)


スペインの暑さを経験すると、シエスタ(昼寝)をとることが生活習慣として社会的に認めてられることが、身をもって分かります!!

午後はグラン・ヴィア周辺を探索。

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ニューヨークの町並みをイメージして作られた大通りは高層ビルが並び、常に人も絶えない。

夜10時半からホテルの近くのCasatapasというところでフラメンコを見ることになっていたので、夕食も軽く市場で食べることにする。



10時すぎCasatapasへ行きレストランのカウンターでちょっと時間を潰す。

10分もしないうちに、レストランの奥にあるフラメンコの舞台の部屋へ入場。
予約をしていたので狭い場所とはいい、後ろであったが目の前が一段低くなっている席で、フラメンコを見るには最高。

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ワンドリンクサービスなので飲み物を頼んでいるうちに、ほぼ満席になる。

照明が落ち、舞台だけにスポットライトが。。。


まずはカント(唄)3人とギター2人が入場。


ゆっくりとしたテンポではじまる。
かすれた声と手拍子、そしてギターの音が会場に響く。。。


僕の中でフラメンコとは酸いも甘いも噛み分けた眉間にしわの寄って、ちょっとキツメの顔立ちの黒髪の女性が、真っ黒な舞台で真っ赤なドレスを着て踊る。。。の「ドロっとした世界」そんなイメージをしていたのですが。。。


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ハイっ、まさしく望んでいた女性でした(笑)


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グラナダでは金髪のピチピチ(死語か!?)した若いダンサーだったわけで、それはそれでいいのですが(笑)やはり僕の中でのフラメンコはこんなイメージだったわけです(笑)

もっとこう怒りや悲しみ、そして喜びが表情からにじみ出てくるにはそれなりの人生経験も必要なわけで。。。


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そんなわけで、素晴らしいフラメンコを見ることができました。





この日も興奮収まらぬまま、床に着くのでありました。

そしてイタリアへ。。。




皆様、大変長いブログにお付き合いくださいましてありがとうございました。


「サスライシェフのスペインに喰われるっ!!」


ぜひとも皆さんにもスペインの感動と、スペインにぜひ行って頂きたいという思いから全ての工程をを書くことになってしまいましたが、とりあえず終わってよかった。(笑)

旅は新しい発見ができます。旅は新しい自分が見えてきます。

今回スペインを旅して、本当によかった。。。人生の中で新しい刺激を受けたいと思った時は、迷わず旅に出てください。

そして情熱の国、スペインを見てください。

あなたも黒と赤の世界の虜になるかもしれません。。。


オレーーーーっ!!



さて、今週からはとうとう始ります。


「カボチャ彫刻コンクールへの道っ!!」


と題しましてブログUPしていきます。

丁度コンクールまで一週間ですし、明後日くらいから彫り始めます。



今週は「謎のゴーストライター」さんの記事、お楽しみに!!

Posted by sasuraichef | 17:20 | Comment [4] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅

03 2010

スペインに喰らわれるっ!!闘牛編


チケットを見せ長い廊下を歩いて数段の階段を上がると目の前に現代の「コロッセオ」が広がる。

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係員が席まで誘導してくれると、開演一時間前だというのにSol Y Sombra(時間により日向から日陰になる席)はすでに日陰っ!! ラッキーっ!!

席に着きじっくりと今から儀式の行われる会場を見渡す。

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Sol(日向)の場所、2階席ぐらいに6人ほどの日本人を発見っ!!
開演一時間前だというのに、サンサンと照りつける太陽の下、日傘やらタオルを顔中に巻いてる(笑)
Solということは闘牛の終わる21時ごろまでずっと日向ということになる。

ちょっと大丈夫かなと思って見ていたら、開演15分前ぐらいにどこかへ逃げていた(爆)

19時のスペインの太陽の日差しを甘く見てはいけませんっ!!日本では考えられないけど、めっちゃ暑いです。

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      一人で砂被りに座っている謎の情熱的スペイン女性に気をとられる官能シェフ(笑)


