サスライシェフ、イタリアを喰らう!!!

イタリアで料理人として働いた13年。。。新天地を故郷鹿児島に移し夢を現実とする為に奮闘する毎日を綴ったブログっ!!

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29 2009

「究極」の賄いっ!! 世界三大珍味を喰らうっ!!

何度かこのブログでも、僕らスタッフが食べる賄いの全容を明らかにしてきたが、今日は過去の賄いの内容を覆す「世界三大珍味」の1つ、「白トリュフ」を喰らったのであった(笑)。。。あり得ん^^

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一昨日の「白トリュフ祭り」で購入した一粒のトリュフ(10g)を早速店に持っていき、賄いで食べることに。。。本当ならお客様に出し、店の売り上げに貢献するのが本当の姿であるかもしれないが、まず自分らが美味しいものを喰らわなくて、何が美味しいものを売れようっ!!(笑)。。。って、何も残してないんだけどね^^
そんなことでスタッフ4人に対して全てのトリュフを使ったパスタ。
時間がなくて手作りのタリオリー二はなかったが、そこはカペリー二で代用。

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ゆっくりとバターを溶かしながら、極薄の白トリュフの香りをバターに移していく。
茹であがったパスタを加え、からめ、皿に盛り付け、その上に極薄の白トリュフをちらし、いざテーブルへ。
っと、同時に、冷蔵庫の中にあったシャンピニオン茸を天婦羅に、そしてタリアータ(ステーキ)用の肉をちょっと頂き、タリアータの上に茸ミックスを乗せたtagliata con funghi trifolatiなるものも準備。

 

      「俺の賄いにぬかりは無いっ!!(笑)」



極上の香り漂うパスタを食べ、茸づくしの料理を食べ、過去最高の賄い(笑)
10分後、全ての料理はスタッフの胃袋におさまったのであった。。。(爆)


さて、次は「キャビア」か「フォアグラ」かっ!?(笑)

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Posted by sasuraichef | 13:10 | Comment [11] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

28 2009

サスライシェフの鼻腔を擽る一日。。。

題して「サスライシェフの鼻腔を擽る一日。。。」

今日は日曜日だったのですが、スタッフの休みの交代で急遽本日になったので、午前中よりフィレンツェから車で一時間ほどのところにあるサンミニアートという町で行われている「白トリュフ・ポルチー二茸祭り」という催し物に行ってきました。

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秋になりイタリア各地で行われる食の催し物。ワインをはじめトリュフ・ポルチーニ茸・オリーブオイル・チーズなどなど開催されているのですが、ほとんどが土日開催の為、週末働いている僕らにはなかなか行くチャンスがなかったり。。。
そんなわけで、今回の祭り楽しもうと会場に着いたのですが。。。。


            「えっ!?ここが会場??(笑)」


ってバリに、田舎の村おこし的な感じで、出店は6件ほど。。。
そのうちトリュフとポルチーニ茸を扱っているのは半分ほど。。。(笑)

そんな感じでとりあえず出店を見てまわって、さっそく白トリュフを発見っ!!

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ありあましたありました。いろなん大きさの白トリュフ。
値段は100gで150ユーロ(2万円弱)。香りも新鮮で鼻腔を擽る感じ(笑)。隣の黒トリュフとするとぜんぜん香りのよさ、強さ違いました。
お土産にとりあえず1個購入。 10グラム・15ユーロ也っ!!
そして、その白トリュフや黒トリュフを使ったクリーム・バター・豚の背油などに加工した商品もあり、そいつらも購入っ!!

 隣では山積みのポルチーニ茸もあり、1KG・25ユーロということで今夜の夕食為に3つほど購入。
ポルチーニの横にはアルゼンチン産の干し葡萄がおいてあり試食させてもらう。
糖度も十分っ!!食後のデザートとしてそのまま食べても全然大丈夫。

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そんなことをしているうちに、お昼になり12時半開店の仮設レストラン前に並ぶ。
入り口にあるメニュー表の紙に食べたいものをチェックしてレジに持っていくと注文表をくれる。それを持って仮設レストランの中の席に着くとカメリエーレがその注文表を取りにきて、それから料理が運ばれてくるのである。

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で、本日注文したもの。。。。
トリュフクリームのクロスティー二、タリオリーニ(細麺)の白トリュフあえ、目玉焼きと白トリュフ、牛のステーキと白トリュフ、ポルチーニ茸のフリット、自家製赤ワイン。。。

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    銀紙を開けると閉じ込められていた白トリュフの香りが放たれる。 と同時に、がっつく人(笑)   
実はこの人トリュフは得意ではないらしく、昨夜「白トリュフ祭り」行こうよっ!!って言った時には、ほとんど興味しめさなかったんですけど。。。 前菜の白トリュフバターを食べた時に、どうもスイッチが入ったらしく(笑) このような「ザマ」になったのであります(爆)


   最初閑散としてた会場もでるころには満席。僕らが外にでてコーヒーを飲んでいると、並んでいるお客さんに、すでに食材が終わったので入れませんと説明している。

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田舎の村おこし的な祭りは以外と大盛況だったわけ。。。

仮設レストランの裏にはブドウ畑があって、すでに葡萄は収穫されているも、ところどころ実がついていたので「味見」。。。けっして「泥棒」ではないっ!!(笑)
食べて驚きっ!!その甘さとやらはちょっと説明できないほど。。。もう、顔の表情で見るしかない。。。(爆)

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感想をきかれて、なぜか意味不明のフランス語。。。(笑)

会場の中心には特設ステージがあり、夕方からは劇などが行われる模様。夜は歌手がきて歌うみたい。ちょっと想像してみたんだけど、けっこう度派手なへヴィメタ的なバンドがきて。。。



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「♪トリュフをクエっ(食え)、クエッ、クエッ、クエッ、クエ~~~ッ!!♪」

とか、やってたら面白いのになんておもっちゃったりして。。。(笑)ほんとうは村の劇団のお芝居でした。帰り道にのぞいてみたら10人くらい観客が。(爆)


 そんなことで、酔いもさめたので会場を後にするも、道端で「モトクロスレース開催」の看板を発見っ!!しかもすぐ近くでおこなわれているらしい。
それなら行くっきゃないってことでモトクロスサーキット場に移動。。。

聞こえてきました聞こえてきました、エンジンの唸る音。。。ガソリンの匂い。。。泥だらけの男達の姿。。。う~~ん、鼻腔を擽る第二弾っ!!(笑)土俵は違えど元草レーサーだった私には懐かしい匂い。。。喜びの表情を隠せない私に、相方が一言。。。

     「白トリュフの時より嬉しそうねっ」(笑)

まね、レースから離れて10年以上も経つけど、レーサーとしての血が騒ぎ出してたんでしょうね(笑)
ということで日曜日ということもあって、朝からずっとレースが行われていたみたい。

