サスライシェフ、イタリアを喰らう!!!
イタリアで料理人として働いた13年。。。新天地を故郷鹿児島に移し夢を現実とする為に奮闘する毎日を綴ったブログっ!!
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Posted by sasuraichef | --:-- | Comment [0] | TrackBack [0] | スポンサー広告
さすらい過ぎているサスライシェフ
いやいや気がつくと今日は4月1日。
帰国してあっという間に2週間経ちました。
結膜炎も百日咳もすっかり治りました。いやー、イタリアでは13年一度も病院にいかなかったせいか薬が即効で効きました。(爆)とりあえず今まで、まだ伊佐と鹿児島の実家をを行ったりきたりしながらバタバタと動いています。
今日も午後から伊佐に帰り、4月5日まで過ごします。今回伊佐滞在では市の方々を交えて畑を荒らすということで農家の方が困っている伊佐の鹿やイノシシ、それなどを使ってお料理の提案などもする予定です。それが肉として流通することで害も減るし、そのための予算も割かなくていいし、しかもおいしくって、ビジネスとして成立するようになればお金も動くという、一攫千金プランですよね。まあ、今の段階では取らぬ狸の皮算用ですが。。。。(笑)
たくさんの方々がお時間を割いて僕たちのために会う時間を作っていただき、応援の言葉を頂戴しました。本当に感謝しています。まだまだお会いしたい方、ご連絡をいただいている方もたくさんですが今回はじっくり時間がありますのでお待ちくださいませ!!
さて先週末は伊佐市の忠元公園では「桜祭り」がありましたが、3月に入ってからも寒かった日が続いていたせいか、祭り当日も2~3分咲きでした(涙)
でもここ一週間は暖かい日が続きましたので今日明日あたり満開になっていると思います。個人的にも明日は花見をしようかと。。。^^
約20年ぶりの伊佐の千本桜の下での花見。。。ヒヒヒ この為に帰ってきたきたと行っても過言ではありません(笑)
次回は花見をするサスライシェフ編ということで(爆) お楽しみに~♪
皆様、伊佐の千本桜ぜひ見にいらしてくださいね。
Posted by sasuraichef | 11:34 | Comment [4] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅
故郷に無事着きました。。。
ローマからドバイ経由で関西空港へ、そして高速バスで大阪空港から鹿児島へと乗り継ぎ、一気に故郷に戻ってきました。
なので、まだ故郷に帰ってきたという実感が全然湧いていないのが本音です。
ちょっと旅の途中で目が充血し、今朝眼科に行ったら急性結膜炎と診断されました。。。(笑)
シンガポールからの一週間のフィレンツェ滞在、そして日本への長旅と時差ボケが治ったところでまた時差ボケと、ちょっと精神的にも肉体的にも疲れがでてきているのでしょう。
ま、そんなことで無事鹿児島に着きましたのでお知らせしておきます。
Posted by sasuraichef | 18:00 | Comment [19] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅
イタリア最後の一日。。。明日帰国します。
宮城県沖の大地震でかなりの方が亡くなられ、そして今でも避難生活を送られている情報を耳にするたびに心が痛みます。
こういうタイミングではありますが、明日13年住んだイタリアを離れ、故郷鹿児島に戻ります。
当初東京に一週間ほど滞在しいろんな方々とお会いする予定ではありましたが、状況が状況だけに関東滞在をくりあげ、関西空港に着く便に変更。伊丹空港移動したのち17日の最終便でそのまま鹿児島に戻ることにしました。
ここ一週間、ネットやTVでの情報を聞くたびに本当に胸が裂けるような気持ちになりましたし、イタリアでの友人達とのお別れとかななり悲しい気持ちにはなっておりますが、今は日本という国を目指し、現在起っている状況と向き合ってがんばっていこうと思っております。
今の日本に元気をっ!!
がんばれ東北っ!!がんばれニッポン!!!
13年間ありがとう。遠き故郷イタリアっ!!!