会場の時計が19時を指したと同時に乾いたトランペットの音が闘牛場へ鳴り響く。。。

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と同時にアルグアシリージョス(2頭の馬と騎士)が入場。

そして正面(日陰)から見て左側の門が開き、闘牛士達が並んで入場してくる。厳粛な入場行進は闘牛が単なる見せ物ではなく神聖な儀式であることをうかがわせる。

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そして日陰の席の最上段には祭りの主催者がおり、その人達へ挨拶。
ちなみに日陰の席には闘牛士達のスポンサーや高額のチケットを買うことのできる紳士方が陣取っており、大抵そこに近い場所で戦いが行われるという。

入場行進が終わると闘牛士たちは自分のピンクのカポーテ(マント)を手にとり広げ動きを確認する。


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ゆっくりとカポーテの裾が地面を舐めるように動く姿を見ているといよいよ闘牛がはじまるという空気が伝わってくる。


ここで闘牛の進行を簡単に説明しよう。

闘牛は3人の闘牛士(マタドール)が各2頭の牡牛を相手に交代で戦うものである。
だから1回の闘牛では6頭の牡牛が登場することになる。

各マタドールの配下に2人のピカドール(槍方)と3人のバンデリジェロ(銛撃ち)がいる。

ピカドール(槍方)とは目隠しした馬(馬が脅える為)に乗ったちょっと小太りのおじさん。
人間の想像を遥かに上回る牡牛の体力を奪う為に、馬の上から牡牛の首筋を槍で突いて出血させ、体力とスピードを減じ、牡牛の首を下げさせる役目をする。

バンデリジェロ(銛撃ち)とはピカドールの槍で傷つき牡牛の動きが鈍くなっているのを、もう一度背に1対ずつ3組の銛を打ち、新たな刺激を与える。
牛の真正面から銛を両手に持ち、牡牛に向かいながら背中に銛を打つのはまさに、モハメッド・アリのよう。

「蝶のように舞い、蜂のように刺す」

って感じ。。。

一頭の牡牛は「牡牛の出」「ピカドールの場」「バンデリジェロの場」そしてマタドールが登場して最後の「死の舞踊、真実の瞬間」という進行を経て幕を閉じる。

これを1度の闘牛で6回見ることができるわけ。。。




トランペットが鳴り響き、会場の中心に立て札をもった人が現れる。

牛の名前、体重、年齢、どこの牧場からきたかなどの情報が記載されている。
すべて520~580KGの牛。想像もつかない。。。

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その人が退場すると、奥の扉が開くっ!!


真っ暗な通路から飛び出してくる牡牛っ!!

と同時に観客席からもれる驚きの声。。。
闘牛用に特別に飼育された牡牛は雄々しく、筋肉の塊という感じ。
尖った角は長く左右に伸び、胸板は厚く腹部もしまり、無駄な贅肉はない。

まさにボディービルダーのような体。。。

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一瞬このコロッセオという見慣れない観客に囲まれた風景に驚き立ち止まってしまう牡牛もいるが、ピンクのカポーテをもった闘牛士達がカポーテを煽ぎ場内を走らせる。
牛は「色盲」であるため、ピンクのカポーテや赤い布(ムレータ)の色ではなく、動きに反応して突進してくるのです。
なぜ赤い布を使うとかというのはマタドールや観客、いわゆる人間が興奮する色だからなのです。

カポーテに向かい突進する姿を見て、マタドールはスピード、体力、性癖を解明するとのこと。


ここでピカドール(槍方)が登場します。
ピカドールの乗った馬は目隠しされ、体中を牡牛の角から守る為の鎧でまとっています。

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ピカドールが徐々に牡牛との距離を詰めていき始めると、牡牛がいきなり馬に向かって全力で突進してきます。

牡牛が馬に体当たりする瞬間、ピカドールの槍が牡牛の背中に刺さります。

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「ドスっ!!」という鈍い体当たりの音が聞こえます。


牡牛の体当たりは非常に激しく、今回は2回ピカドールは落馬しましたし、そのうち一回は馬も真横に倒れたままピクリとも動かなくなり会場は一瞬騒然となりました。


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数秒後係りの人間が場内に飛び込み、馬の尻尾を引っ張った瞬間馬はビクッとし立ち上がりましたが、あまりの衝撃に気絶していたのでしょうね。それほど牡牛の体当たりは激しいものなのです。