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一周2分ぐらいかかるコースを10周ほど。。。排気量別に分かれたレースが、数珠つなぎのように行われます。さすがに大排気量はエンジンの音はもちろん、スピードも違う。
でもそんなのに負けじと同じコースで小学生くらいではなかろうか。。。ミニクロス(小型)のバイクのレースもあり、楽しめました。
やはりレースは生で見るのが一番っ!!爆音を響かせ、泥を飛び散らせカーブを曲がり、先の見えないジャンプ台にアクセル全開で飛び出していくこいつら。。。やっぱり狂ってます(笑)
過去に一度だけモトクロスを試したことあるんだけど、先の見えない場所にジャンプする事、凄く怖いことなんですね。まだ300KM/hでロード走ってるほうが怖くない(笑)

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 (右上の人。。。この二枚は実は子供たちのカテゴリーの写真。たぶん13歳とかそのくらいじゃないかな。2位を走行していて1位も近いというのに、各ジャンプ台で大きく技を見せ付ける人。真面目にジャンプしたらロスもなくて優勝できそうなのに、あえて「技」を見せることにこだわるこのライダー、僕と同じ匂いがする(笑)

何レースか見たら時刻もすでに4時。
そのまま帰路につくのであった。

夜は当然「ポルチーニ三昧」の夕食を。。。

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前菜にポルチーニ茸のカルパッチョ(ポルチーニの生のスライスに塩とオリーブオイルで味つけ)ではじまり、ペコリーノチーズにトリュフ入り蜂蜜をかけていただき、その後はお決まりの「ポルチーニ茸のリゾット」。 白ワインが無かったので月桂冠で代用(笑)。 仕上げには別に炒めていたポルチーニ茸とパルメザンチーズ・冷たいバターを加え激しく煽るっ!!オンダ(波)状に仕上げたリゾットはやはり最高!!

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 そしてメインはシンプルにポルチーニのソテー。バターでゆっくりとソテーした肉厚のポルチーニはとてもジューシーで香りも天にも召される感じ。。。(爆)

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というわけで、久しぶりに鼻腔を擽られた充実した休日。時々贅沢は必要ですっ!!(笑)

来週はどこいこうかな。。。

Posted by sasuraichef | 01:36 | Comment [13] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅

24 2009

サスライシェフの猪肉料理っ!!

さっ、なんか料理の記事からえらーく遠ざかっていたので、久しぶりにベルコーレのキッチンから。。。

秋になり旬となってきた「ジビエ」達。。。 トスカーナに住んでいるとジビエの伝統的料理に簡単に触れることができる。猪・野うさぎ・鹿・鴨など日本で働いていた時にはなかなか扱えなった食材が、今ではメニューはもちろん、賄いの時にでも使えるほど(笑)
おかげで今では解体から各パーツに分けていくのも問題ないし、調理していくのもある意味「スペシャル料理」となっておりやす。。。

今日はその中で、伝統的な猪肉を使った料理
そもそも、ここトスカーナでは猪肉はサラミや生ハムの加工品をはじめ、パスタのソースやメイン料理などにも使われていて、今回紹介するのはコテコテな伝統的メイン料理から。

ぶつ切りにした猪肉と香味野菜・香辛料、そして赤ワインに一晩ほど浸けます。肉を柔らかくするのとある程度の臭みを抜くのが目的。赤ワインを惜しみなく使うのがミソ(笑)

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一晩浸けた後、一度赤ワインから上げ野菜と猪肉を別々に炒めていき色がついたら合わせ、そして昨夜の漬け込んだ赤ワインをもう一度入れアルコールを飛ばし、トマトソースで煮込んでいくのであります。
ローズマリー・ローリエ・ネズの実の香りがまた食欲を沸き立たせるのであ~る。

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これに合うのがトウモロコシ粉を練り上げて作ったポレンタ。練り上げの柔らかいポレンタもいいけど、素揚げしたサクサクのポレンタも相性がなかなかいいです。

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これからの時期、やめられない一品。。。。。当然しっかりした赤ワインとも合いますし。。。。

 

Posted by sasuraichef | 16:00 | Comment [5] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

23 2009

「世紀末救世主伝説」

世紀末救世主伝説。。。
イカレタ男達の生死を懸けた最後の死闘の前に、ユリア相方から渡された一冊の本。。。(笑)



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これを見て、なんと答えればいいのか。。。。(爆)





            「俺はもう、死んでいる。。。。」






Posted by sasuraichef | 11:51 | Comment [3] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

22 2009

ブリケッラ農園での2日間。。。。シラー発表会

週末の二日間、トスカーナはリボルノとグロセットの間ほどにあるスヴェレートという町に行ってきました。
この町には、昨年夏、僕自身が担当した晩餐会の会場となったブリケッラ農園」があるのです。
東京ドーム8個分約10万坪の農園とオリジナルのワインを作る醸造所を持ちながら、有機農業を行う農園にのみ与えられるICEA(環境保護認証機関認定)をうけるここブリケッラ農園で、この週末はじめて「シラー(Syrah)」の発表会が行われました。

今回この発表会の昼食を担当することになり、何度もオーナーの宮川秀之氏とコンタクトをとりながらメニューなどを煮詰めていきました。

発表会の一日前に入り、60名分の仕込みをしました。約一年ぶりのキッチン。。。なれないキッチンでは鍋一個探すのに時間かかります(笑)

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途中、ハヤシライスで昼食をとったりして夕方まで仕込みは続きました。
今回のサポートはシエナのレストランで修行中のMASA君とブリケッラのYOUKOさん。

仕込が終わった後は夕食の為近くのレストランに。。。ファミリー一員として参加したのですが、20名以上にもなるテーブルはさすがに活気がありました。
ここでは、魚介を中心とした料理を楽しみにながらも、ワインは持ち込みで「ブリケッラ・Rubino」と、明日発表する「シラー・HIDE」。 

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このシラーのラベル、宮川氏のお孫さんが描いた絵をそのままラベルにしたもの。
ブドウ畑を走り抜けるアンティークな車のハンドルをにぎっている宮川氏。彼の人生の中から「車」は切っては切り離せないもの。そんな個性的は絵に飾られたワインの名前は自らの名前をつけた「HIDE」

そしてこの他にもう一種類のラベルがある。これは限定商品。
やはり同じお孫さんが描いたものなのだが。。。

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HIDEさんの顔の後ろには日章旗を思わせるほど赤と黄色の光がっ!!(笑)
インパクト大ですっ!!

日本人であるHIDEさんがイタリアに放つワインはこれぐらいインパクトないと!!


