サスライシェフ、イタリアを喰らう!!!

イタリアで料理人として働いた13年。。。新天地を故郷鹿児島に移し夢を現実とする為に奮闘する毎日を綴ったブログっ!!

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28 2009

「家政婦は見たっ!?湯煙に消えたキッチンの裏側、賄い事情。。。」(笑)

 ~んて、昔の火スペの刑事ドラマ並のタイトルなってしまいましたが。。。(笑)
ま、それはともかく、キッチンで作られる「賄い料理」ってけっこう皆さん興味あると思います。
どんなの食べてるんだろう?って思われてもしょうがない。
ある筋では「賄い」のほうが美味いっ!!って言われるほど。。。。。(爆)そんな噂に今日はお答えします。

本的にはサービス前(イタリアでは)に食事ってのが一般的なので、ま、時間もかからず手っ取り早くつくれてしまうのが一般的なんですが。。。イタリアでの賄いの時間っていうのは家庭で家族がみんな揃っていっしょに食事するみたいなコミュニケーションの大切な場。。。ワインのボトルでてることもレストランによってはあったり。僕の知ってるイタリア人のシェフも「食事とワインはきりはなせない」って言ってましたから、必ずグラス一杯は飲んでました(笑)

実際過去
にも賄いの最中に現れた客様とか、偶然一緒の席についた一般の方とか必ず「美味しそ~!!っとか、美味いっ!!」っておっしゃいます。下手するとメニューよりも美味い!?って(そんなバカな・笑)

ま、食を提供する人間にとって、まず自分らが「うまい物」食べなくて、どうしてお客様に「うまい物」くわせられるんだろ!!って10年前のローマ修行時代に習ったことです(笑)
一昨年、ある取材でここのお店を訪ねた時も、朝からず~~~っとシェフが大事そうに煮込んでいた2つの鍋があったんですが、てっきりクルーの人たちはメニューの料理だと思い、湯煙と戦いながらもカメラをおもいっきり鍋によせて中を撮影したりしてたんですけど、昼前の賄いどきに、この2つ鍋が賄い用のお店の奥のテーブルに並んでいるのを見て「えっ!?あれって賄いだったんですかっ!?」って(爆)
そんなことで、僕も一番気合の入る賄い料理(笑)。去年いっしょに働いたスポンジシェフもこんなこと言っていた。。。


 「けーちろーさん、朝来て一番にやる仕事賄いですね。一番目が真剣ですよ」って(笑)


ま~そんなことで何枚か写真を。。。


DSC02931.jpg   IMG_3019.jpg

ウサギとか羊とか丸で買ったとき時とか、頭とかお店で出せない部分とかでてきちゃうんですよね。
そんな時は、でかい包丁を一振り、真っ二つに割った頭に、塩、ローズマリーなどの香草と、ニンニク・オリーブオイルを一振りして、オーブンにぶち込むっ!!当然、ジャガイモを下に敷いていると、オーブンの中でゆっくりと肉が焼けていく間にでてくる肉汁を吸いながらも、己もカリカリホクホクのオーブン焼きになり、最高のオカズになっちゃいます。
後は焼けるのを待つだけ。。。。。
 
なかなか日本では流通してない肉や部分ですけど、イタリアでは普通にスーパーにも売ってたりしますから。安くて、うまいっ!!個人的には羊の頬肉があらゆる場所の肉よりジューシーで味もあり美味いって思うんですけどね。ちょっとグロですけど。。。(笑)


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時には煮込んだり。。。。。(2日かけて・・・笑) とポレンタ(トウモロコシ粉を炊いたもの)


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時には贅沢っ!!牛のタリアータ(ステーキ)!!トマトのブルスケッタ。


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さらには、元祖「春巻きっ!!」 当然リゾットも忘れません。。。


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これ、お米の入った野菜スープ(ミネストローネ)なんですけど、スタッフの一人アルセン君。なんとおかわり5杯しました(爆) おい、食いすぎだろっ!!^^新記録樹立!!
寒い日なんて、温かくてしかも優しい味が一番ですもんね。


後これ先日なんですけど、僕の13年あまりの料理人としての賄い時間の中ではじめて。。。。
 「寿司」にぎっちゃいました(笑)