追記。。。
こんな記事をよくここに書き込みしてくれる (mstk)a.it さんのブログでみつけました。僕も同感したのでこのページにコピペさせていただきました。
非被災者の方に読んで貰いたいので転載します。
以下コピペ
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アゴラ
2011/03/14 22:45
東日本大震災で「ユーモア」が許されないこの緊張状態は危険 ‐ 岩崎聖侍
ユーザー : itnypartners
カテゴリ : 今週のテーマ 投稿
未曽有の大地震が東日本に襲い、多くの方が被害にあいました。何もできない自分が、本当に歯がゆいです。
そんな状況ですが、自分のできることを再確認しました。
1.まずは節電
2.できる限りの寄付
3.しっかり仕事をする(日本経済を復活させる)
4.未確認情報やネガティブな情報を拡散させない
だと思っています。
そして、5番目に、松本孝行氏もアゴラの記事でおっしゃっているように(不謹慎・自粛ムードに関する反論)「不謹慎」のキャンペーンを防ぐということを掲げたいと思います。Twitterでは、レンタルDVDの宣伝(テレビは地震のことばかりでつまらないという方。来店お待ちしております)をツイートした店員さんがボロクソに言われたり、テレビでアニメを放送したら、抗議の電話が鳴りまくったようなことが起きているようです。
しかし、みなさん、よく考えましょう。
まず今、日本は支援する国から、支援される国になってしまいました。これだけの被害が出たのですから、ただでさえ赤字だらけだった財政はさらに逼迫します。当然、もっと税収を増やさないと、日本はやっていけなくなります。
ということは、これまでに以上に、日本は経済成長を目指さなければいけません。テレビで悲惨な映像を見ているだけでは、被災地を復興することはできないのです。キレイごとではなく、お金(税収)がないと復興はあり得ません。
もちろん、まずは救出活動や復旧作業、ライフラインの維持が優先ですが、私たちができるのは、節電と寄付ぐらいです。それ以外は、なるべく普通に、いや普通以上の生活をしたほうが日本経済にはいいわけです。
しかし今、多くのビジネス活動が、「不謹慎」として叩かれる可能性を持っています。そうなると、普通以下の経済活動しか行われなくなり、そのツケは、いずれ国民、とくに復興が遅れる被災地の方が払うことになります。
ならば、私たちは節電をしながら、経済活動を続けないといけません。もちろん、消費についても同じです。スーパーやコンビニに行くと、水やカップラーメンはまったくの品薄ですが、ビールなどの嗜好品は全然売れていません。こんなときには、普段高くて飲めないエビスビールを飲んで、朝食はヨード卵ひかりの目玉焼きぐらい食べましょう。
それが復興への手助けになります。寄付だけでは、本当の意味での復興は難しいのです。
そして、何より、いっさい「ユーモア」が許されないこの緊張状態は、いつまでも続きません。そのうち、多くの人がストレスで体調を崩しかねません。
「人は幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだ」
私の座右の銘です。
テレビや新聞では、悲惨なニュースしか流れていないので、知らず知らず、多くの人が不安やストレスを感じています。なので、私としては、今こそ、お笑い芸人さんたちがテレビに出てきて、多くの人を笑わすべきだと思っています。
しかし、きっと今、お笑い番組をやったら、多くの人が「不謹慎だ!」と言って、抗議をするのでしょう。だから、テレビ局も放送できない。
スカブラという職業を知っていますか?
昔、まだ九州で炭鉱が盛んだった頃の話です。10人の炭鉱マンが3勤務交代制で、石炭を掘っていました。勤務が終わると、炭鉱マンたちは、トロッコに乗って炭鉱から出てくるのですが、そこにはなぜか11人の炭鉱マンが乗っています。そして、その中の1人だけ、汗はかいていないし、服はあまり汚れていない。そして、ニコニコと笑っているのです。
この男こそ、「スカブラ」なのです。
スカブラは、石炭を掘りません。炭鉱の中で、エッチな話やおもしろい話をしたり、みんなにお茶を出したりしているのです。これが仕事なのです(笑)
このようにスカブラを採用して仕事をしていた九州の炭鉱会社でしたが、日本のエネルギーが、石炭から石油に代わっていくのに合わせて、会社も傾いていきます。
すると当然、リストラの話になるわけです。役員たちは話をします。当然、「何もしていない"スカブラ"からクビを切ろう」という結論になります。
そして、スカブラをリストラし、10人の炭鉱マンのみが、炭鉱の中に入って行くようになりました。
その結果どうなったか?
作業効率が大きく下がりました。スカブラがいなくなってから、今まで同じ時間でやれていた仕事が、全然できなくなってしまったのです。そして、炭鉱マンたちの人間関係もギスギスしていったそうです。
今、自衛隊や警察、消防の方々は、もちろん必要ですが、多くの人を笑顔にする「お笑い芸人さん」も必要なのではないでしょうか。会社もせっかく休みなら、エビスビールを飲みながら、お笑い番組でも見たいです。そこでストレスを発散して、英気を養うのです。
そして、私たちがやることはたった一つ、また明日から一生懸命働いて、日本経済を復活させることです。
(岩崎聖侍 株式会社FreeLifeコンサルティング代表/ストーリー戦略の専門家)
今PCをつけたら。静岡で地震があったと。。。
(mstk)a.it さん大丈夫ですか?
無事なら連絡ください。
明後日には鹿児島での生活が始まります。今の僕にできること。。。
盛り上げていくことです。
FORZA JAPAN!!!!!
ラスト一週間のイタリア滞在日記は後日掲載します。あしからず。。。
Posted by sasuraichef | 17:24 | Comment [8] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅
フィレンツェに戻ってきました。さてイタリアラスト一週間っ!!