ってなことで、発表会の当日は朝8時起床。仕込み前に例のごとく「カボチャ彫刻」実践。

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一週間前、マントバのカボチャコンクールで2位に入った「ピエタ」も持ってきていたのだが(なんとか一週間もちました)、助っ人MASA君もチャレンジしたいとのことで、二人並んでやりました。
私、20分で今回のは終わらせキッチンへ。MASAくん一人残って仕上げてました。

昼食会は1時からということで、いざセッティングのため会場に。
今回の会場はなんとブリケッラの醸造所内っ!!

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ワインの熟成樽(バリック)に囲まれたテーブルセッティングは圧巻っ!!まさに本場イタリアならではの発想です。
料理を出すブッフェのテーブルに持ってきたカボチャの彫刻「ピエタ」を飾ると、醸造所内の薄明かりの中に浮かび上がり、そしてバリックの前にあるピエタはある意味神秘的な感じを醸し出した。

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中世ヨーロッパの時代にブドウ栽培とワイン醸造を主導したのは僧院であったり、イエス・キリストがワインを指して自分の血と称し、パンは自分の肉体であると。。。(この場合、ワインが血でカボチャが肉体である・笑)
ワインとキリストは切っても切れない関係。だからこそこの場所に飾られたピエタはまた一味違った感じだった。

そんなこんなで昼食会開始。前菜、プリモ、セコンドとだしていく。

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キッチンから会場までは少し距離があるため、料理を仕上げるタイミングがちょっと難しかったが、なんとか全ての料理をだすことができた。

片付けをして時計を見るとすでに4時半。
5時から130人の夕食会もあり(夕食会は招待客の一人として参加)、ブッフェ料理を楽しんだ。
宮川氏の挨拶の後、生音楽あり、ソムリエからのワインサービスあり、そして美味しい料理ありと楽しんだのだが、8時には車で帰らないといけなかったので、で我慢っ。。。(涙)

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次回はゆっくり飲みたいな~~~~~~~~~~。。。。。。。。


 今回、出会った方、お世話になった方、協力いただいた方、本当にありがとうございました。
また会える日を楽しみにしています。



  。。。。で、


お土産に。。。。。。



カボチャもらっちゃいました^^

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近日彫っちゃいますよ~~~~~!!

「そこの君っ!!しっかり瞼開けとけよっ!!(笑)」

(なんだか映画「海の上のピアニスト」のピアノ対決シーンみたいだな^^)

Posted by sasuraichef | 14:34 | Comment [6] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅

21 2009

個展開催のお知らせ。

最大の目標であろう。。。(自分勝手に想像(笑))
行くところまで行ってしまったあの男の個展が決まりました。。。

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切り絵師・俊寛展

イタリアに魅かれて ~イタリアの風景と職人たち~

平成21年9月30日(水)~10月6日(火) 

午前10:30~午後7:30(最終日は5:30に終了です。)

銀座松坂屋 別館4階 美術画廊

東京都中央区銀座6-10-1 tel 03-3572-1111 (大代表)
・ 地下鉄銀座線、丸の内線、日比谷線 銀座駅より徒歩1分
・ JR有楽町駅、新橋駅より徒歩10分


上の絵、切り絵です。黒いところ全てつながってますっ!!

妥協を許さない彼の作品を、己の目でしかと確認してくださいっ!!


俊寛さんのブログはこちらから。。。いってしまった彼の作品を見れますよ(笑)
http://homepage2.nifty.com/shunkan/

Posted by sasuraichef | 08:58 | Comment [2] | TrackBack [0] | 未分類

18 2009

ブリケッラ農園のsyrah 発表会に参加します。

19日にスヴェレートにあるブリケッラ農園で行われるsyrah 発表会に、料理人として参加します。
ブッフェスタイルでの昼食会にて料理や野菜彫刻なども出す予定です。
その準備の為、今日から行ってきます。
戻ってから写真などUPしますので、ぜひ皆さんお楽しみにっ!!CIAO!!

Posted by sasuraichef | 01:25 | Comment [0] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

16 2009

カボチャ彫刻コンクール。。。長かった一日から

先週のベルコーレ、週末にかけて忙しくなってきていて、しかも土曜日は秋のスペシェルディナーってことで、35名ほどのお客様がいらっしゃいまして土曜の夜は家に帰りついたのは午前1時。
なんだかんだで明日の出発準備していたら2時。6時半には出発しなければならなかったので、6時起床。 ここ3日間ほど仕事以外の時間はすべてカボチャの前に座り続けひたすら彫っていたので、寝る時間も午前3時ぐらい。。。確実な睡眠不足と疲労がコンクール当日を襲うっ!!
それは昨年の「悪夢」を上回るほど。。。。(笑)

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そんな中、まだ薄暗く眠い目を擦りながらも予定通り6時半出発し、予定どおり8時半会場に到着。
朝食後、車から30KGを軽く上回るカボチャを4つ降ろし準備を始める。

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すでに三日かけて作り上げた超大作「ピエタ」は細かいところだけを修正し展示場所に設置。
同じく旧戦友のマルコもフルーツを飾った果物籠のカボチャの彫刻を展示。
11時までの競技開始まで時間もあり会場を歩いていると、昨年一緒に参加してた人たちから、

おー、元気してたか?あの昨年の女性のヌードは最高だったっ!!」

と声をあちこちからかけられた。(笑)
人物彫ったの僕だけだったし、カービングの世界でもあそこまで忠実に人物を再現したのはないから完全なオリジナル。しかも女性のヌードとなったらみんなの記憶に残るのは当然のことっ!!(爆)

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そんな中、今回持ってきたピエタはおもいっきり真面目路線(笑)。
でもみなさん食い入るように見てました^^

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で、11時カテゴリーBのコンクール開始。16時までの5時間で仕上げます。
去年はかなり寒かったのに今年はいきなり夏日に戻りまして、プレハブ仕立ての会場内はうだるような暑さ。開始5分で滝のような汗がでてくるほど(笑)

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今回私はピエタより大きいカボチャを持ってきてドラゴンに挑みましたが、開始後10分あまりで、このカボチャが予想より肉厚のないことが分かると、思いっきり失速。。。。(笑)予想外の暑さと、連日の睡眠不足、疲労、そして、すでに3日間かけて120パーセントの力でピエタを彫り上げたため、生も魂も尽き果てていた(爆)

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昼すぎ支給される昼食とランブルスコ一杯でほろ酔い気分になり

 「ここで寝れたら最高だろうな。。。」

なんて思いながらも彫り続けるがすでに失速したものは取り返しがつかず。。。(爆)

なんとか仕上げたがぜんぜん思っているものと全然違い、頼みの綱「ピエタ」にかけたっ!!(笑)

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そして16時から18時半までの表彰式の間、この祭りの他の催し物をみてみるも睡魔には勝てなかった。。。(笑)ちょっと寝ちゃったり、やっぱり腹ごしらえしてみる。。。zzzz(笑)

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18時半表彰式始まる。
参加者全員にまずは参加賞がくばられ、そしていよいよ順位発表っ!!
カテゴリーA(持ち込み)もカテゴリーB(現地彫り)も特別オリジナル賞、そして3、2,1位と表彰される。
昨年はカテゴリーAには参加していなかったので今回のピエタに期待。
オリジナル賞からはじまり、3位、2位ときたところで、名前呼ばれましたっ!!