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どうしても消費したかった魚の軽くマリネしたものがあったんですけど、火は入れられないし、そのまま食べるのも。。。と思いながら、気がついた時には酢飯作ってました(笑)もちろん、うちわ片手にです(爆)いやー、長いことイタリアにいると、たまにムショウに食べたくなるんです。
はじめての賄いでの寿司を思う存分堪能していた矢先、お客様(イタリア人カップル)入って来たんですけど、賄いのテーブルを横目に。。。。

  「 アッ、スシ~~~!!」 って(笑)

俺らも食べたいって言うんで、その人たちへの突き出し料理は、そのまま寿司となりました(笑)


で、最近は今一番流行っててここ数日みなさんサラダにどっぷりかけて食べてる、YOSSYが日本から持って帰ってきた業務用1リットル・胡麻ドレッシング(笑)いつまでもつのか!?^^ 10年ぶりに食べる日本のドレッシング最高っ!!

おっと、「10年ぶりっ」て言葉で思い出しましたが、私ごとながら先日なんと10年ぶりに「筍」食べました。しかも実家産の。。。(涙)
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 途中いろんな愛情を加えられ長旅しながら予想外のイタリア上陸っ!!あのシャキシャキした歯ごたえもそのままに。。。。もう、感激っ(涙っ)、おもわず子供の頃ジーさん家の裏山へ筍ほりへ行ったあの頃思い出しました。。。土からまだ出ていない筍を探すのはなんだか宝物探しみたいで面白かったな~。。。で、竹山を歩き回り土がほんの少し盛り上がったところの落ち葉をどかすと、そこには黄緑色の筍の先が。。。先っぽの向きで根の繋がってる方向を定め堀りさげ、根にあたったら一発で切断っ!!掘り立ての筍をよく酢味噌で食べたな~~(懐)
本当に感動っ!!本当ににありがとうございました。

ってな感じで「賄い」楽しんでいます。作るのも。。。食べるのも。。。。
やっぱり人間「食べる」のが一番の幸せですからね~。。。

  つづく。。。。

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Posted by sasuraichef | 15:08 | Comment [6] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

24 2009

みんなでハイ・チーズ!!

最近なんですがメニューにすでに載っているチーズ各種、只今ホールのサービス台の上で待機中サービス中。。。
メイン料理の後でまだワインが残ってる時など、お試しになられませんか?
チーズとワイン、最高に合います。
イタリア各地のチーズはもちろん、お隣フランス産のチーズもご用意!!
今夜のチーズは。。。

pecorino di grotta (ita)
pecorino al pepe nero(ita)
gorgonzola d.o.p (ita)
toma (ita)
camembert double (fra)
reblochon de savoie d.o.c (fra)

IMG_3126 blog

仕入れ状況によりいろいろ種類は変わります。
個人的にはトスカーナ州でもペコリーノの有名なPIENZAの近くに長年住んでたので、マイナーにペコリーノにたっぷり蜂蜜かけて食べるの一番すきなんですけど(笑)
できたての温かいリコッタも最高っ!!
5~6年前に一度取り寄せたサルデニア産のクラベット。ほとんどサルデニアから出て行くことはない貴重なチーズ。小ヤギが乳飲んで胃袋一杯にお乳が入った状態で、おなかを裂き、胃袋の上部と下部をヒモでしばり、切り取りだし、そのまま熟成。。。。
当然胃袋に入ったままの状態で形もミョーにリアルだった。でも、これはチーズの歴史上、チーズが発見された当時の作り方なんでしょう。味はピカンテ(ピリッとしてすごくクセのある味)なのでいろいろチーズを食べた最後にたべましょう。でないと、後全然分からなくなるくらいクセありますから(笑)
あと、イタリアにはウジ湧いてる(わざと湧かしてる)チーズとかありますからね。。。。ちょっと勇気は必要ですけど(笑)

近日、bagos,blu del moncenesio,agiago,tete de moineとか食べたいな仕入れたいな~(爆)

ということでベルコーレにお立ち寄りの際は、ぜひ食後のチーズとワインで楽しいひと時をお楽しみください。

IMG_3135blog.jpg    IMG_3137blog.jpg,
最高の笑顔で何処からともなく仕入れてきた怪しいテーブルでチーズを提供するオーナー・アブデル氏

Posted by sasuraichef | 16:12 | Comment [0] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