ピカドールの槍撃ちが決まった後は、牡牛の背中は鮮血で真っ赤に染まります。
そしてトランペットが鳴り響き、ピカドールは退場。。。


そして続いてバンデリジェロ(銛撃ち)の登場です。

銛を両手にもち牡牛と真正面に向きあいます。そして牡牛に向かって走り出し「間一髪」の距離で左右交互に回り込みながら一対の銛を牛の背中に打ち込むのです。


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マントなんかなく「素」の状態ですからね。
一番危険じゃないかと思うのです。

1対の銛を3回刺すことができますが、失敗して刺さらなかったり、刺さっても抜けて落ちたりすると、観客席からはブーイングが起ります。

失敗したらそのまま。。。

成功すると6本の飾り銛が牡牛の背中に残ることになります。

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またもや、トランペットが鳴り響く。。。
バンデリジェロ(銛撃ち)の退場。


そしていよいよやってきましたマタドール(闘牛士)の登場。


剣とムレータ(赤い布)を持った闘牛士はまず主催者席の下から牛を殺す許可を請い、それから敬意を表して帽子を捧げます。これは帽子を渡す相手に牛を捧げるという意味らしいです。

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観客席から拍手が鳴り響くと同時にトランペットも鳴り響く。。。

いよいよ最大限15分のマタドールと牡牛の戦いが始るのである。

いくら背中が鮮血に染まっている牡牛とはいい、目は殺気だち、足を蹴り上げて砂埃を立てる。


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腰を前に突き出し、ムレータを広げるマタドールの勇ましさ。。。

どんなに牡牛が突進してきても腰はひかない。

紙一重でかわす瞬きも許さない一瞬っ!!



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時々止まり、牡牛との距離をつめて角の先20~30CMまで近づくマタドール。

牛の目は左右についている為、真正面のわずかな隙間が死角になっているらしい。
牛の角の間、つまり真っ正面に立つことができる闘牛士は素晴らしい闘牛士。下手な闘牛士は斜め前から牛を呼んでしまうらしい。

死角と分かっていても、殺気だち槍の先のように尖った牡牛の角の間に立つことは容易ではない。

マタドールの死か、牡牛の死か。どちらかが神に召されるまで続く。。。



エストカダ(最後の一突き)に入るマタドール。

剣を牡牛に向け、タイミングを計る。

両者の間にある「死を分けた戦い」の張り詰めた空気。。。


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ここで向かってくる牡牛の背中に剣を一突きするのだが、一回で決まり牛が跪くか倒れたら闘牛士は「牡牛の耳」をもらえる。この耳をもらえるということは闘牛士にとって名誉なこと。
当然素晴らしい闘牛だった場合は、観客が白いハンカチをヒラヒラさせて闘牛士の栄誉を称える。

もし失敗して剣が刺さらなかったり、刺さっても倒れなかったりした場合。。。
その時は観客席からはブーイングの嵐!!

当然一回で決まらなかったら「牡牛の耳」はもらえない。

年に数回しかでないらしいけど、本当に最高の闘牛だった時には「尻尾」がもらえるという。。。

観客のハートを掴み、勇ましい戦いをした闘牛士には最高の名誉っ!!尻尾を取ることがができたマタドールは伝説になるらしい。


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僕が見た中でも数回は剣が刺さらず失敗したし、マタドールも手から血を流していたりと「生死を分けた戦い」が見れた。

最後は口から血を流し跪いたり倒れているいる牡牛の後頭部の急所にとどめを刺し、全てが終わる。

ただこの瞬間にも一度で決まらなかったり、牛に必要以上に苦痛を与えるものなら観客席からはブーイングが飛ぶ。

  
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闘牛場で生涯を全うした牡牛は、馬に引きずられ観客席からの惜しみない拍手を受けながら、会場を一周したのち退場する。