 「第2位、PIETA’のKEIICHIRO KOBATA」って。
いやー嬉しかったです。去年の特別オリジナル賞より上がってましたから(笑)欲言えば、1位になりたかったけど(爆)

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でも今回は結果より、イタリアに渡った11年前にバチカンで見た本物のピエタを見て、コメカミをピストルでぶち抜かれたような衝撃を受けたミケランジェロの作品に挑戦できたことが一番の喜びでした。
カボチャやスイカを彫り始めて10年近くなりましたが、その間に彫ったカボチャやスイカの数は軽く100個を越えます。花や植物から始まった野菜彫刻は2次元の世界から人物などの3次元の世界へと姿を変えました。その中で毎回貪欲に彫り続け、最高の物を求めた結果がピエタ、いや「ミケランジェロへの挑戦」だったのです。


            そして、ここに宣言しますっ!!


来年、もし参加できるチャンスがあるのなら、この2作品に挑戦します。
現地で5時間以内で彫るものには、今年の2月パリのルーブル美術館に行き、1時間もこの作品の前に張り付いてしまったほど印象をうけた「サモトラケのニケ」
大きく背中の羽を開いた女神像。。。頭も両腕もないのに、完成されたこの作品。


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これを1つと。。。

持ち込みで時間無制限のものには、今回より上を狙う最後の挑戦に相応しく、ミケランジェロが5年の月日をかけてバチカン宮殿のシスティーナ礼拝堂の祭壇に描きあげた。。。


         「最後の審判( Giudizio finale)」


イタリア語ではGiudizio Universale(世界の終わりに人々が裁かれること)と表記されたり、ただ単に
Giudizio finale(最後の審判)とも表記されたりするが、今回はこのGiudizio finale(最後の審判)のほう。。。 
そう、自分自身への最後の審判っ!!


                    Michelangelo_-_Fresco_of_the_Last_Judgement.jpg

祭壇に描き上げたものには400体以上の人物が描かれているが、カボチャの大きさから限界があるため、ある程度人物の数には制限があるが、カボチャ全面に彫り上げていこうと思う。
 今回ピエタではこれまでの10年間で初めて模写をしてみた。すでにある3次元のピエタという作品の2次元の写真を見ながら、また3次元に戻した。
「最後の審判」は壁に描かれた2次元の世界を立体感のある3次元にしていく。。。。
これ以外に何があるだろう。。。
全身全霊をかけてやっていく予定なので皆さんお楽しみにっ!!!!!!!


今回いろいろと協力していただいた方々には感謝します。そしてあらゆる方面から刺激をうけさせてもらったジャンルをとわないアーティストの方々。。。

そして何より、僕んちの冷蔵庫君っ!!3日間がんばって30KGのカボチャを痛まないように守ってくれました。
その羽織を喰らい、食い物も冷蔵庫に入れられない状態で断食を行うしかなかった謎のゴーストライター。。。(笑)

      君達の恩は一生忘れませんっ!!(爆)

Posted by sasuraichef | 01:40 | Comment [11] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

14 2009

ピエタ、見られます

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これを水曜日から少しずつ、8時間近くかけて彫ったおかげで、当日はなんだかもぬけの殻のようになったのですが。(爆)このピエタ、どうしてももって帰りたくて、主催者の方にお願いして、昨日一緒につれて帰りました。

つれて帰っても、家においておくのはもったいないので、ベルコーレにもって行きます。ただし、もうすでに水曜日から彫り始め、一週間近く経とうとしているので、あまり保存は利きません。今日はまた気温が少し低いので、このぶんだと今週末くらいまでは持つと思うのですが。。。


せっかくの機会、というか、これを逃したら、また来年になるので(笑)ぜひベルコーレに足をのばしてくださいね。あと、とりあえずFace bookで当日現地の模様をUPしました。FB使ってらっしゃる方は、僕を探してみてください!

Posted by sasuraichef | 11:24 | Comment [10] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

13 2009

カボチャコンクール、無事終わりました。

ゴーストライターに代わり、このブログの主ことサスライシェフです(笑)
今週は朝晩とわず仕事と寝る時間以外はカボチャの前に座り彫り続けていましたので、ゴーストライターの方にブログUPしてもらってました(笑)

カボチャ彫刻コンクール無事終わりまして先ほど帰ってきました。
 さて結果から発表しますと、カテゴリーA(事前に彫って展示するもの)にエントリーしました3日前から彫り始め、トータル彫刻時間に7時間45分も費やした超大作ミケランジェロの「ピエタ」お陰様で2位に入りました。^^

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参加人数20名と昨年より多くなってましたが、このような結果がだせました。
昨年の「特別オリジナル賞」よりもいい結果になりましたが、残る場所は1つのみっ!!。。。。来年はその場所を狙ってがんばります。

とりあえず昨年に引き続き、個人的に呪われたカボチャ大会だったので、とりあえず今日は寝ます(笑)
コンクールの内容は後日書いていきますので皆さんお楽しみに!!

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追記。。。
 今回協力していただいた皆さん、カボチャを提供してくれたアレアンドロをはじめ、一緒に参戦したマルコ、日曜日というのにレストランを休ませてくれたオーナーとがんばってくれたスタッフ達。そしていろいろ応援のメッセージ書き込んで頂いた方、そしてなにより今回はゴーストライターさんの存在が一番大きいものでした。(笑)皆さん本当にありがとうございました!!

Posted by sasuraichef | 23:59 | Comment [5] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

12 2009

カボチャドキュメント その四

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起きてまずカボチャを彫る人。かぼちゃに取り憑かれています。(笑)
しかし太陽の光だと、こうも違うものですね。すごく柔らかい感じになってるような気がします。光沢がでるんでしょうね、きっと。確かに細かいところはやりやすいかもなぁ。


zucca_concorso2009_23.jpg zucca_concorso2009_24.jpg zucca_concorso2009_25.jpg zucca_concorso2009_26.jpg

昼間は燦燦と光が差し込む台所。カボチャの色もこんなに違って見えるくらいです。ここで一気に掘り進んだみたいで、マリア様の衣の凹凸や、体の線などがはっきりでてきていますよね。どの角度から見てもちゃんと人に見えるってのは、やっぱり結構難しいものじゃないかって思うわけですよ。しかもこれはレリーフ彫刻のようなもので、平面の素材を使って立体を出していくから、きちんとイエスが一番前面に来ることを考えながら、下に来るものを彫らないといけないわけです。マリア様が薄っぺらになったらだめだしね。でもその下には彫りさげる限界(この場合は空洞)があるわけで。オヌシ、ヤルノーの世界です。(笑)しかしたまたまなのですが、イエスの体の横に走ったカボチャの繊維の緑色の線。緑色ではあるけれど、ゴルゴダの丘を傷だらけで歩いていった感じをよく表しているような気がしません?