21 2009

日本ノ「美」、忘レベカラズ。。。。

日の実家からのメールで地元鹿児島県は伊佐市菱刈のある地区で、ソバ祭りってのが行われているという情報を知った。なんでも、その日にはその地区の民家はソバを作り、家に来た方にソバを無料で提供する。で、ここがすごいのがどんな人でも家に上がり、ご馳走になってしまえるところ。おかわりもあり、そしてまた隣の民家へといきはしごもできてしまうという。。。どの民家も溢れんばかりの人とのこと。
こんなことイタリアでは絶対ありえない。。。知らない人が溢れんほど家にはいり、食事をして帰っていくと絶対、食い物はもちろん金目のもの無くなっているだろうし(笑)もしかすると家具なんかも1つ2つ消えててもおかしくないな(爆)
確かに日本の田舎なんて道端に無人販売所なんてものもあって、農家の方々がとれたての野菜や果物を無人販売所に置き、それを買いにきたお客さんはちゃんと表示された料金を料金箱へいれている。イタリアでこんなのやったら、品物はおろか、料金箱がまっさきに消えるであろう。。。(泣)
 国が違うということは国民性の違いあり、文化の違い、ましてや治安の違いあり。。。  毎日ニュースで不況だ・事件だ・事故だと暗い話題が上がる日本だけど、こういういわゆる日本という文化や風土が生み出した、絶対に他の国にはない部分は、これからも変わらず残していってほしいですね。
 前年まで働いていたホテルに今ただ一人残ったサムライ・スポンジシェフは、このソバ祭りの地区の出身者。昨日フィレンツェに来たのでBARでお茶しながらこの話題を話したら、すごく懐かしがっていました。すべて手打ちで大量に作ってたって。こんな環境で育った人間だから、素直に真っ直ぐ生きてますねタクちゃん。(笑)
 
まだまだ日本もすてたもんじゃない!!これこそ日本の美学っ!!

Posted by sasuraichef | 19:30 | Comment [4] | TrackBack [0] | イタリアから物申すっ!!

19 2009

春爛漫っ!!(中も外も。。。^^)

日は朝からある雑誌の取材が入っていて料理の写真撮影やインタビューなどあったんですが、昼過ぎごろキッチンの中を撮影中、外は雨に。。。 で、雨かと思いきや雨がにかわってしまって。
うちのキッチンの天井窓、若干換気の為あいているんですが、なんとちょっと雹が入り込んできて(笑)
一回クッションがあって入りこんだんで勢いはないのですが、4~5年前自分の知り合いは新車を買って1週間後にいきなりの雹にあってボンネットから天井、すべての上の面がおもちゃのマシンガンでうたれたようになりました。泣くになけず、ましてや笑えず。。。。春らしい天気っていわれればその通りなんですけど。。。
 ま、そんなことでその撮影の為に料理を何品か作りましたので何品かUPしておきます。

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   平目とサーモンのタルタル、サワークリーム添え


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ズッキーニと仔牛の胸腺のソテーと熟成させたペコリーノチーズのソース


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子豚のソテーをつめたカカオのトルテッリ、根セロリのソース


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本日の魚とジャガイモ、トマトの紙包みオーブン焼き


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       ラムの香草焼きとラタトゥユ


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  イチゴのアスピック、バルサミコ酢のジェラート



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    で、これは製作中のアスピック。。。

ま、こんな感じで春のメニューだしております。

皆様のご来店、ベルコーレのスタッフ一同お待ちしております。

Posted by sasuraichef | 01:54 | Comment [2] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

16 2009

アルノ川の主(ヌシ)現るっ!?

日水曜日のベルコーレは夜のみの営業ということもあり、お昼はオーナーと近くのトラットリアで食事の約束。起きたのも11時くらいで、すでに窓を開けると太陽も高くすでに初夏を思わせるほどぽかぽかいい天気。

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で1時に約束していたのでチャリで行くとすでにオーナーは到着していて、オープンテラスに座っているタンクトップの観光客のおねーさん達を見ながらすでに飲んでいる(笑)
パスタ半分とビステッカ(2人前)を注文。ワインも2人でほぼ1本空け(ほとんど彼だな・笑)おなか一杯になったのち彼と別れ、まだ店に行くには1時間ほどあったので景色を眺めながら散策していると。。。
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フィレンツェの中心を流れる「アルノ川」。あの有名なポンテ・ベッキオ(ベッキオ橋)が架かっている川なのだが、すでに川の淵には日光浴をしている人がちらほら。