この流れを6回、約2時間という時間の中で繰り返される。


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「生と死を分けた戦い」

闘牛を見てどう思うかは人間一人一人違う意見だと思うが、ただの「殺し合いのショー」として見れば長い伝統と歴史の中で育ってきたスペインの国技を分かることはできないだろう。

闘牛が動物愛護で問題になったりするけど、僕ら日本人も「魚の活作り」を1つの伝統調理法として見る民族であるだけに、その土地土地で出来上がった文化、伝統、歴史を「動物愛護」という一文字で片付けることはできない。(闘牛の牡牛も敬意を払い食されます)魚と動物(いわゆる哺乳類)とは違うという人もいますが(よくイタリア人、特に魚は食べるけどベジタリアンという人と捕鯨のことについての激論するとでてくる問題です。)オーストラリアでは動物愛護という見地から法律で魚の活作りは禁じられています。僕は料理人として、どちらの命もつかわせていただいている。


メニューで鰻を調理することがありますが、生きた鰻を左手で握り釘を右手に持ち頭に刺す瞬間、左手に伝わってくる鰻のエネルギー。
頭に釘を打たれながらも左腕に胴体を絡ませて「グッ」と締め付けてくる力には、全身全霊をかけた「生きる」という生命のエネルギーを感じます。
締め付ける力は半端ではない。
生から死への瞬間、どんな生命でもあってもその瞬間は「生」を願うもの。。。

背中に槍や銛を打たれ出血し、ほとんど意識も朦朧としている牡牛も最後の死の瞬間まで一歩も引く事はない。
動くムレータに無心に突進するも、マタドールの些細なスキをみつけようならば「生きる」という本能でマタドールに襲いかかるであろう。
実際マタドールの剣を刺され跪いた牛が、とどめを刺しにきたマタドールに立ち上がり突進した時もありました。

生きるという執念、生きるという力。

生命の計り知れないエネルギー、そして命の重さ温かさ、そして尊さを毎日の仕事を通じて感じられる僕は、本当に幸せかもしれません。

生命の命を絶つ瞬間、本当に生きているということに感謝しないといけないですね。

今回の闘牛を見て、改めて感じました。





ぜひスペインに行くことがあれば「闘牛」は見ていただきたい!!


スペイン人の歴史・伝統・文化、そして心のとても深いところにある「ドロっ」とした感情を感じるには、闘牛が一番ではなかろうか。。。


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黒い牡牛と赤いムレータ。

光と影、そして生と死。。。

その色はもう1つのスペインの情熱、フラメンコにも通じる色なのである。


次回は「スペインに喰われるっ!!最終回・情熱のフラメンコ編」です。

お楽しみに~!!


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Posted by sasuraichef | 02:08 | Comment [5] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅

02 2010

スペインに喰らわれる!!猛暑のコルドバから最終章マドリッドへ

旅も6日目の朝。。。

グラナダ駅のバスセンターに向かい、コルドバへ向かう高速バスに乗り込む。お腹の調子はなかなか回復に向かっているよう。カフェラッテはお預けで、フレッシュのオレンジジュースを飲む。イタリアでは、バールで飲むフレッシュオレンジュース、おいしいんだけど5ユーロ以上は必ずするので、かなりの贅沢(もしくは家で)なんだけど、スペインはどこにいってもこれが2ユーロくらいで飲めました。さすが、道路のあちこちに街路樹としてオレンジが植えてあるだけあるのか、安い!!!!いや、イタリアがぼったくってるだけなのか???(爆)

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グラナダからコルドバへは約3時間の旅。。。


高速道路と一般道でひたすらコルドバに向かうも、見えてくるバスからの風景は「オリーブ畑」のみ(笑)

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どこまで走っても途切れず、地平線の彼方までオリーブの木が並んでいる風景をみて、オリーブオイル生産世界一であることを認めざるおえない気分になる。そしてその下は雑草が一切ない乾いた赤茶けた土の大地。トスカーナのような丘が続くけれど、まったく似ていない風景。。。

オリーブオイル=イタリアってイメージがあるけど、実際世界生産量の30パーセントをスペインで、20パーセントをイタリア、15パーセントがギリシャで作られているらしく、この風景を見ることでその生産量はうなずける。

確かに値段もイタリアよりも安く、レストランなどでも多量に使われているのは事実。


そんな圧倒的なオリーブ畑の風景に驚かされながらもバスは走り続け、目的地コルドバに昼すぎに着いた。


まずは半日観光後(夕方)マドリッドに向かう高速電車のキップをゲットっ!!