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そしてここからまた夜の作業。ここであたくしから一つ提言が!

「マリア様の頭がオカッパ頭じゃ!」

マリア様の頭には柔らかなベールがかかっていて、斜めに若干傾いたその表情からは、まるでイエスを幼子のように見ているような感じがでているんですけども。今の状態だと、どちらかというと「お掃除のおばちゃんが手ぬぐいを巻いた頭」としか見えないもので。。。(爆)なので、バスタオルを引っ張り出して、頭にかぶってみせたりして、実際布がどう落ちるのか再現。なかなかよかったようで、褒めてつかわされました。(笑)あと、マリア様の顔には鼻がついているんだけど、すでにこれだと真正面向きで、いまさら傾けるわけには行かないので、イエスにまなざしが落ちるようにするために、あごの中心位置を若干ずらすとか、頬のそげ具合を左右で変えてみるとか、イエスの手足が肉付きが良すぎるから、もちょっと筋肉の動きはそのままに、細く変えていくとか。(ミケランジェロのは、ホントにタダやせ細ってるだけではなく、筋肉はそのままに、筋とかが浮き上がってるようにメリハリがついてるから、余計そのへんの痩せて苦痛を伴っているかんじがわかるんだよね)いろいろと外野から言っておりましたら

「そんな細かいとこまで見ないよ。。。」

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だけどね、見ちゃいましたよ。(←っていうか、自慢されたんだけど。笑)マリア様の左足の先っちょがちょっとだけ衣の下から覗いているですけどね。そんなん作ってました。しかも指までちゃんとあるし!!!!!!

スミマセンガネ。。。さっきのセリフ、そっくりそのままお返しいたします!(爆)

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この辺からは、背景を空洞ギリギリまで彫り進めて、立体感をもっとだすのと、細かい部分の修正です。紙ヤスリなんかかけて光沢をだしていましたけどね。。。その紙ヤスリは、あたしのじゃないのかい???(汗)

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今夜のお飲み物はネスカフェ・デカフェ。昨日はレッドブル(栄養ドリンク)飲んだせいか眠れなかったみたいです。ちゃんとそういう機能があるんですね。ちょっと驚き。違いのわかるオトコ演出中のようですが、どちらかというと人とはちょっと違うオトコのほうがあってるんじゃないでしょうかねぇ。(笑)


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すでに軽く2時はまわっています。深夜の作業はまだまだ続く。ここから先はもう、自己満足というか、どこまでやれば完成になるのか?という追求してもゴールは見えない段階ですね。実質時間の制限がない限り、なかなかどこでやめるかってのは難しいような気がします。細部にわたっての立体感、指先の表情、筋肉の動き。お手本がミケランジェロですからねぇ。。。


zucca_concorso2009_41.jpg zucca_concorso2009_43.jpg

結局3時すぎまで作業してたみたいです。ほぼ完成してるそうです。今日の昼の休憩時間しか時間がないしね。明日は会場に8時には着いていたいそうなので、6時には家をでなければいけないし(汗)、今夜はベルコーレでバカンスから帰ってきたお客様たちと秋の到来を一足先に祝おうぜの企画ディナーやるので、予約も結構あるし、早く帰れないわけで。。。


とりあえずマリア様がオカッパ頭じゃなくなったから良かったわ。。。(笑)

ということで、最終日とコンクール当日のブログは来週以降UPということで(本人が書く予定。笑)皆様期待してお待ちくださいませ!

あ、去年のカボチャコンクールがどんなだったか、そしてどんなハプニングがあったのか興味津々のあなた!シェフの前のサイト「イタリアで挑戦し続けるChef Kobata Keiichiro」の左がわにある「2008年シーズン開幕・ブログ」をクリックすると右側のウインドウに“カボチャコンクール終わりました。いろいろありましたが・・・・”というのがでてきます。その5まであって、興味深いというか、笑えます。今年は何事もスムーズに行きますように。まあ、キウジからよりは半分の距離になるわけだから、それくらいでもちょっとはましかもね。

Posted by sasuraichef | 14:14 | Comment [4] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

12 2009

カボチャドキュメント その参

ボチャ彫りも三日目に突入中ですが、あたしはまだ二日目です。。。スマヌ 眠気には勝てぬゆえ。。。

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俊寛の疑問にお答えする暇もないようなのですが、どうも「初心に帰る」ってのがあったみたいですよ。ちょうど、彫り始めの日くらいがシェフがイタリアに来て12年目だったようで、ふとそのころ毎日のように通っていたバチカンやフォロ・ロマーノなんかを思い出していたみたいね。そっからピエタを選ぶってのは、まあ、普通の頭じゃありえんですけどねシェフと俊寛くらいでしょう。(爆)だから、残念ながらビキニの女の子がマリア様にみえたわけじゃないみたいですね。(大笑)ドラゴンは水着の女の子にトツゲキ!って思った深層心理の表れかもしれませんがねぇ。。。あ、しかし、さっき聞いたところによると、彼のカボチャ彫り人生10年の中で初めて何かを見ながら彫ってるんだって今までは、デッサンすらしたことなかったみたいですよ。海で描いたドラゴンは、タダ単にブログにUPするためだったんだそうで。。。オオーw(*゚o゚*)wマジッスカ


と、前置きはさておき。


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ランチの営業が終わって夜の仕込みに入る間も作業は続きます。やはり昼間の太陽の光にはかなわないようで。細かい衣のドレープや手足の表情なんかは日の光で見ながらやったほうが断然いいらしいです。そりゃ、そーだわな。すでにだいたいの二人の形、奥行きがみえてます。イエスがマリア様のひざの上にのっているのがわかるしね。イエスの頭が向こう側に傾いているのもよく表現できています。イッタイキミハダレデスカ???(爆)現在かかっている音楽はリストの「ラ・カンパネッラ」だし。なんかやらしー男やのー。あはははは。

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息をつく間もなくやってるのかなーと思ったら、けっこうニタニタしながら楽しそうにやってます。ビールの変わりに栄養ドリンクとお茶で。疲れを取るには黒砂糖!ってかんじです。でも深夜の作業って、すごい集中するんだよね、あたしは。あたしのモザイクだと細かいのを見るのには、やっぱり手元のライトが一番大事だから、最後の仕上げの具合を見るときくらいしか太陽光は必要じゃなかったりもするんですよね。