すごく景色が良かったのでカメラでパシャり。。。

なんとなく下を見たら、釣りをしているおっさんが一人。。。
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こんな川に魚いるんかいっ!?って思いながらも5分ほどそのおっさんの釣り現場をのぞいていたのだが、まったく反応なし。。。
ほらいわんこっちゃないっ思いながら出発しようと思いながら自転車のペダルに足をかけた瞬間っ!!おっさんの竿がシナッた!!!
ここまでしなるんかいっ!!って思うほどしなっている。
引いては休み、引いては休み。。。。長期戦を覚悟してる様子。
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おもいっきり撓った竿の先から水面に伸びる糸先にはまったく魚らしき物は見えず、あれこれ根がかり??と思った瞬間っ!!
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ヌメリと水面に巨体を現したコイ。。。。。。でかっ!!
水面に現れてからもまた長い。

ようやく5分ほどの格闘のすえ、おやっさんのタモ(網)に入り終了!!

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タモの中のコイのでかさ!!はんぱじゃない!!でかっ!!
とおもいつつ、川を見ると親父さんが釣り上げた鯉の2倍の長さがありそうな「魚影」がゆっくりと泳いでいる(驚!!) これは「ヌシ」かっ!?
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なんなんだこのアルノ川は!?
汚染でもされているのか???

僕の脳裏にはふと「ゴジラ」の誕生の話がうかんだ(笑)

こんな景色の中ゆっくりと釣りでもしたいもんですな。

この夏、アルノ川で「鵜飼」している人がいたら僕です(爆)

Posted by sasuraichef | 01:26 | Comment [4] | TrackBack [0] | イタリアの街角

13 2009

キッチンの「常夏でバカンス中の王女様」

毎日毎日僕らは鉄板の 上で焼かれていやになっちゃうよ♪
って歌もあったけど、毎日毎日パンを焼いて焼きたてをご提供中。。。
買ったのとやっぱり自家製は違いがわかるんですよね。パンって注文取ってからすぐサービスするんですけど、パンの美味さに前菜出るまでの間にパンがなくなっちゃってるってことが何度か。。。(笑)
ってなわけで今日はパン作りをご紹介っ!!

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うちでは毎日3種類のパンを焼いてるんですけど、発酵時間が違ったり焼き時間・焼き温度が違ったりといろいろ差があるわけで、時間配当うまくしていかないと大変なんです。
パンって生きてるんですね。
その日の温度・湿度などなどで作業の途中で微妙な調整をしていかないと毎日同じものはできないんです。生地の固さや発酵時間・焼き時間など毎日変わります。

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そしてなにより美味しいパンが焼けると、パンの香りがキッチン中に。。。そしてパンに耳を近づけるとパンがしゃべってます。いや、喋ってるというより産声みたいな感じかな(笑)
ちゃんと「ぱりぱり」って表面に小さな亀裂が走っていく音がホントにするんですね。まさに焼きたてパンのハーモニーって感じ。。。香りをかいでこの音聞くとすごくしあわせな気分になるのは僕だけじゃないはず。
パン作りの醍醐味って感じですかね

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パン作りにて大切なこと。。。まずよくこねる。よくこねてパンの形成に大切なグルテンを発生させるのです。このグルテンの形成によってパンが膨らむ力をつけ、均等なガス部屋ができあがるのです。

 「やさしく転がせ、パン生地は女性のように大切に扱えっ!!」

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って僕の師匠サルバが言ってた名台詞っ。(笑) もっともここでは書けないシモネタまがいの表現もありましたが。。。(爆) 今ようやく分かる歳になった。。。(爆)

 ってなことで発酵段階に入っていくわけです。

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もうひたすら待つのみ。。。。冬場のように気温が低ければ温かい所においてやり、夏場のよう暑ければ急激に発酵しないように涼しいところにおいてやる。。。
まさに「常夏のバカンス中の王女様」って感じで大切に大切に気分をうかがいながら発酵させるわけですね。

生地を作り始めてから1次発酵・ベンチタイム・二次発酵を終了した時点で3時間ほど経っています。

後はじっくり1時間オーブンの中で温度・湿度を変えながら焼いていきます。

そして待つこと1時間。。。。。常夏のバカンス中の王女様のできあがりっ。!!