約3週間のシンガポールの旅からフィレンツェに戻ってきました。
毎日Tシャツ&半ズボンの真夏モードで過ごしていたシンガポールから一転、コートを着て飛行場から自宅まで帰ってきたイタリアです(笑)
気温の急激な変化と時差ぼけ(しかも一週間後日本へ帰国する為のダブル時差ぼけ)で、なんか体も若干重たいです。 あっ、これ太ったってことじゃないですよ(笑)昨日体重計に乗ったらちょっと減ってましたから(爆)
最終的に香辛料のけっこう効いているシンガポールの料理にちょっと食欲も薄れていたのも事実。。。味つけもけっこう濃いので、もう塩だけでいいですって感じだったんです(笑)
シンガポールの超有名な料理、これを喰わなきゃシンガポールに来た意味がないっ!!ってぐらいの有名な「蟹のチリソース&ペッパーソース」さえ、名前見ただけでちょっと敬遠してたので、結局は食べてません(爆)
そんなこんなでイタリアで生活するのも一週間をきりました。16日にはローマから日本へ完全帰国します。
13年前、ローマから入ったのでローマからでることにしました。バチカンのミケランジェロの「ピエタ」にも会いに行く予定です。そして僕のイタリアでの最初の修行先でもあるレストラン・トゥディー二のトモコさんにも会います。 僕にとってはイタリアでの母と言っても過言ではないくらいの存在の方なのです。
ローマではじまったイタリアでの13年をローマで終わらせます。まだ実感がなかなか湧かないのも事実なのですが。。。(笑) 今は日本、鹿児島に帰ってからのことで不安もありますが、夢と希望で満ち溢れている僕の心。。。(爆)
ラスト一週間っ!!楽しみますっ!!
13年前、ローマで修行しはじめて初めての休日で行ったコロッセオでの一枚。2000年という時を越えながら現代と共存しているローマ時代の遺跡には、かなりの衝撃をうけました。
それにしても若いっ!!細いっ!!(爆)
Posted by sasuraichef | 17:25 | Comment [7] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅
シンガポール、最後の一日っ!!
いや~気がつくと明日の夜イタリアへ戻るわけですが、長いこと更新しておりませんでした。 というのも、ラスト4日間で3回特別食事会が組み込まれておりまして、明日のランチが最後の仕事になっておりまして怒涛のラストスパートモードになっておりますので(汗)
一回分の食事会は6~7名様ぐらいなのですがフルコースですし、全ての食事会のメニューは変えておりますので結局のところ一回分の食事会の仕込みには丸一日かかります。
パスタも全て当日の朝の伸ばしてロングパスタにしたり、詰め物してラビオリなどしたり。。。パンも焼きますっ!!
なんせ全てが手作りの為かなりの時間が仕込みに費やされます。だれもいないラジオもない静まりかえったキッチンで黙々と働いていると一日があっという間。。。
シンガポールにいる気がしません(笑) 前半戦で観光ができたのでよかったです!!
というわけで仕込みの写真はおろか、料理の写真も撮り忘れている始末。。。
ただっ!!手作りスケッチ入りメニューだけはあるので、そちらのほうをUPします(笑)
これけっこうお客様には好評で^^ こういうところは、学生時代成績ビリでも図工&美術だけはだれにも負けなかったという、唯一のとり得がいかされています(汗)教科書&ノートは落書きだらけでした(笑) 親は泣きましたが。。。(爆)
そんなこんなで、明日の夜はイタリア行きの飛行機へ。。。ドバイ経由で明後日にはイタリアへ着きます。
そして一週間のフィレンツェ滞在の後、16日に日本へ完全帰国します。
20日間のシンガポールを振り返って。。。
シンガポールってこんなことがない限り一生行くことのないところだったと思います。
ただ自分にとってははじめてのアジア圏の国。 常に常夏でさまざまな人種が混ざり合い、食材も世界からいろんなものが入ってくる。東京のように高層ビルの立ち並ぶオフィス街、その回りを取り囲むチャイナタウン、リトルインディア、アラブ地区などなど、日本とイタリアでは感じることができないことを沢山感じることができました。
その中でもやはり一番印象に残ったのは食の文化。日本やイタリアのように四季がなく、国自体に農業などの生産能力がないのですべて輸入にたよっているので「旬」という素材がないっ!!というかすべて揃っているっ!!
日本からの入ってきている干し柿やイチゴ・みかん・菜の花の隣にスイカやカボチャなどが並んでいる(笑)
いや~こんなこと無かったですから。
メニューを作る時ってまず旬のものを書き出して、そこからアイデアを浮かべ形になっていくものなのだけど、干し柿とスイカを見比べて「違和感」をものすごく感じてしまいました。
こんな組み合わせは今までの僕の脳みその中には無かったわけですから。。。
それは違和感であったけれども、また新鮮な経験でもありました。はい。
アジア圏に3週間もいたのでなんだかイタリアがすでに遠い存在に思えます(笑)
いい意味で日本に戻る前のワンクッションになったのではないでしょうか。
沢山の経験ができました。シンガポールで出会えた沢山の方々、そしてロペレッタの水谷オーナー本当にありがとうございました。。。
Posted by sasuraichef | 23:50 | Comment [6] | TrackBack [0] | サスライ・股旅・一人旅・・・のち時々二人旅