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キリストの足の形が見えてきてるでしょ。カボチャと足の間に隙間ができて、そうするとその影が余計立体感をひきたてるんですね。そしてドレープの具合が、その下の肉感を表していきます。これくらいになると、イエスの体を支えている感じや、彼が力なくマリア様に体を預けている感じがものすごくよくでてきていますよね。まあ、まだイエスが肉付きが良すぎるけども。。。(笑)しかし一番奥の部分はもうほんとうにカボチャの肉があるギリギリのところ(かぼちゃは真ん中は空洞です。)なので、これ以上は彫り進められないんです。気をつけないと穴が開いてしまうってわけ。だからその辺をちゃんと指の感覚で確認しながら、奥行きを出していきます。

しかしミケランジェロは24歳という若さでこれをオーダーされ、2年で完成させちゃったわけですよ。大理石ですよ、大理石。この柔らかさ、艶、そして今にも呼吸をしそうな表情。。。Wikipediaのミケランジェロのピエタのところに詳しく解説してありますので、ぜひお読みあれ。構図についての説明や、解釈など面白いエピソードも載っています。


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ということで、今夜もかなり夜が更けてきましたのでこの辺で。ちゃんとお掃除しないと、薄くそいだカボチャが床にくっついて、あとで大変なことになります。(笑)




Posted by sasuraichef | 01:07 | Comment [0] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

11 2009

カボチャドキュメント その弐

さてカボチャ。シェフの前の職場の同僚だったアレアンドロが趣味で自分の畑で作ったものをピエタに使うことにしました。趣味で30kgのカボチャ。。。このカボチャを託された、マントバにも一緒に行く別の前職同僚マルコ君に「彼はこれを何に使うの?」ってきいたら「さぁ。。。」と言ってました。(笑)普通は豚の飼料用らしいんですけど、どうもそれでもなく。特にカボチャを大きく育てようコンテストもないし。趣味というのは幅広いものですね。(爆)


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しかしここんところ、割と忙しいベルコーレ。なので深夜カボチャ彫りも0時半を回ってからのスタート。台所がすっかり作業場になっています。(笑)まずオレンジ色の皮を薄くむいていきます。全部ではありません。使うところだけね。じゃないと水分が抜けてシナシナになってしまいますので。このカボチャ、ところどころに緑色の細い筋があるんです。香りはなんとなくスイカの緑色の部分ぽいかなぁ。


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彫る部分の皮を全部はがしたら、大まかな形をざっくりと形つくっていきます。これを見ていたらフィレンツェの「アカデミア美術館」にある、ミケランジェロの未完の作品を思い出しました。彼は常々「自分は大理石の中に囚われている囚人を取り出しているだけ」と言っていたそうですが、アカデミアにある大きな大理石の作りかけの作品を見ると、まさに大理石の中に囚われている人がまさに動き出そうという、なんとも激しいエネルギーを感じるのですよ。


そしてこれもざっくりと彫った中に、すでにマリア様とイエスが見えてます。。。

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実はこれくらいで実況ライターyossyはいそいそとお休みになってるんですけども。(笑)そのあと一人でわき目もふらず、ビールも我慢して彫り進めていったようです。ほら、ざっくりとではありますが、形になっているでしょっ!キタ──Σ(∀゚ノ)ノ──ッ!? 所要時間二時間の作業。かぼちゃに下絵もとくに描くわけではなく、上のポスター見ながら、一気に彫り進めていっちゃています。間違ったりしないものねぇ。。。昨日ジュエリー職人のyuji君とも話ししたんだけど、あたしはモザイクで三次元のものを二次元に納める作業をする(そしてその二次元のモザイクがいかに三次元的に見えるかを追求する)のだけど、逆の作業はイメージがうまくつながらないのですよ。二次元を立体にするってことね。シェフはスケッチするときも、妹尾カッパさんのようなかんじの絵がうまいから、空間をどの角度からでも想像できる頭の裏にも目があるタイプなんでしょうね。

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まったくこんなのを見てると毎日工房に行って、ちまちま作業しているのがあほらしくなります。(爆)ただ、カボチャが重過ぎて、冷蔵庫の野菜室のガラスが割れてしまいました。。。(汗)これでまた修理屋yossyの出番です。(笑)まあ、うちの冷蔵庫に入ったことのほうがびっくりなんですけども。(冷蔵庫に入れるときは、彫った部分にぬれたペーパータオルをおいて、ラップをして、乾燥しないようにしていました)


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とりあえず作業は深夜2時半で終了。なんせ、翌日の朝はベルコーレの仕込みで大忙しだったもので。この日は仕込んでたものがほぼ全部でちゃったんですよね。。。(汗)大体その日の分しか仕込んでないから、予約なしでお客さんがいっぱい来ちゃうと、冷蔵庫がスッカラカンになっちゃうんです。(笑)しばらくは深夜のマラソンもなし。自転車オトコに化してます。

Posted by sasuraichef | 12:39 | Comment [1] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

11 2009

カボチャドキュメント その壱

曜日に開かれるマントヴァのカボチャ彫刻コンクールに出品(一つは家で彫って持っていき、もう一つは現地で彫る)する作品つくりに没頭しているサスライシェフから


「ブログアップしといてね♪」

軽くといわれてしまいましたので、作品つくりの様子をUPするはめになったことになりましたyossyです。よろしく。自分のブログはUPできていません。。。(汗)

さて、火曜日にカボチャを取りに行ったときは「まだ(何を彫るのか)おりてきてないんだよねぇ」と、なんとも頼りない発言をしていたサスライシェフ。当日に彫る予定のドラゴンはビキニギャルを横目にあっという間にデッサンしていたんですけどね。この人、ホントに大丈夫なんだろうか。。。なんて心の中でつぶやきながら(しかもカボチャを最後に彫ったのは半年前だし。今年の夏はスイカすら彫ってないし。。。爆)見守っていたんですけど、水曜日の夜に突然

「今日から彫るから!」と声高々に宣言。

いったい何を彫るの?と思ってると、ある紙をピローンと見せてくれました。。。

zucca_concorso2009_01.jpg



まじっ?∑(`□´/)/ ナニィィイイイ!!


ミケランジェロの「ピエタ」です。シェフがイタリアに来た当初恋に落ちて、毎日通い詰めて眺めたバチカン所蔵のミケランジェロ25歳の時の作品。なんと一年でこの作品しあがっているんですよね。。。まるで呼吸をしているような慈悲深いマリアの表情、石とは思えない柔らかなドレープ。。。


これ彫るんだそうです。


切り絵師俊寛の作品を見て驚愕のあまり「いっちゃってるよ、キミ」と彼のブログにコメントを残しましたけど、もっと身近にいました。。。(笑)ということで、夜な夜なすでに二日彫っています!

長くなりそうなので、とりあえずここまで。ライターyossyでした!