しっかり「プーン」って焼きたてのパンの香りと、「ミシミシ」というハーモニー奏でてます♪


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最近家庭でも簡単にできる「ホームベーカリー」ってのが流行ってるみたいですが(材料だけ入れておくと自動でコネ・発酵・焼きまでしてくれる代物)、そこの奥様方っ!!休日、家でゴロゴロしている旦那様を邪魔なように扱うようではなく(笑)、常夏でバカンス中の王子様を扱うかのようなき持ちで一から手作りで作るのもいいかもしれないですよ(爆)パンの為にも。。。旦那様の為にも^^ お後がよろしいようで。。。

Posted by sasuraichef | 16:12 | Comment [6] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

12 2009

明日はパスクア(キリスト復活祭)

明日はパスクア(キリスト復活祭)でキリスト教ではクリスマスの次ぐ大切な行事。
日曜日・月曜日と連休でレストランのほうもすでに予約が入ってる状態。。。。ホテル・レストラン業界もこのパスクアを皮切りにシーズンが動き出すって感じなので、今シーズンものすごく楽しみ。
 このパスクアって復活を意味するため、町中のお菓子屋さんには卵の形をしたチョコレートがショーウインドいっぱいにならんでいるわけ。チョコレートをわると中には子供向けのおもちゃがはいっていたりするんですけど、今日オーナーの息子が残していった(子供にとって中身が命っ!!しいて言えばグリコのおまけのようなものですか!?)チョコをたべたんですが、子供向けだとおもいきや、けっこう想像を上回るおいしさでした(笑)
食後のエスプレッソコーヒーを飲みながらチョコをかじり、10回目のパスクア(イタリアに来て)におもいはせるのでありました。
 さ~気合入れていきまっせ~~っ!!
Allora,ragazzi Cominciamo a lavorare!!  。。。。どっかで聞いたセリフ(笑)

Posted by sasuraichef | 01:04 | Comment [2] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

10 2009

化石になりかけたフィレンツェモザイク(第二章)

や~長い沈黙を破って約1ヶ月前、いやそれ以上か。。。(笑) 更新することが凄く遅れてしまってた「フィレンツェモザイク」の写真UPしていきやす。

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前回の3つ目のパーツを組み込んだ作業をさらに繰り返し、どんどん組み合わせていきます。

ただ、組み合わせていくごとにどんどん複雑になっていくし、なかなか細かい作業箇所があったりでかなりの集中力を必要としていくんですが、「サスライプーさん(住所不定無職)」という危機的状況を感じさせない、高いモチベーションをもって作業していくのを、我が師匠ことYOSSYさんは不思議に思っていたみたいです(笑)

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でもやっぱり難しく師匠のチェックも入り、削らなければいけないところを「矢印(→)」で書いてもらい、さらに削るのであります。

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石と石を合わせ擦るようにお互いを上下に動かし、接着面を滑らかにし、隙間無く合わせる作業をする師匠。


隙間無く合うようになったら裏返し、コンロの火でよく過熱した鉄の棒でロウを溶かし、石と石のつなぎ目に垂らし接着する。

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さらにパーツは増えます。なんとなくできてきました。
次回はとりあえず前パーツが繋がったところから紹介します。

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 て、ここからが大事。私の師匠YOSSYこと北原好恵さん、現在日本上陸中。。。
4月14日から24日までの10日間、東京は日本橋三越本店での「イタリアフェア」内にて「フィレンツェモザイク」を出展いたします。
今回はデモンストレーションも行い、私がこれまで紹介してきたことなどを実際皆様の前で公開実演する予定です。
フィレンツェの伝統工芸をお楽しみください。

 彼女のブログはこちら↓
  http://lafanciulla.seesaa.net/



Posted by sasuraichef | 00:45 | Comment [0] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

07 2009

帰ってきた飴細工職人。。。の巻っき!!

しぶりのケーキ作りと飴細工作り。
知り合いの子供の誕生日にティラミスのリクエストを受け早速作っちゃいました。
 前の職場では結構バンケットごとに、野菜やフルーツ彫刻、飴細工、ときにはウェディングケーキなんてのも作ってましたが、今のレストランではバンケットがないので久しぶりに遊び本気モード」に突入したんですが。。。(笑)

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 細工って温度管理や時間・そして専用の機材などが揃って作くれる環境になるんですけど、ここには柔らかくなっている飴をその固さのまま維持してくれるランプとかないので、電子レンジに10秒突っ込み、取り出して10秒伸ばす作業するの繰り返しとなってしまったのと、他にもすることがたくさんあって。。。(泣)