それから歩いてコルドバの中心街にいくも、道にでていた温度計表示板にはすでに

38度っ!!


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中心街のユダヤ人地区にあるメスキータに入る前に昼食を取る。

コルドバ伝統料理を頂いた。ガスパッチョ好きの相方もサルモレホの濃さにはちょっとギブっ(笑)
雄牛のテール煮込みはおいしかったが、まだまだ僕のお腹にはちょっくらヘビーな感じ。

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なんか冷製シャブシャブ的なものが恋しくなる(爆)

食後はメスキータへ。。。

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これまたイスラム教とキリスト教の深く交じり合った場所。
785年に建設がはじまったこのモスクは3回に渡って拡張され、最終的には2万5千人が入れるモスクになりました。。。。が、のちにコルドバを再征服したカトリック教徒による改造で、モスクだった場所を無理やり教会チックな飾りにしたりと、かなりの無理が見られるモスク(笑)

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これほど2つの宗教が同じ場所に共存しているのは世界でも他には例がないと思います。

そしてユダヤ人地区にある花の小道を探索。。。

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さすがの暑さにアイスとアクエリアスを飲み続ける。。。


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(今回の旅で、ほんとアクエリアスにはお世話になりました・笑)



駅に歩いて戻るも途中の温度計表示板は、なんとっ!!


45度っ!! フォーっ!!(笑)



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脳みそが焼けるというかですね、過去経験したことのない気温でした。
でも不思議なことに、陰に入ると空気が乾燥しているので暑くはないんですね。

ほら北アフリカなどここ以上に熱い国では、皆さんの衣装は全身を覆っているものですよね。
スペインの乾燥している大地を旅した事と、先日店のオーナーアブデル氏からモロッコの土産に、全身を覆う民族衣装をもらったのですがそれを着てわかりました。
 気温が高くても湿度がないので、汗は瞬間的に蒸発してしまい全身を覆う服を着てもべたつかない。
日陰が涼しいということから、体全体を日陰にしているということなので理にかなっているわけなんですね。
その土地その土地で生まれてきた文化って、それぞれ理由があるわけなんですね。それは料理なども関係していることなんですけど。。。

それにしても、全身を覆う民族衣装を着た僕は。。。



「アラブの石油王」(笑)



ぽかったです(爆)


17時の高速列車に飛び乗り、向かうは最終目的地「マドリッド」

18時半にはマドリッドの駅へ着き、地下鉄でホテルまで移動。
チェックインをしてちょっと近くを探索。

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ここ数日大食い「大当たり」で僕の胃袋もどん底へ。。。

こんな状態では日本食が恋しくなり。。。




シャレではないがホテルの近くに日本食レストランを発見っ!!


その名も「和食レストラン・どん底」(爆)


旅先で和食なんて食べようと思ったことは一度もなかったのだが、すんなり僕の体はノレンを潜ったのだ(笑)


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最近中国人経営の日本食レストランがイタリアはもちろんスペインでも展開しているが、ここは「日本人経営店」という日本人が作っている和食の店として公認されているところ。


メニューを見る。。。


ご飯
味噌汁
定食
寿司
さしみ。。。


う~ん、僕の中で「日本人」としての魂が叫ぶっ!!(笑)

数分後。。。


テーブル上にはご飯と味噌汁、豚しょうが焼き、マグロ納豆、握りにアナゴと卵、そして揚げだし豆腐が並んだ(爆)


イタリアでもめったに和食レストランには入らないのだが、あたらめて和食に感動っ(笑)

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全てをたいらげ、おさえに抹茶アイスまで胃袋に収めるのでありました。。。

ホテルに戻って明日からのマドリッド探訪に備える。。。zzz



マドリッド一日目


僕はどれだけこの日がくることを待ち望んでいただろうか。。。

スペインで見てみたい目的の1つ「闘牛」の開催日である。

朝まず地下鉄で「ラス・ベンタス闘牛場」へ向かいチケットを購入。

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夜7時からの開演であるが午前中に席を確保する。もちろん席はテンディド(一階席)の一列目、しかもSol Y Sombra(時間により日向から日陰になる席)!!