Posted by sasuraichef | 12:00 | Comment [1] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

09 2009

全捜査員に伝えるっ!! 「30KGのカボチャ確保っ!!」(笑)

さっ!!カボチャ彫刻コンクールの話題で道具など紹介していますが、昨日わざわざ昔住んでいたキュージまで車飛ばして行って、カボチャを確保してきました。
まずはスポンジシェフががんばっているパトリアルカに寄り、スポンジシェフとタベルナで食事しながら懐かしい料理を楽しみました。去年まで自分が畑をしていた所に行くと、だれかが引き継いでいたのにも関わらず、土は乾燥し野菜やスイカは枯れ掛けていました。。。(涙)

                   zucca_patriarca02.jpg

ここは昔から給水に問題があり、朝夕バケツを持って何度も往復しないといけない場所の為、当初はやっていたものの、夏の雨の降らない時期の大変さに驚き力尽きたのでしょう(笑)

     zucca_patriarca03.jpg     zucca_patriarca04.jpg

それとは別に4年ほど前でしたか、一緒に働いていたコウスケさんが、オーナーの子供が生まれた時に種を植えた糸杉が、すでにこんなに成長していました(笑)
コウスケさん、君の植えた糸杉、こんなに大きくなりました!!(笑)で、はしゃぐシェフ。。。。で、カボチャの話へ。

                  cipresso_patriarca01.jpg


 先週からフィレンツェの町のあちらこちら探していたのですがぜんぜん見つからず、一緒に参戦するマルコに話して確保しててもらいました。マルコも自分で探しながらも職場の同僚に話をしていたところ、そこのレストランのシェフ・アレアンドロから自家産のカボチャを譲り受けたとのこと。
すでに昨日携帯で話していたので、その時の情報から「35KG」のかぼちゃが届いていることは分かっていたのですが、マルコの家についてみると、なんと35KGのカボチャをはじめ、30KG級のカボチャが5つほど。。。(笑)

     zucca_patriarca13.jpg     zucca_patriarca12.jpg

しかし形的には1種類しかなかったので、2種類探していた僕はとりあえず30kG級を1つ頂き、もう一種類はそれこそキュージの高速を降りてすぐの植木屋さん(入り口に沢山飾ってあった)に直行して確保したのでありました。

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車のトランクいっぱいの2つのカボチャは重さ人一人分くらいなるでしょうか。。。車の運転でもちょっと重さを感じるほど(笑)

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 その足でキアンチャーノの温泉に行き、3時間リラックスしながらも英気養いフィレンツェに戻るのでありました。途中こんなの見つけましたけど。

     zucca_patriarca26.jpg     zucca_patriarca27.jpg
 ホテル・パトリアルカの前の娯楽センターにて、もう10年ほどの人気番組になりましょうか。。。グランデ・フラテッロの選考会の告知がありました。人生変えたい人、人気者になりたい人、テレビに24時間*100日出たい人。。。ぜひ、応募してくださいっ!!(笑)

     zucca_patriarca29.jpg     zucca_patriarca31.jpg
 前方に未確認非行物体発見っ!?(笑)  しっかり手づかみっ!!(爆)


ということで、明日から3日間かけて(仕事以外の時間ね)少しずつ彫っていきます。

ということでお楽しみにっ!!

Posted by sasuraichef | 12:00 | Comment [3] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

07 2009

いよいよ今週末、かぼちゃ彫刻コンクールです。(職人の道具編)

さて、いよいよカボチャ彫刻コンクールが今週末にせまりました。
前回から一年経ちましたが、今になってみるとあっという間の一年。無我夢中でやった前回から、少しは落ち着いていけると思います。

 さて今日はこの「かぼちゃ彫刻」に使う道具をご紹介っ!!
道具といっても彫刻刀だけなんですけど。。。(笑)
彫刻刀といいましても、小さな包丁やいわゆる木彫りなどでも使う刃先がいろんな形になっているものなんです。後者のほうは最初はよく使っていたのですが、同じ形になってしまうので自然な感じを失わせない為に、今ではほとんど小さな包丁のみで彫っていきます。
で、この小さな包丁にも2種類あって、一つは一般的はフルーツナイフ。ただ、刃の幅が狭いほうが彫りやすいので、自分で削って研いで今の形にしました。自分の好みの合わせた刃先なので一番よく使うナイフです。

     IMG_4185.jpg     IMG_4187.jpg

後もう一種類は、タイ製の両刃ナイフ。タイは昔からフルーツカービングに関しては独自の世界を作り出していて、もちろんその両刃ナイフも彼らの伝統から生まれたものなんです。
両刃だけあって凄く薄く撓るのです。 細かい作業ができるので、ほとんど僕は仕上げの段階で使っていくものですが、先端恐怖症の人にはちょっと扱えないかもしれませんね(笑)

     IMG_1544.jpg     Immagine 174

彫刻を生かすアイテムで昨年のコンクールで見たのは水中ポンプ。あの熱帯魚とか飼うときに水を循環させるアレです。(左上の写真)
あれを刳り貫いて半分にしたカボチャに水をはり、その真ん中に噴水にみたてた彫刻の中に隠しこませると、カボチャの噴水ができるのです。
それは僕も8年ぐらい前、自分で試したことがあるのですが、昨年のはなんと噴水の湧き出る水の中から常にドライアイスのような「白い煙」も出続けるもの。。。。(笑)
しかも水の中にミラーボールみたいなものが入って、常に光も照らし続けている(爆)
インパクトはなかなか大でしたよ(笑)

     IMG_8010.jpg

ということで、明日はキュージまで一緒に参戦するマルコに会いに行きます。作戦の打ち合わせとかね。。。(笑)。いや、実はカボチャを頂きにです。

  いっちょ、彫ったるで~~~~~っ!!

Posted by sasuraichef | 01:18 | Comment [5] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

05 2009

秋メニュー・パート2

秋メニューをの事UPしたばかりですが、例年のごとくキッチンの片隅にはスケッチが貼られています。
キッチンに見学にこられるお客様がこの絵を見ると

  「スケッチの仕方が凄くいいですね。皆さんに分かりやすいでしょうね」

と、おっしゃってくれるのですが、

                 「僕が忘れるので」(笑)

なんては到底言えません(爆)どんなんやん。。。。^^

     IMG_4171.jpg     IMG_4173.jpg    


な~んて冗談はさておき(!?)
ちょっと仕込み段階の料理の写真を。。。

     IMG_4175.jpg


これはこの時期トスカーナ中のお菓子やさんに並ぶ、栗粉を使ったお菓子「カスタニャッチョ」に使う材料を使いパスタ料理へと変身させたものです。
カスタニャッチョの中には栗粉はもちろんのこと、ローズマリー・オレンジ・干しぶどう・松の実・そしてオリーブオリーブオイルが入っているのですが、まずは小麦粉と栗粉・ローズマリー、そしてオリーブオイルでパスタを練り上げ、鶉の胸肉とそのガラで作った濃厚なデミグラスソースにオレンジピール・干し葡萄・マツノミを入れてソースとしています。
もちろん鶉のモモ肉はパンチェッタに巻いて飾りとなっています。
秋の香りただよう一皿となっております。

新作随時UPしてきますのでお楽しみにっ!!