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 なんとか一輪の花ができあがりました。
はなまってなかったんですけど、指先は一日経った今でもヒリヒリ(軽~い火傷)してます(笑)
連日やっていると指先もなれてきて素手でできちゃったりするんですけど、ゴム手袋でも今はちょっと辛かったり。。。(爆)  
 喝っ!!修行が足りんっ!!  って言われてしまっては言い返す言葉もないのだけど(爆)

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でも、久しぶりに作ってやっぱり楽しかった。子供が粘土遊びにドップリつかって集中しちゃうように、飴細工の時間って料理を作る感覚とはまた別の次元で集中しちゃって。。。。ま、ぶっちゃけた話、完全に遊び感覚で制作しちゃってます。(汗)
で、なんとか飴細工ができたら次はメインのティラミスのケーキです。
まずはビスキュイってアーモンドプードルが入ったスポンジに似た生地を作るわけですが、さっそく2月のパリ旅行中にプロ調理器具専門ショップで購入した「線引き(勝手に命名)」でカカオベースの生地をシリコン製のタペットの上に塗り、別に作っておいたビスキュイ生地を流し込み、焼きまして出来上がったのがこちら↓

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これを型にはめ込み、マスカルポーネチーズと全卵、そして砂糖を一気に立てます。
いろいろ自分でもやってきたし、ほとんどの店がやってる卵を別立てにしたり、生クリームを立てたのを加えたり、リキュール入れたりとそのような小細工はまったく無しっ!!3つの材料を一気に混ぜ立てるっ!!シンプル・イズ・ベストっ!!  多分、人類史上はじめて誰かが作ったティラミスもこんなんだったであろう。。。的感覚。分量と立てる加減を間違えなければ、生クリームなんか入れなくても十分に軽いのです。

き立てのエスプレッソコーヒーを惜しみなく使って出来上がったのが、このティラミスケーキ。

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で先ほどの飴細工を飾りまして、ローソクも立ててホールへ見送りました。

キッチンの奥にいても聞こえる歓声。。。料理人として一番嬉しい時です。。。


 そんなわけで今年9月も「カボチャコンクール」に出場予定。今回は2つのカテゴリーにエントリーしようと思っています。今年は何作ろ~かな~。。。。



   ちょっと お・ま・け。。。

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※注意:特別UP!!150度近くの温度をさまよう飴をちょっとでもタイミング間違えて触ると上のようになります。一瞬「三途の川」が見えるんです。(笑)よい子はマネしないよ~にね。

Posted by sasuraichef | 13:04 | Comment [2] | TrackBack [0] | フライパン交響曲第7番イ長調 作品36「ベルコーレ」

06 2009

アブルッツォ州での大地震

今朝、起きてパソコンをつけていつのもようにメールチェックをしていると、日本から「地震大丈夫?」ってメールが何件もあって。 ?・?・?
早速ネットニュースを見るとイタリア中南部の都市アクイラ市を中心に大地震があり多数の死者負傷者がでているということ。。。
アブルッツォ州の隣にあるモリーゼ州に知り合いがいるのですぐに電話したら、やはりかなりの揺れを感じたとのこと。
その後時間が経つにつれて被害の状況もはっきりしてきて、地震から約1日経った現在死者が150名を越え、7万人の方達が家屋倒壊で家を失っているという状況です。
被害はさらに広大する見通しです。
被害にあわれた方々のご冥福をお祈りします。
 いっぽうこちらトスカーナ州はイタリアでも中北部にあるので、地震の影響はでていません。
たくさんの方からメッセージやメールを頂いていますが、こちらは大丈夫なのでご安心を。。。

Posted by sasuraichef | 23:44 | Comment [2] | TrackBack [0] | イタリアから物申すっ!!

05 2009

「夢」のワールドカップ出場。。。

ワールドカップ準決勝戦イタリア対パラグアイ。。。

真夏の日差しが陽炎を作りグランド全体がユラユラと揺れている。。。前半が終わりハーフタイムに入る。0-3で折り返す苦しいイタリア陣
グランドでは担架が出動し一人を運んでいる。