闘牛場は日陰席、日向から日陰になる席、日向席と値段は違ってくる。当然砂被り、一階席、二階席、三階席と近さによって値段も変わってくるが、午後7時からの開演とは言え、まだまだ太陽は厳しく照り付けてくる。

そんなことでこの席をゲット!!一人46ユーロ!!

いったんホテル近くまでもどり、日曜ガラクタ市を見学して植物公園へ。。。

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マドリッドでは闘牛とフラメンコを見ることしか重要視していなかったため、のんびりと植物公園で過ごすことになったわけ。。。(笑)

昼食に「Museo de Hamon=ハム博物館」へ。

観光客でいっぱいであったが、なにが凄いってカメリエーレの動きっ!!
テキパキ動くラテン民族。。。あんまり見たことなかったのだけど。。。(笑)

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そこでは生ハムの盛り合わせとニンニクスープとサラダ。。。
スペイン一日目からするとかなりの少食になってきてる(笑)しかもこれすら完食できない僕達。。。

食後はホテルにもどり、恒例となった2時間ほどの昼寝。。。zzz

17時ごろ起き地下鉄に乗り、開演前一時間には闘牛場へ。


いよいよ待ちに待った闘牛がはじまるのである。。。つづく

Posted by sasuraichef | 03:16 | Comment [2] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅

01 2010

スペインに喰われるっ!!死兆星を見たグラナダ編(涙)

人生楽ありゃ苦もあるさ。。。ただ、こんな時に。。。(笑)


人生最大の「危機」に直面し、全神経をオシリに集中することだけが、最後の防波堤を守る残された手段。。。(笑)

そんな状況で、よくバルセロナからグラナダまでの1時間半ほどのフライトとバス移動ができたと思うのだが、本当のところグラナダのホテルまでの記憶はほとんどない。。。(爆)


それぐらいハイレベルな集中力を維持していたわけで。。。(笑)


グラナダのホテルについたら目的地に到着した達成感か、少し気分がよくなった感じだったのでホテルに荷物だけ置きグラナダの町を探索。。。いや徘徊って感じ(涙)

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飛行機移動の為(手荷物機内持ち込みのみ)、シャンプーや水などの液体物生活品を購入することが、まず目的地に着いてからの行動なので仕方がなかったのだが。。。

11時ぐらいにはホテルに戻り、午後3時のアンダルシア在住12年の鹿児島出身のフラメンコダンサーの知り合いとの約束の時間まで寝る。。。彼女は現在グラナダに5年ぐらい住んでいるそうですが、すでにプロのダンサーとして活躍している方。この9月からフラメンコ学校で子供向けのコースを受け持つそう。
フラメンコの本場で指導者として教えることは本当に凄い事だと思います。

僕ちゃん37才なんですが、今からは無理ですかね~(笑)


昼も食べずに午後3時まで寝ていたのだが、回復している感じはない。。。(汗)

知り合いとは待ち合わせ場所で会うことができました。まず薬局屋に付き添ってもらい薬を買い、その後お茶でもしょうと近くのアラブ系のお茶屋さんに行きお茶を飲むも。。。

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やはりここでもトイレに駆け込むことになり、トイレからもどってきた僕は「冷や汗」をかきはじめたので、友人の家へ行きベットへ直行。。。

ひたすら寝るのみ。。。

夕食時には「おかゆ」を頂いた。。。(涙)

胃袋にやさしく染み渡る日本の味。。。 体調の悪い時におかゆ。。。これ以上のありがたさはない。
 
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              完全にスペインに喰われているサスライシェフ


それでもその後はひたすらベットとトイレを往復することになるのだが、体調が悪い時は考えられないほど寝ることができる。 僕は病気も怪我もしないぐらい健康だけがとりえで生きてきただけに、病気の時に気持ちを忘れていた。