Posted by sasuraichef | 02:15 | Comment [0] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

04 2009

秋メニュー登場っ!!そしてカボチャ彫刻も始動!!

本日より「秋メニュー」に変わりました。全ての料理が「秋らしく」変わっています。
旬の食材はもちろん、盛り付けや香りまですっかり秋っ!!
かぼちゃやポルチーニ茸はもちろん、ジビエのイノシシ、スモーク香ただよう鴨などなど。。。食欲の秋にはもってこいの料理を取り揃えておりますので、ぜひ皆様ご来店くださいませっ!!

     IMG_4164ぶろぐ     IMG_4166burogu.jpg


一昨日は今年最後の「海納め」の為、ピサの海岸に行っておりました。
お約束どおり人間観察を楽しんだのはもちろん(笑)カボチャ大会に向けての下書きも仕上げました。
水着のオネエさんを見ながら描きあげたドラゴンっ。官能シェフサスライシェフもやる時はやります(笑) やればできる子なのですっ!!(爆)
そんなんで、大会での5時間の制限時間で仕上げる作品はこちら↓

     zucca_dragon01.jpg     zucca_dragon05.jpg

ここまで迫力だせればいいんですけどね。時間は十二分にあるので楽しもうと思います。
まずはカボチャをみつけないと。。。ププっ!!

Posted by sasuraichef | 00:43 | Comment [2] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

02 2009

イタリア人の素晴らしさを感じた日(涙)

時間にルーズ、お喋り、自分勝手。。。などなど、イタリア人社会で暮らしていくにはある程度の覚悟(笑)が必要なのですが、たま~~~~~~に、「おっ、いいやつらじゃないっ!!(爆)」なんておもうこともあるのです。^^
でも、その「いいやつらじゃないっ!!」って言葉の裏には、現在の日本ではあまり見られない「昭和の日本」を感じさせるような「人情」いわゆる心の温かさを感じたりするわけ。
 例えば、電車で隣に乗り合わせた人と「えっ!?知り合いだったの?」って思わせるほど、全然しらない人とも気楽に喋る。コミュニケーションの取り方が実にうまい!!現代の日本の電車の中って、みんな携帯使って下むいているか、ヘッドホンで音楽聴いてたり、新聞読んでいたりと、他との接触を避けていて自分だけの世界を作っているように思われる。
だから困っている人がいても「簡単に手を差し伸べる」って事が、逆に迷惑なんじゃないか?って思ってしまうほど。。。

 先日の車が故障した時、ボンネットを開けて立ちすくむ僕のすぐ横に、一人の通りすがりのイタリア人のおじいちゃんが「おい、若いもん、どーしたね?エンジンかからんとね?」って声をかけながら近づいてきました。
伯母達を空港に送っていかなければならない状況を話すと「ちょっと待て、家から車用の充電器をもってきちゃる」っと言いながら僕の住んでいる隣の建物に入っていきました。
そしてけっこう重い物を持ってきてくれて「俺はあんまり使い方わからんのよ」なんて言いながらも充電器をバッテリーに接続していろいろ試したのですが結局だめ。その時は時間が時間だけにタクシーを呼びタクシーで空港まで行ったのです。

で、次の日の朝、やっぱり車のボンネット開けていろいろトライしていたら、南米系のおじちゃんが通りかかり、やっぱり声かけてくれて。。。

「どうした動かんのか?」 と、いいながら尻ポケットに入っていた財布を抜き出し、一枚の名刺を僕に差し出しながら。。

「これ俺の御用達の車屋の名刺だ。俺の名前を言っていいから。。。ベンツのマリオって言えば分かるさっ」 と、言って去っていった。いや~西部劇見てるみたいです(爆)
いや~、かっこいいっ!!(笑)
でも電話しようかしないか悩んでいた時、目の前のドアが開いて昨日のおじいちゃんが出てきた。
「おお、若者よ。まだだめか?」 。。。と

     IMG_4157.jpg

全然ダメだねと言ったら、すぐ角を曲がったところにクルマ屋があって今朝は開いてたよと。
 早速クルマ屋に行くも入り口のシャッターは開いているも、奥の扉の前には一枚の紙が貼ってあった。

   「9月7日までバカンスです。御用の方はそれ以降に。。。
えっ!?朝開いてたっておじいちゃん言ったじゃん。
そう、思いながら車の前に戻ると、まだおじいちゃんがいて事情を話したら、

   「あ、閉まってた?じゃ工場じゃなく隣接している家の方のベルを押そう」

って言いながら歩き出した。
僕は「おいおいバカンス中だぞ」なんて思いながらも、おじいちゃんについていったら、おじいちゃんが家のベルを鳴らす。
するとちょっとかったるそうな感じの声で応答があり、いろいろおじいちゃんが事情をはなしてくれたのち、さらにおじいちゃんよりも年上であろう、超おじいちゃんメカニックが玄関からでてきたのである(笑)
自宅の地下に位置する工場、すなわち「バカンス中。。。」の紙が貼ってあるドアを開け、工場の中から「プロ仕様の充電器」を取り出してきた。
三人で車の前まで戻り、昨日おじいちゃんと試したように「プロご用達充電器」をバッテリーに繋ぎ、キーを回すと、何事もなかったように車のエンジンがかかった。

     IMG_4158.jpg     IMG_4161.jpg

原因はバッテリーってことが分かった。超おじいちゃんメカが工場に新品があるからとりつけてやるって話になって、一度工場に戻り新品のバッテリーを持ってきて取り替えたら、見事復活っ!!
バッテリーの寿命ってなんか、じょじょにエンジンが掛かり難くなったりすると思っていたので、なんの前兆もなく逝ってしまったってのには驚いた。

そんなこんなで、イタリア人の温かい人情に助けられた今回の事件。
本当にありがたいと感謝しながらも、後にこのおじいちゃんと話をしていたら、約60年前、そうおじいちゃんが18歳の時に一人の日本人女性と恋に落ちたのだが、将来の話が出てきた時に、あまりにも若すぎた(18歳)為、あまりの現実味におののいてしまい、その恋は終わってしまった。。。と語っていました(涙)
このブログを読んでいる約60年前にイタリアでイタリア人(18歳)と恋に落ちてしまった日本人女性。。。もしよかったら名乗りでてください。。。。

って、ちょっと話変わってきとるやんけっ!!(笑)

Posted by sasuraichef | 11:08 | Comment [10] | TrackBack [0] | イタリアから物申すっ!!

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