「あの子の為にがんばろーっ!!」円陣を組み、その掛け声が響き渡ると同時にすでにボロボロの僕らはグランドに駆け出した。。。





 ・・・ 5月都内某ホテル・菊の間・・・

何百人ものジャーナリスト・テレビリポーター・カメラがじっと沈黙を保っている。
会場の舞台中央にはすで何人もの選手が立っていた。

そして、長い沈黙を打ち破るかのようにアナウンスが聞こえた。

  「最後の選手を発表しますっ!!」

    会場内に緊張の空気が漂う。

  左FW(フォワード)・・・・

    ・・・・コバタ ケイイチロウッ!!」

  「ウオーーーーーーッ」 会場からどよめきが起こる。

 意表をついたというか、想像外だったというか。。。

 は無言で立ち上がり舞台へと向かって歩いている中、何百ものカメラのフラッシュが雨あられのようにたかれ追いかけてくるのであった。そのフラッシュの中で舞台中央の監督も僕も意味ありげに微笑んでいた。
 会場で起こった奮い立たせるような、このどよめきの意味があとあと分かるのである。
 




4年に一度の真夏の祭典という世界を巻き込んでのお祭り的感覚のワールドカップもすでに準決勝。
イタリア代表のアズーロ(青い)のユニホームのチームがゲームを展開している。。。
 試合開始5分後、バックのアキラ君から僕へパスが届いた。。。
青いユニホーム姿の僕。。。。?  
そしてチームはなぜか小学校の時のクラスメート。。。。??
 僕はパスを胸でワンバンドさせ受け取り、そして体を反転させると同時にドリブルで走り始めた。
左のラインをどんどん上がっていく。パラグアイの固いディフェンスに競り勝ち、2人抜き、3人抜き、そしてセンターリングを上げる為に左サイドの奥まで全力で走り続けた。。。。。。が、、、、その時であった。。。。

ドリブルをしながら冷静に「ふとっ」思ったのである。。。。
 

  「あっ、俺利き足 右だ。。。。」(笑)

  「左足でのセンターリングあげらんね~~~~~っ!!」(爆)


ドリブルからいよいよセンターリング上げるタイミングまで来たっ!!

  「一か八かのセンターリングだーーーーーーーっ!!」

 。。。ってのも虚しく、左足にかすっただけのボールは悲しくも地面をコロコロと転がり、パラグアイの選手の足元に届いた。。。(泣)

 そんな点もとれないゲームでは負けるのみだったのである。。。

 右利きの左サイドのストライカー。。。使えネー(笑)

 
 出場選手発表会の時のドヨメキは、こんな選手を選んだ意外性からでたドヨメキだったわけだ。



 
そして、目が覚めた。。。 外は薄明るくなっている。
ふと自分で見た夢の内容を思い出し、アホらしくなったのである。

なかなか夢なんて起きてから思い出せないんだけど、この時の夢はおもろかった^^
一番大切な場面で、おもいっきり「素」になっても~た(笑)

僕はサッカー経験者でもないのに、先日見た本当の夢の中での「夢のワールドカップ出場(悪夢のセンターリング編)」。(汗)

皆さんも楽しんでいただけたでしょうか??(爆)










Posted by sasuraichef | 16:09 | Comment [3] | TrackBack [0] | イタリアから物申すっ!!

03 2009

真夜中のモザイク。。。

さて来週「日本上陸」予定の我がYOSSY師匠夏休みの終わりの宿題を片付ける子供のようにあたかもがのり移った如く、最後の追い込みをかけて連夜作業が続いています(笑)

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なんてこともないごつごつの普通のをあけると、驚くほどの模様や色がでてくるんですよね。そしてそれが形を変え、光沢のある1つの作品となっていくのは感動すら覚えます。
私こと「サスライシェフ」も2ヶ月前の「サスライプーさん(笑)」時に一作品挑戦しまして(まだ終わってないんですが。早く終わらせて写真UPしなければ。。。汗)作業の工程をこのとこので実際体験してみて、フィレツェモザイクの奥の深さを感じつつ、楽しさも分かりました。
今回我がお師匠さんの日本橋三越本店での出展では、初めての「デモンストレーション」も予定しており、自然の石が1つの作品になるまでの工程が分かるようになっています。
 ぜひ皆さまフィレンツェが生んだ300年の歴史を誇る「フィレンツェモザイク」の素晴らしさをお楽しみください。

  場所 : 日本橋三越本店 「イタリアフェア」
  期間 : 4月14日~24日 


 師匠(!?)ことYOSSYさんのブログはこちら↓

http://lafanciulla.seesaa.net/article/116109363.html

Posted by sasuraichef | 15:23 | Comment [2] | TrackBack [0] | なんでも挑戦っ!!

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