旅先なのでちょっとぐらい無理してでも観光したいと思ったのだが、体は正直で確実に休息を求めていたのである。

そにままホテルにもどり寝る。。。寝る。。。寝る。。。。


ベットの上で過ごしたグラナダの一日目。。。一生忘れないでしょう(笑)




グラナダ2日目。。。

神は見捨ててはいなかった。。。

アルハンブラ宮殿の中にある「王宮」に朝9時に入る予約をしていた為に、絶対に8時には起きなくてはならなかった。

起きてみると少しは体調がいい感じ。
オシリに全神経を集中するまではない。。。ただ油断は禁物っ!!

出発前にホテルのトイレにあったロールペーパー1つをリックに押し込む(笑)
これさえあればなんとかなりそうな気分だったからだ。

8時半、ホテル前からアルハンブラ宮殿行きの小型バスに乗り込み、8時45分アルハンブラ宮殿入り口到着。
そこから王宮まで中にはを歩いていかなければならないが、ちょっと道を間違えてしまったり。。。(汗)

おかげで9時ジャストに入らないといけないだけに、ちょっと小走りになりました(笑)
まだお腹も張っている感じだし、昨日の今日というだけに火種が残っている状態なので、ちょっと走りが「内股ちっく」になってたかもしれません(爆)

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                   顔がまだ「病み上がり決死隊」(笑)

9時ジャストに広い庭園を抜けて王宮入り口に到着。
到着と同時に入ることができました。

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さてこのアルハンブラ宮殿長い歴史があるわけだが、簡単に説明すると「スペインにおけるイスラム教徒の最後の砦」とでもいいましょうか。。。イスラム教がキリスト教にのっとられる(いやキリスト教がもともとの土地を取り戻した)とでもいいましょうか、2つの宗教が深く交じり合った場所なのです。


中を見学すると、その当時のイスラム教の力の凄さを感じられます。

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建物内の壁・天井における装飾、そして砂漠の民による水の芸術。。。

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そして、宮殿から眺められる白壁の家が集るアルバイシン。

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もちろん中庭も素晴らしくどこをとっても絵になる宮殿であった。



お昼はホテルの近くのOLIVERというレストランに行き、そこにあった「野菜スープ」を注文。
昨日丸一日なにも食べていなかった胃袋に優しく染み渡るあっさりした温かい野菜スープは、僕の人生の中で間違いなく5本の指に入る美味さっ!!

って相方に言ったら、

「丸一日何にも食べてないんだから、何食べてもおいしいのよっ!!」

と言われ。。。(笑)

でも本当に体力が落ちている時には胃袋の温まるスープは最高の薬ですね。

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夕方からは昨日のおかゆを作っていただいた命の恩人の方とアルバイシン地区を散策。
真っ青な空、真っ白な壁の家、乾いた空気、どこまでも熱い太陽。。。

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アルバイシンから望む夕焼けに染まるアルハンブラ宮殿は最高っ!!

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夜は昨日の茶喫茶でイスラム的クスクス料理を急いで食べて、そのまま「グラナダの熱きフラメンコ」を見に、フラメンコバーに入る。そこでは、先ほどまでお世話になったフラメンコダンサーのEさんのパートナー、クーちゃんの舞台があったからなのです。彼はフラメンコの「カント(唄)」のひと。物静かで口数の少ない彼を前の日見ていたので、てっきりギターの人かと思っていたら、情熱のほとばしる唄の人だったのです。。。


洞窟住居をおもわせる舞台。

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フラメンコギターと手拍子、そして魂の篭った唄にちょっと身震いっ!!物静かだった彼の体の奥底にある魂の叫びというか、なにかとても熱いエネルギーを感じながら、この土地で生まれ根付き育ってきたフラメンコを見ながらグラナダ最後の夜を楽しむのであった。





食欲も少しはでてきて、なんとか峠を越したようだ(汗)

次回はコルドバ経由で最終目的地マドリッドへの旅の巻!!









Posted by sasuraichef | 00:59 | Comment [4] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅

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